「あぁ、綺麗だ。」
死に際に口からあまりに無意識に出た言葉には、自分自身でも驚いた。
/美しい、か?/
/お前を私は殺そうとしているのに、呑気なものだ。/
可笑しいな、痛みのせいでついに幻聴まで聞こえ出してしまった。
/気に入った、人間、お前は助けてやる。/
/お前、我の新しい主になれ。/
何か馬鹿げたことを言っているな。
しかも殺そうとして来た相手が上から目線だ。
やはりこれは可笑しいな、幻聴か?
/お前さっきから無視決め込みすぎじい? 流石の我でも泣くよ?そんな無視されたら、、/
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星街すいせい、またの名を龍泣かし