『…私、総統様に接触する。 と言った覚えがあるのですが…』
コ「うん。」
きょ「へー、そうなんや」
ぐ「…」
騎士達《…!》キラキラ…
『この状況はなんでしょうか…?』
コ「え?どう見たって訓練場で騎士達に教えてくれる状況だよね。腕利の暗殺者さん…達」
ぐ「くっそ俺もかよ…」
きょ「手当には色付けるで」
ぐ「やるぞダイア。初仕事だ」
『懐柔早…』
『…ぇ、』
騎士達《よろしくお願いいたします!》ペコリ
『…』じっ…
ぐっ、ぱっ、ぐっ、ぱっ、
コ「…」
コ「わー!手にぎにぎしてどうしたのー? じゃ、頑張ってね⭐︎」
きょ「頑張れよ」
『ハンドサインぐらい知ってますよね?』
…
ぐ「咄嗟にシグナルフォーヘルプは草」
『はぁ…』
『では…始めましょうか』
騎士達《はいっ!》
ーーー
ガキンッ、キィンッ、ザッ!
ザワザワ…!
『はぁ、暑い…』ストンッ、
ぐ「はい水」
『ん、にしてもよく平気だなぐちつぼ…』
ぐ「体力はあるからね」
騎士「っ、あの!」
『どうかしましたか?』
騎士「ぐちつぼ様、お手合わせ願います!」
ぐ「わぉご指名。いいよぐちつぼさんとかで」
騎士「よろしくお願いします! ぐちつぼ…さん!」
『頑張ってねぐちつぼさん』
ぐ「ダイアはだめ」
『なんそれ…』
騎士「…」
ーーー
ぐ「さてと、準備おけ?」
騎士「…ぐちつぼさん」
ぐ「ん?」
騎士「ダイア様とは…どんなご関係で…?」
ぐ「…あー、ね。仕事上深くは言えないけど、俺の師匠が偶然ダイアを拾ってきてね。18…?だったか、そっから弟子同士かな 」
騎士「そう…なんですね、」ほっ、
ぐ「でも、」
ぐ「あげねぇよ?」ニヤ
騎士「!っ、ふんっ、」ダッ
キィンッ!
ぐ「よっ、」ヒュカッ、
騎士「っく、」くるっ
ーーー
『はー、元気なことですね。』
『はてさて、この後どうしますか…』
ぴくっ、
『!』バッ、
シャッ、
『今…あの部屋のカーテン、開いて…?』
確かあそこは…
『総統室。だったはず…』
総統室。扉の前には埃が溜まっていて、 食事しか通らなさそうな小窓が廊下側に一つ。
外からはずっとカーテンが閉まっている、 窓枠の錆びた窓が見える部屋…
『フフッ、お誘いですか?なんて。』
少しでもカーテンを開けてくれたなら。
『すぐに光が入りますよ。総統様』
コメント
2件
わぁー!!👏すごいです!次も待ってます!!