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教室到着
<また来てる
<よく懲りないよねぇ、
<それな~
「…」
聞きたくもない言葉が
勝手に耳に入ってくる
俺のことなんか考えなかったら良いのに
彼奴等も阿呆だな
「(自分の席につく)」
いじめって言っても
陰口が多すぎんだよな
マジ彼奴等やべぇ
その語彙力違うところで使えや
って思ってばっかで
周りから見たら弱っちい雑魚
なんだろうなぁ…
まぁ、なんとでも言えや精神で行こう
そんな事を頭の中で思っていたら
親友と名乗れるほどの仲の良い菜津が来た
「よっ、菜津」
少し憂鬱な顔した菜津は
こちらを向き、
『よ~、衣瑠茉』
と、返事を返した
…いつも以上に元気がなさそうだ
「どした、いつも以上に元気ねぇぞ?」
少し目を見開き、元に戻す
…絶てぇなにか隠してる
『…いやぁ~、最近ガチャ運悪くってさぁ~…』
いつもの反応をしよう
「この前言ってたゲームの?笑」
『そ~なんだよ、』
「まぁ、元気出せって笑」
少し表情が明るくなった
…よかった
『衣瑠茉は何か悩んでね~の?』
急にそんな事を聞かれ、表情に戸惑う
「、俺は別に…」
やべぇ、変な間いれちゃった
『そんな俺頼りないか…?』
「!、そうゆうわけじゃねぇって」
咄嗟に言葉が出てしまった
『じゃあ言ってみろよ、気ぃ楽になるぞ』
…適当に嘘つこっ
「…実は蘭がウザくってさ、笑」
『おぉ、それは面倒くせぇな…(?』
そう言えば菜津にも弟がいたはず…
「菜津にも弟いるしな」
『互いに面倒なやつがいるな…笑』
「そ~だな、笑」