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うおおおおおお伸びろ伸びろ伸びろ伸びろ!!!
「あの日がなければ世界は平和だった。」
20XX年、宇宙から来た秘密結社セキラ。
彼らが日本に来た時、建物も人々も全てがこの世から消えた。
この時はこれといった対抗手段もなく、全ての人は後ろ髪を引かれる思いのまま命を絶った。
こんな悲劇はもう起こらせない。そんな想いで政府から用意されたケモ耳の魔法少女、魔法少年たち。
【レリーフマジカル】
頭が湧いてるが力は強い、味方にいると心強い!みんなの安全を守る!という名前に並ぶほどのダサさのモットーで活動している。
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「ねぇ…レリーフマジカルって、めちゃくちゃダサくない?」
私の名前は桐ヶ谷ミカ。23歳。レリーフマジカルでのイエロー担当だ。なんも面白みもない人間だ。
『じゃあなに?オレが考えた初期案のマジカル☆シャイニングにする?』
笑いながら話しかける彼はネビュラ。ここでのパープルだ。ボイスチェンジャーを使っていて、さらにうさぎの着ぐるみを着ていたり、偽名だったりの何もかも不明な人だ。
「初期案のがダサいでしょ。ネビュラの案はダサすぎる。」
彼女の名前は青島凛先輩。ここでのブルー。クールでかっこいい憧れの先輩!時々吐く毒が可愛くて本当に好き!大好き!
「まぁ一旦落ち着こ?喧嘩はやめようね〜!鬼が来ちゃうよ〜?」
彼女は西宮日向美、レッド。みんなをまとめるリーダー的な感じの存在。お母さんみたいな感じでいつも優しい!この中で一番誠実な人だ。
「ミカちゃん!私最近ね〜!ネイル塗ったの〜!見てみてー?可愛くなぁーい?」
彼女は花園もも、ピンク。私のことをすごく慕っており、オシャレがめちゃくちゃ好きらしい。確かにめちゃくちゃ可愛い…
「…あ、ごめん聞いてなかった。なに?」
彼女の名前は会田三玖、グリーン。無口でよくスマホを見ている。よく話を聞かないことが多い。無気力だがいちばん強い。
はあ…やっぱりこの人たちでやっていけるのかなぁ…我が強すぎて崩壊しないかが心配…
スマホからポップな着信音が鳴り響く。
電話の相手は政府の人間だ。なにかあったのかとすぐに電話に出た。
「はい、桐ヶ谷です。…え?大怪獣が!?はい、すぐに行きます!失礼します…
みんな!近くで大怪獣が暴れてるらしい。準備はいい?…行くよ!」