「、、あ、、」「、、??どうしたんだい??風磨君」「いや、月が赤くて、、」「あぁ〜、、確か今日が皆既月食だったね、、」「、、そうなんですね、、」、、大丈夫か、、アイツら、、
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「、、月橋、、お前は何で千秋を拐った、、」「、、ああ、、その理由か、、少し恥ずかしいな、、ふふ、、、その理由はね、、」「、、、、、」「私、、どうやら千秋さんに恋をしたみたいでね、、」「、、は、、」「そのままだよ!!一目惚れだよ、、ああ、、思い出しただけでも心が高鳴る、、!!」「、、、、!!」「欲しくなってね、、だから奪った、、美は他人に共有するものではない、、独り占めしたいだろ、、」「、、、!!ふざけるなぁ!!」「、、!?加四六!!」俺は月橋に飛び込んだ。「、、、!!」「あれ、、」火が、、制御できてる、、「、、!!千秋はお前のものじゃない!!千秋はきっとお前なんて、、大っ嫌いだぞ!!」「、、何故そうわかる、、僕は美しい、、それは大速力、」「、、??」「君のような見た目だけじゃない、、心もだ、、僕は美しい!!!!」「、、、!!」「君たちに見せよう、、これが、、月橋族の力、、美腕(びわん)、、美しい腕だろ!!」「、、、!!」何だあれ、、腕が変形して、、ムチのようになってる、、気配も違う、、さっきより能魔の匂いが濃い、、「、、、!!」「、、!!加四六!!」「小我太!!前!!」「、、、!!」「君の重力能魔にも敗れる秘訣があるのだろ!!」「、、、お前っ、、!!」「、、、!!」どう言うことだ、、小我太の能魔が効かない、、「ふふ、、教えてあげよう加四六君!!この子の能魔は触れないと発動しない、、つまり、私のこの腕はとても触れられないだろ、、」「、、、、」「どう言うことだ、、」「、、あの腕は、俺じゃさわれない、、と言うのも、、あの美腕は触れない、、通り抜ける、、」「、、、ふふ、、この通りだよ、、」「、、、!!」腕が、、幽霊のように通り抜けてる、、「相手からは触れられない、、しかし、私からは触れられる、、いい腕だろ、、」「、、、、」厄介だな、、くそ、、体が痛い、、炎の制御はまだ確実にはできない、、俺が炎を出したら小我太まで気分が悪くなる、、「、、、!!」「ふふ、、加四六君はもうダメなのかなぁ!!」「、、、!!」ーーーーーーー
「、、、、」誰かの声が聞こえる、、、戦ってるの、、誰の、声??これは、、
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「ラァァ!!」「、、!?ガハッ!!」「よーし、、あんたで最後よ、、月橋雪、、」「、、っ、、」「、、ん、、この匂い、、」
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「、、何してんのよ、、あんた達、、」「、、!?」千秋が、、起きて、、「月橋あんた、、」「お、お目覚めかい??美しい、、っ!?」「、、、!!」「加四六に何してんのょ!!!!????」「、、、!!!!千秋!!」「はぁぁ!!」「、、!?ガハッ!!」「、、、!!え、」千秋の、、右腕ストレートが、、「気絶した、、、」「、、、あら、、私ったら怪力、、」「、、怖、、、」「、、クソ、、が、、しかしそれも美しい、、」「、、貴方なんかのために美しくなんていたくないわよ、、」「、、、、」「あんた達!!!!」「、、??好橆帰さん!!千鶴!!」「組織の奴らの匂いがする!!撤退するわよ!!」
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「、、、、」「、、いないな、、」「、、でも、確かにblood同士が戦っていた痕跡はあるな、、」「、、!?鮎民(あゆたみ)幹部!!」「んぅ、、何だね??」「、、これ、、」「、、これは、、月橋愛の能魔の痕跡、、ふふ、、そうか、、大速力がここに居たか、、」「、、??幹部??」「今日は帰ろう、、大収穫だ、、」
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あの後遥さんは月橋家に帰した、、誰1人死んでないみたい、、月橋愛は神原(かんばら)という執事に助けられたらしい。