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この声、まさか……
鶴「おーい…オバケでも見たか?」
武「⁈ か、かっ、カクちゃん⁈」
鶴「おん、そんな驚くかよ」
武「だ、だって、カクちゃん…っ、」
鶴「俺が何だよ」
武「え、えっと…、、」
どうなってんだ…
敵の筈のカクちゃんが何故一緒にいるんだ?
しかも俺と同じような格好、、
鶴「すげぇボーッとしてっけど、お前今日マジで大丈夫か?」
武「あはは…笑 あは…は、」
鶴「何でもいーけどさ、ほら行くぞ」
武「え、?どこに…、?」
鶴「おまっ、どーしちまったんだよ⁈集会だろ⁈ もう急ぐぞ!」
と、カクちゃんに腕を掴まれ、
かなりのスピードで走らされる。
集会、、ということはやっぱり何かの
チームに入ってるんだろう。
鶴「はぁぁ…これで怒られたらお前のせいだかんな⁈」
武「は、はい…」
鶴「おら、着いた」
周りを見渡すと、特攻服らしきものを
着ている人がずらっといた。
そういや、総長は誰だ…?
鶴「お前、ただでさえ幹部のくせに弱っちぃんだからあんま無防備なことすんじゃねーぞ?」
武「う、うん、、」
鶴「んでお前……」
?「タケミチ‼︎」
急に大声で俺を呼ぶヤツがいるかと思い、
後ろを振り向くと、背筋が凍った。
イ「お前ら何処行ってたんだよ?」
武「(く、黒川イザナ…⁈)」
鶴「コイツが変なとこで座ってたんだよ」
イ「ふーん、まぁいいや」
「あんま狙われるよーなことすんなよ、」
イ「天竺最高幹部♡」
へ、?
え?
は?
え”“えええええええええぇぇぇぇえええ⁈⁈⁈
そんなこんなで集会が終わり、
解散になった。
何か、東卍と特に変わらなかったような…?
?「タケミチ♡ 何か今日顔色悪いな?」
?「ユーレイでも見たのかよ」
げ
武「は、灰谷、さん…汗」
蘭「は⁈w いきなりよそよそしいんだけど!」
「もしかして嫌われた?笑笑」
竜「いつもみてーに竜胆くんって呼べよ〜」
武「あはは…笑 ごめんなさい、、汗」
蘭「変なタケミチ〜 んじゃ俺らもう帰るな」
竜「じゃな〜」
武「さ、さよならー…」
え、天竺最高幹部ってなに
俺東卍じゃないの?
つーか天竺ってこんな普通だったっけ
これってもしかして、いや絶対、
パラレルワールドだ。
もうそれ以外考えられない
武「ね、ねえカクちゃん、」
鶴「あ?」
武「変なこと聞くけど…天竺って、犯罪組織じゃないの、、?」
鶴「……お前、本気で頭大丈夫か」
武「あ、えっと…」
鶴「犯罪組織は東卍の方だろ?」
武「…⁈」
「あの、カクちゃん、信じられないと思うけど、聞いてくれる…?」
鶴「?いいけど、」
武「…俺、」
武「違う世界から来たんだ」
俺は、違う世界の12年後から来たこと、
元の世界でしていたこと、
元の世界での東卍との関係、
全てを話した。
こんなこと、普通の人なら嘘だと思うだろう。
それでも、カクちゃんは終始驚いた様に聞き、たまに頷いてくれた。
鶴「…てことは、東卍が元々お前の味方で、イヌピー以外俺らがお前の敵だった…ってとこか?」
武「うん…」
鶴「…分かった。信じる。」
「あと、天竺のことと東卍のことも教えてやる。」
武「ほんと…?」
鶴「あったりめーだよ、俺ら幼馴染だろ?」
武「カクちゃん…ありがとぉ…」
鶴「泣いてんじゃねーよバカミチ笑」
「…まぁ、こんなこと話してるヒマもねーか、」
「まず天竺は総長のイザナ、俺ら含めた幹部、100人の隊員で構成されてる暴走族。」
「でも犯罪には1ミリも手ぇ出しちゃいねぇ。『いつ何時も仲間と共に』がモットーだ」
「それに対して東卍は、俺らと同世代にも関わらず、狂った様に人を殺す殺人組織。」
「信じられないだろーが、総長は勿論マイキー。副総長はドラケン。後の幹部はお前の知ってる通りだ」
武「嘘だ…」
鶴「タケミチ、お前が俺らを警戒すんのも、東卍に情をかけちまうのも分かる。」
「でもな、俺らは別にお前を殺すわけでもねぇし、アッチはれっきとした犯罪者の集まりだ。しかもかなりデケェ」
「…だから、東卍に近づくのはやめてほしい、大丈夫か…?」
武「…うん、ありがとカクちゃん」
鶴「別に大したことねーよ笑 帰るかタケミチ」
武「そーだな笑」
?「へー、そういうことか」
2人「⁈」
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