夕日が沈む頃、私達は買い物袋を持ち、帰っていた。
「今日も楽しかったね!恵流!」
私こと『冥-メイ』が『恵流-エル』にそう言った。
「そう?買い物しただけじゃない?ま、冥は私と居ると楽しいって言ってたから当たり前よ。」
「むーっ!ねぇ恵流って夢とか信じたりしないでしょ~?もうっ!!事実だけどっ!!」
「ふふっ。ごめんなさい、冥が可愛くていじりたくなっちゃったわ」
「そうそう、これ冥へのプレゼント。ハッピーバースデ-、冥。」
「良いの!恵流!?覚えてくれたの!?ありがとうね!!嬉しいなぁ…」
「当たり前でしょ?私達最高の友達じゃない。これからもよろしくね、冥。」
そう言って、恵流は私へ”最高”の笑顔を見せた。
___そんなかけがえのない思い出が蘇る。もう二度と見ない光景だ。
恵流はあの後亡くなってしまった。私と帰りに別れた後通り魔に巻き込まれてしまったのだ。
因みに私は別世界に転移?したらしい。今は君とどこか似ている”エルス”って子と一緒に要るよ。
「ちょっとメイ!?ゲーム機はそんなに長く使わないの!!」
「ちえっ。エルスは私のお母さんかい?それともなんだい?同居人かい?やっぱり姫かい?」
「はぁッ!?違うわよ!!そうね…最高の友達___だった気がするわ」
「え~?エルスは私の姫でしょ?」
「うっさいわね!!」
エルスは照れ隠しをしてるそう私に”最高”の笑顔を見せた。
私達の帰り道には夕日が綺麗にあたる道がある。
神様が、私に罰しかくれなかったクソみたいな神が、私に幸せをくれるのなら
橋の下に流れる、影が少しかかった黒い川があるあの風景で
『あの夕日が沈む頃、君と一緒に歩きたい』
人生初激長題名失礼しました()
分かる人には分かる奴(ネタバレかも)発表───ッ!!!!
この物語の主人公は『不乃菜冥-フノナメイ』です(急に冷静になるな)
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