コメント
2件
めっちゃおもろい!にちやは、もしかして霧島達のことを言ってるのかな?吉田〜絶対守って!続き待ってる(*´꒳`*)
今回も神ってましたぁぁ!!!!! 家族を思って行動する4人、、優しい((( 雨宮よりも強い、、、!?!?ラr((殴 そんでいよいよクライマックス、、、この兄弟喧嘩どうなるんやぁ、、、 次回もめっっっさ楽しみだぜぇ!!!!!
刃と刃が交錯する音が、静寂を切り裂く。
「ははっ、やっぱり兄さん、すごいや!」
日哉は楽しそうに笑いながら、次々と鋭い斬撃を繰り出す。
だが吉田は、それを一つ一つ正確に受け流していた。
「…お前、どこまで堕ちた?」
「どこまで、かなぁ?」日哉はふわりと笑う。「でもさ、兄さん。俺、あの人に命令されてるんだよね。兄さんを殺せって。」
「あの人…?雨宮か?」
「んーん。」日哉は首を振る。「もっと、怖い人。」
その言葉に、吉田が驚く。
「兄さんってさ、なんでそんなに強いの?」
日哉は楽しげに問いかける。
「…守るものがあるからだ。」
「俺にはそんなのないんだよね。」日哉の目がギラリと光る。「だから、兄さんの大事なもの、全部壊したらどうなるのかな?」
次の瞬間、日哉の動きが変わった。殺気が一段と鋭くなる。
「まずは…あいつら、かな?」
その言葉に、吉田の目が細まる。
「——やらせるか。」
吉田は一瞬で距離を詰め、傘を突き出す。だが日哉はそれを軽やかに避け、反撃の斬撃を放つ。
ギィンッ!
金属音が響く。二人の戦いは、ますます激しさを増していった。
——その頃…
「やっぱ行くっしょ!」霧島蓮が叫ぶ。
「…でも。」翔太は戸惑う。「親父の邪魔になるかも…」
「でも放っておけるか?」結那が低い声で言う。「私は、吉田を守る。」
「うん、父上は…私たちの大事な人ですから!」美咲も強く頷いた。
「行くぞ。」蓮がスマホをポケットに突っ込み、走り出す。
「…うん!」
4人は、吉田のもとへと向かっていった。
——そして、兄弟の戦いはクライマックスを迎えようとしていた。