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だいぶとびますが許してください()
デートまでの間も、スマイルの体調はどんどん悪化し続けた。
時々心臓の不調を訴えたり、体調を崩して寝込んだりした。
それでも『デートは絶対行きたい』と言ってオレの心配は聞かなかった。
そして、2ヶ月後。
sha「スマイルーこっちー」
sm「あ、シャークん。」
sha「今日は体調、大丈夫なのか?」
sm「ちょっと調子悪いけど……大丈夫。」
sha「そうか……無理はするなよ。じゃあ、行こ」
オレたちが行ったのは、オレの家の近くの遊園地。
どうやらスマイルが小さい頃1度だけ行ったことがあった場所らしい。
スマイルがそこに行きたいと言うので、デート場所に選んだ。
sha「何乗りたい?」
sm「……じゃあ、コーヒーカップ。」
sha「お、いいな!乗ろうぜ」
✧• ───── ✾ ───── •✧
sha「はぁ〜!楽しかった!」
sm「うん」
オレたちは色んなアトラクションに乗って、たくさん食べて、たくさん話した。
sha「もう夕方だね……最後、なに乗ろっか?」
sm「最“期”……じゃあ、観覧車」
sha「ん。りょーかい。じゃあ、行こうか」
✧• ───── ✾ ───── •✧
sha「おお〜……!いい眺めだな、スマイ……」
sm「……はぁ、っ……はぁ……は……ぁ……」
sha「スマイル!?……落ち着け……どうにか……」
sm「……俺のことは……もういいから……」
sm「……俺の話……聞いて……ほしいな……」
sm「これが……最期のお願いだから……」
オレは、酷く焦っていた。
……このままじゃ、消えちゃう。
本当にそう思った。
────嫌だよ……
でも、聞かずにはいられなかった。
sha「……わかった。聞くよ」
コメント
5件
すまさぁん死ぬなぁあぁぁ
smさんっっ…… 神作品すぎます、、、、