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誰かの心臓になれたならは本当に意味が深いと思う...後めちゃくちゃ泣けました...涙袋爆発しました(´;ω;`)
うおああぁぁぁ、、、この歌知ってるけど、まさかこう言う意味だったとは、、、、、、(´;ω;`)
こんにちは
早速どうぞ
⚠注意
ナチ日帝です
NLです
日帝さんは女の子です
リクエスト、有り難う御座います
何でも許せる方のみどうぞ
軍人1「今、我が国の勝利を!!」
軍人2「連合国に地獄を!!」
日帝「…」
(街も人も歪みだしたな…)
(いつまで、こんな状況が続くのだろうか…)
日帝「…先輩」
ナチス「?」
日帝「…いえ、何でも無いです」
ナチス「…そうか」
コツコツ…
日帝「…」
『化け物が…』
日帝「…」
(自分が、化け物だと気づいている…
こんな力…普通の人間が持てる筈がない…)
日帝「!」(窓の外を見る
『勝利を!!』
『必勝を!!』
日帝「…」
(欲望に縋った愚かさも全てがこの目に写る…
踊らせているとは知らずに…)
日帝「…何で、こんな事になったんだろな…」
コツコツ…
米国「…」
米国「何か、言い残す事は無いか?」
日帝「…」
日帝「来世こそは、殺してやるよ…」ニヤッ
米国「…」
こんな世界に、未練はない
先輩も亡くなり、
イタ王も死んだ…
もう…全てがどうでも良い…
結局、自分の生きる意味なんて知らずに
そのまま朽ち果てた…
ー???ー
日帝「…」
(あの世…か…)
???「日帝!!」
日帝「!」
日帝「先輩…」
ナチス「…」
日帝「…」
コツコツ…
ナチス「!」
ナチス「日t」
日帝「…先輩…」
日帝「こんな世界で…
私は生きて良かったのでしょうか…?」
日帝「誰も守れない…誰も救えない…」
日帝「いつも、悪い方向ばかり行く…」
ナチス「…日帝」
日帝「私はッ…!!」
ナチス「…」
日帝を抱きしめる
日帝「…」
ナチス「日帝…良く聞け」
ナチス「あの日の事を思い出せ」
ナチス「私とお前が、初めて喧嘩をした日を」
日帝「…!」
日帝「どうして、先輩はそんな無理ばかり
するんですか!?」
日帝「休んで下さいと何回、言えば
良いんですか!?」
ナチス「…勝手に、日帝が言ってるんだろ」
イタ王「あ、あははは…」
イタ王「ふ、二人共落着こ?…ね?」
日帝「ッ~!!」
日帝「もう、先輩なんて知りません!!」
コツコツ…
バタン…!!
イタ王「ナチ…」
ナチス「…」
イタ王「…そう言えば、この後雨の予報だけど…」
イタ王「日帝ちゃん、
傘を持って行かなかったね…」
イタ王「もし、風邪を引いたら…」チラッ
イタ王「って…もう居ない…」
イタ王「はぁ…いい加減、素直になりなよ…」
日帝「…」
(先輩の身体を心配して言ってるのに…
どうして、先輩は分かってくれないんだ…)
コツコツ…
日帝「あ…」
(雨…)
そのまま、ボーと景色を見ていた
コツコツ…
ふと、雨が自分に掛かっていない事に
気づいた
日帝「!」
後ろを見ると…
ナチス「…」
日帝「先輩…」
ナチス「…風邪を引くぞ」
先輩が傘を差し出していた
日帝「…」
ナチス「…すまん」
日帝「!」
ナチス「日帝の気持ちを何も考えて
いなかった…」
ナチス「本当に、すまん…」
日帝「…」
ナチス「…焦っていたんだ」
ナチス「早く、次の作戦を考えないと
あいつ等に勝てないと思って…」
日帝「…そうですか」
ナチス「…すまない」
日帝「良いですよ…少し、腹が立ちましたけど…」
日帝「…私も言い過ぎました」
日帝「ごめんなさい…」
ナチス「日帝…」
日帝「…先輩」
ナチス「どうした?」
日帝「わざわざ、私なんかに何故
傘を持って来てくれたんですか…?」
日帝「ほっとけば、良いと思うんですが…」
日帝「…面倒な女ですよね」
ナチス「…大切な人だから」
日帝「大切な人…?」
ナチス「嗚呼…」
日帝「…そうですか」
ナチス「…少し、散歩をして帰ろうか」
日帝「…はい」
コツコツ…
ナチス「生きる理由が分からない?」
日帝「…可笑しいですよね」
ナチス「いや…可笑しくなんてない」
ナチス「…私も考える時がある」
日帝「先輩も考えるんですか…?」
ナチス「…嗚呼」
ナチス「私の場合は、生きたいと思って
明日を見失ってな…」
日帝「…私は、死にたいと思いながら今日も
息をしています」
ナチス「…そうか」
ナチス「日帝」
日帝「?」
ナチス「…生きたいと思っても、いずれ
死ぬのが人間だ」
ナチス「永遠なんて、無い」
ナチス「思いどうりの日々では無いかも
知れない」
ナチス「…でも、悪い事ばかりの
人生では無いぞ?」
日帝「…そうですね」
(実際に、貴方と居れて私は変われた…)
ナチス「…そろそろ、帰ろうか」
日帝「…はい」
コツコツ…
日帝「…」
ナチス「…」(日帝の手を繋ぐ
日帝「!」
ナチス「…少しでも、日帝の不安な
気持ちが和らげは良いと思ってな」ニコッ
日帝「…有り難う御座います」
コツコツ…
日帝「…」
(自殺…か…)
日帝「…先輩…」
日帝「私を置いて逝かないで下さいよ…」
その日も雨が降っていた
日帝「…」
(嘘でも良いから…幻でも良いから…)
どうか、またあの日の様に
傘を差し出して笑って下さい…
日帝「ッ…!」
ナチス「…置いて逝ってしまって
すまない」
日帝「…本当ですよ」
日帝「私は、ずっと先輩の側に居たかったです…」
日帝「ずっとッ…」(泣)
ナチス「…」(強く日帝を抱き締める
日帝「先輩のバカッ…!置いて逝かないで
下さいよッ…!!」
日帝「…寂したかったですッ…!!」
ナチス「…すまない。日帝」
日帝「どんな世界でも貴方が居れば
生きてみたいって思いました…!!」
ナチス「…」
日帝「…もう、私から離れないで下さい…
お願いしますッ…」(泣)
ナチス「約束する…もう、絶対に
離れない」
ナチス「…日帝」
日帝「?…」
ナチス「…最初で最後の言葉だ」
ナチス「愛している…」
日帝「ッ!!」
日帝「私もッ…ずっと愛していますッ…」ニコッ
ナチス「日帝…!!」
そのまま、厚い口づけをする
読んで下さり有り難う御座います
この曲、凄く好きです
特に『最初で最後の愛の言葉だ』の歌詞…
最高です
それでは、さようなら