借金を返す方法は…

syp「明日、、学校か……」

正直行きたくない。俺は友達もいないし

話せる人もいない…

それに、俺は貧乏だって……

いじめられてる…んやろうな、

これって

knさんに言ったほうがｯ…いや、これ以上迷惑かける訳には、

…でも、文房具も服も生活だって変わったし

みんなと同じような綺麗な通学用カバンも買った。

きっと、もう嫌味は言われないよね……？

朝になって、knさんと朝ごはんを食べる

そして、準備をして、

この家からは高校が少し遠いため

車で送ってくれるそうだ

俺は大丈夫だと言ったのに…

俺の父親は絶対そんな事しない

どうして、どうしてそこまで優しいの？

俺とあなたは最近知り合っただけの関係なのに

意味がわからないよ…

kn「…ほんまに、行くん？」

syp「…え？」

kn「いや、行きたなさそうやったし…」

syp「そ、そんなことないですよ！…あはは、」

kn「…帰ってきたくなったら連絡しろよ。迎えに来るから 」

syp「…帰りくらい自分で帰りますよ」

kn「友達と帰りたいか、笑」

syp「いえ…そう言うわけでは、」

kn「ま、自分の好きにしぃや。」

kn「ほら、行ってらっしゃい。」

syp「……」

kn「…」

syp「ｯ…行ってきます…」

kn「おう！楽しんでな！」

syp「…ふぅ、」

syp「お、おはよう…ございます、」

mb「…え、来たんだけどww」

mb2「まじ？www」

syp「……。 」

こうなるってわかってた。

やっぱり…いじめが無くなるなんてことは無いんだ…

mb「あっれれ〜？なんか物変わったね〜」

syp「…はい。」

mb2「…何一丁前に揃えてんの？」

syp「…すみません、」

mb「…どうやって買ったの？w盗んだ？ww」

ｸﾗｽを「…ww」

みんなクスクスとさいてーだなと、

俺に聞こえるように話している…

別に、どうでもええし…

syp「……」

mb「…飽きたわ。行こーぜ」

mb2「おう、！」

女の子「大丈夫…？」

syp「…、誰っすか」

「えｯ…クラスメイトの…」

mb「うわ、クラスメイトの名前もわかんねぇの？www」

mb4「さいてー…ww」

女の子「…あはは、」

分かるわけ…お前ら全員敵やし、

…帰ろうかなぁ、

保健室

syp「…失礼します」

先生「あら、sypさん。どうしたの」

先生「また、早退？」

syp「はい…。」

先生「…はぁ、少しは頑張ってみるのもいいと思うけどねぇ」

syp「……。」

先生「保健室にいるのは？」

syp「…帰りたいです、」

先生「…学校には居なさいよ、せっかく来てるんだから」

syp「……すみません、」

先生「ほら、勉強道具を持ってまたここに来なさい」

syp「ｯ…はい。」

俺はknさんに引き取られたのは土曜日…だった。

今日は火曜日。

月曜日は休ませてもらった…

今日も変わらない対応か…

こんなことで迷惑かける訳には…

やっぱ、このことは隠さないと

knさんにずっと迷惑はかけれない…

knさんに捨てられたら、俺…

あ、そろそろバイトか…

放課後はいつもこう。

あ、バイトか。と思いながらいつもの道を行く

…部活がある。とでも言っておこう

syp「あ、sypです」

店長「あぁ、sypくんね！少し話があるんだこっちに来て」

syp「…？」

店長「あのね…すまんけど、君…今日で仕事辞めてくれない？」

syp「…え、？」

店長「…ごめんね、高校生だから…あんまり無理して欲しくないんだ、」

syp「……わかりました、」

店長「せっかく来てくれたのにごめんね…今日と今までの分の給料ね。もう帰っていいよ」

syp「えｯ…今日も？」

店長「うん。今までずっと頑張ってくれてたからな。」

syp「…ありがとう、ございます…」

店長「笑…これからも大変なことは多いかもしれないけど、頑張っていこうね」

syp「…はい、！」

え、なんで辞めさせられたん？？

…俺なんかしたのかな、

syp「やっば、帰り道分からへん…」

syp「…どうしよ、」

バイト先から一旦学校へ戻る

syp「…迎え、来てもらお」

mb「あれ、sypじゃん。」

mb2「まじやん、なにしてんだ？」

syp「あ、！knさんっ…迎え来てもらっても…」

syp「あ、ありがとうございます！」

ふぅ、あとはここで待つだけ

mb「syp〜なにしてんのー？？w」

syp「…え、」

mb2「こんな時間にさ？w」

syp「いや、…」

mb「てか帰らないの？？いまさっき迎え呼んでたみたいだけどw」

syp「…迎え呼びました、よ？」

mb「え？wひとりで帰れないの〜？？w」

mb2「かわいちょ〜www」

syp「……。」

kn「syp。帰ろっか」

syp「knさん？！」

kn「…行こ」

kn「…なぁ、虐めてんの？」

mb「…い、いえｯ…ｶﾀｶﾀ」

kn「…もうやめてあげてな、」

mb「はいぃ！！！」

ーーー

そろそろ終わらせたい。