「花吐き病完治RTA〜花吐き病?あぁ、神代センパイが5秒で終わらせた奴ね…〜」
⚠類司あり 司くんが花吐き病です
薄く 冬彰♀ こは杏 ありです
少女漫画読んでる彰人 司先輩保護冬弥
司に好かれてると疑わない自信まみれ類
なぜか同じ授業のワンツーと寧々さん達
それでも良い方のみお願いします⚠
何でも行けるよって方だけ、この先にお進みください( ╹▽╹ )
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この気持ちには蓋をしなきゃ…
心とは箱なことに気づいた。
そこに嬉しい気持ちや悲しい気持ちをしまって、そう感じた時に溢れてくる。
でも時には、その気持ちを抑えて蓋をしないといけない。
ふわふわと溢れてくる「好き」の気持ちには、知らないフリをしなきゃ。
「お゙ぇっ…ごほっ、ゴホッ…ビチャ」
え…?なにこれ?花?
人から花がでてくるなんてありえない、ってことは…?
これ…?「花吐き病」…?
「司くんッ!?」
「司!?!?」
「司センパイっ!?」
あ…やばい…皆にバレる…
隠さなきゃ…隠さな
ぢゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
え???????????
「僕神代類。18歳(?)。花のDK☆
じっ…実はね、テレテレ司くんが…好きなんだ…テレ」
「きもい」
「えひどい」
「普通に気持ち悪いっすよ、で、なんでそんなテンション高いんですか?」
「ふっふっふ〜、よく聞いてくれたね東雲くん!!!」
「うわ面倒くさいのに引っかかった」
「今日はね…体育があるんだよ!!!」
「へー…うん?」
「それのどこがテンション上がるの、下がるでしょ普通」
「寧々とは違うんだよ、体育はね?司くんの体操服が見れるんだよ!!!!」
「は????」
「好きな子の生足ってどんなものより強く(意味深)なると思うんだよ」
「おえええええっ…」
「類気持ち悪い無理」
「だからなんでだい???!?!?」
「てかさ…なんで2年の教室にいるの?」
「来たかったから」
「帰れ」
「帰ってください」
「扱いが酷い!」
話は戻り〜〜〜
「え!?ちょ、類!!!離しなさい!!」
「ま、え?ま…はな…?え?」
「やばい東雲ちゃんが固まってる」
「東雲ちゃーん!!!」
とモブが騒ぎ立てながら彰人は固まり寧々は類に掴みかかるというカオス状態である。
いや先生仕事しろ。
(くっそ…!なんでこんな時杏いねぇんだよ…!!バカは風邪引かねえんじゃなかったかっ…!?)
「ん!?んー!んっ…!」
動けない。
頬を手で固定されてるんだこれ。
あやべ、なんか込み上げてき
「おぇ゙ッ…ゴホッゴポッ…んぐッ、ぐ〜…!」
やばい離さない、こいつ離さないぞ?感染する!感染するから早くどけ!
類の背中をポコポコ叩くが、身体に息が入っていない今、蚊が止まったような痛さだろう。
鼻から呼吸を知らないので今死にそうになっている。
あ、やべ…終わる…
「ぷはっっっ!!!はーっ!はーッ!」
「大丈夫かい?司くん?」
「大丈夫な訳あるかっっっっ!!!!」
「おい類一発殴らせろ」
「司先輩保護委員会だ」
「冬弥…おまなんでここに????」
「俺は司先輩保護委員会委員長の青柳冬弥。いついかなる時も司先輩のピンチに駆けつけねばならない。よって、授業を早く切り上げてきた。」
「さっきその司センパイ死にそうになってましたけど???」
「うぐ…そ、それはな…!」
「てか授業切り上げられるくらいの権力持ちなの???」
「先生に先生を任せられている」
「おい仕事しろよ」
「いや!!!!俺の話聞いてくれ!!!」
「どうしたんですか司先輩!?」
「さっき類にキスされたんだが!?急に!しかもなんか知らんが白色の…」
「それ花吐き病治ってますよ、いや早すぎません?」
「そうだろう!?もっと「この恋は叶わないんだ…」とか「貴方の幸せを願っているわ」とか(未来のスターのため演技めちゃうま)があるもんじゃないか!?治すのにも1年とか…」
「普通は掛かりますよね、1年」
「てか!!!!!!俺が類を好きなこと、いつから知っていたんだ…?」
「会ったときからだよ」
「あっ…え?会ったとき?初めて?」
「ああ。会ったときだよ。これは運命だな…と思ったね」
「待って本当に気色悪い幼馴染やめたい」
「それだけはお願いしますやめないで」
「というか司くんが好きになる人なんて僕以外あり得なくない?」
「急にギャルやめて」
「だからだよ。だからキスしたんだ。」
「うっわあ…」
「俺だったらぶん殴るな」
「そんなことさせないが」
「なっ…///」
「イチャイチャしないでくれ…お願いだから…(非リア民の代表草薙寧々より)」
「うーん…そうか…じゃあ司くん、付き合ってくれ!」
「え?え?…ゑ?」
ギュッ「ハッピーエンドだね!」
「んなわけあるか!!!!!!」
おまけ
「んー…!!こはね〜っ!!」
「大丈夫だよ杏ちゃん、ゆっくり休んでね」
「うううう…グスングスン…」
「はい杏ちゃん!塩トマトだよ、食べて?(めっちゃいい笑顔)」
「こはねが怖いよおおおおお」
ぴこんぴこん♪
「杏ちゃん、スマホ鳴ってるよ!」
「んー…なんて…?「司センパイが花吐き病なったけど神代センパイが急キスして5秒で治したわ今草薙が神代センパイぶん殴りながら冬弥が後ろから殺意増々で筆箱持ってる」って?ゑ?」
「待って杏ちゃん、どうしよう、私何言ってるか分かんない」
「安心して私もだよこはね」
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