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【1話の解説】
ご両親を殺したのは、主人公咲の姉、美代ではありませんでした。咲だったのです。
動機は両親に愛されなかったこと。それで彼女は悲しみの末、発狂して両親を殺しました。
それを目撃した美代は妹がこんなことをした原因は私にあると思い、全ての罪を被ることにしました。
発狂した咲が美代を殺さなかったのは、愛されている姉に対し嫉妬しているものの、姉は自分を愛してくれていることを本能的に知っていたからです。
美代が殺したのは、自分自身1人でした。
占い師はまたいつか出ると思います。その時に名前も公表します。
【なぜ咲は愛されなかったか】
咲は元々普通の女の子でした。
一方、美代は美人、文武両道、なんでもできる子でした。友達も沢山います。(咲とは4歳差)
ただの普通の女の子より、両親はそっちの方に目がいって、姉ばかりを甘やかしたのです。
美代は咲に対して罪悪感を抱いていて、咲のことを妹として愛していました。しかし、その努力も虚しく、咲は発狂するほど追い詰められます。両親だけではなく、他の原因もあったでしょう。
姉妹の悲しいお話でした。
お読みくださりありがとうございました!