リクエスト🤝×🐝🤣
センシティブ要素有
ご本人様には一切関係ありません。
フル捏造です。本編伏せ字なし。
後編
「佐伯」『緋八』
好き同士と分かったや否や交わるというのは粋なものではないが、お互い望んでいるのだしまあいいだろう。正直緊張してしまって手が震えているが、目の前で自分から必死に目を逸らす彼を見れば欲が先に出るところもある。
『俺が抱くと思っとったのに…』
口元を隠しつつ、緋八が不満そうに呟く。
「え!そうだったの?!変わった方がいい?!」
『うるさい!こっちがいいからさっさとせえ!』
「わー!ごめん!」
ええとこういうのって最初にどうすればいいんだったか、佐伯にとって”コンテンツ”であったものをまさか実践することになるとは思ってもみなかった。こういう方面にはからっきし明るくないが、勢いだけでなんとかなるだろうか。
「えっと、キスしていい?」
多分まずはキスだ。大抵のことはキスから始まる。
『……ん』
取り敢えずキスの許可は取れた。緋八は答えにくいこと聞くなとでも言いたげだが、佐伯は心配性なので許して欲しいと申し訳なさそうな顔をした。
チュッ…チュッ…チュッ……
軽いリップ音が響く、それだけでも顔から火が出そうになる。
『顔真っ赤やん』
「マナくんも」
『え、ほんと?俺もかぁ…』
今度は唇を重ね、舌を入れる。ヌルリとした感触だけで卒倒しそうだ。歯列をなぞり、上顎を撫で、緋八の薄い舌に自分のを重ねる。
『ん”っ…んぅっ……』
緋八が佐伯の胸を軽く叩くと、佐伯は口を離した。
『はぁっ…はぁっ…長い…っ』
「ごめん、ちょっと苦しかったね」
「えーと…次どうすればいいんだっけ」
ここで緋八に頼るのは少し情けない感じもしたが、こういうことに関しては少なくとも僕より頼れるだろう。
『俺に聞かれても…んー……服を脱がないと進まんのちゃう?』
「はっ、確かに」
「(でもこれ脱がせるったってどうすんだ?)」
ボタンもチャックもないTシャツを前に狼狽えていると、緋八は佐伯の服を軽く引っ張ってせがんだ。
『テツ、早く…』
こんなところで立ち止まっていないで早くこの人を満足させてあげたい。
「えっと、し、失礼します…!」
『ん…』
悩んだ末に脱がさずに服の中に手を入れた、温かい肌に触れながら首筋に口付ける。
取り敢えずいつかの漫画で読んだ通りの手順を踏んでいるが、漫画の知識で実際の行為が上手く行くものだろうか、耳にもいくつかキスをすると、お互い息が上がるのを感じたのでシャツを上まで捲り上げた。
上から口づけていって乳頭に到達すると、一際反応する。
『あっ♡んっ…ん”ー……っ』
柔らかい、暖かい、マナくんの匂いがする。マナくんの声がする。軽く吸い付く度に息を詰める音と漏れ出る声が癖になってついつい何度も口づけた。
『テツ…長い……!』
「わっ!ごっ、ごめん!」
はっとして離れると、先程より少し派手になった首もとに目が行った。
「マナくん、あのー…跡ってつけたら」
『あかん!』
「だよねぇ…ごめん、付いちゃった」
『はっ?!どんな?』
『そんな濃くはないと思うけど、4つくらい…』
「もぉー…ならええわもう好きにせえ」
ズボンを下着ごと下ろす。しかし解かそうにも脚を開いてくれない。
「ま、マナくん?脚開いてもらえる?」
『う”ー…恥ずかしい…』
「マナくんお願い」
『っ…分かった』
脚の力が抜けたのが分かる。膝を持って脚を開くと、赤い割れ目が露出した。
ローションを手に取り、菊門の入り口を擽るように触ると、案外あっさり指は受け入れられた。
「よかったぁ…ちゃんと気持ちよかったんだね」
『そらそうやっ…ふゃっ♡あっ♡急におくっ…♡くんなぁっ♡』
「わぁっ!ご、ごめん…」
『ええからっ…!ひぅ…ぁっ♡』
「ゆっくりやるからね…!」
手前の方から慎重にほぐして少しずつ奥へ指を進める、緋八には少し焦れったいくらいに慎重だった。
『ぅあ…っ♡て…つぅ…っ♡』
「どうした?痛い?」
一々手を止めて緋八の声に耳を傾ける、緋八は息を切らしながら訴えた。
『も…はやくして…』
「でもそれじゃあ…」
『いいから…っ!もぉ来ちゃいそうっ…』
「えっ!待って待って、もうちょっとで終わるから!」
『はやく”ぅ…っ』
佐伯はなるべく手早くほぐすが、いくらやっても十分に思えない、佐伯の性格を思えば仕方ないことだ。
『あ”っ♡もおいいっ♡もういいってぇ♡』
「待って、もうちょっと…」
『ひぁ”っ♡でちゃうっ…♡』
「このままじゃ痛いかもよ…?」
『じゅうぶんやってぇ…っ♡』
佐伯はまだ心配だったがあまりにせがむのでもう挿れてしまうことにした。
「痛かったら言ってね?」
『うんっ…』
緋八そこにあてがうと、ほぐした甲斐あってすんなり吸い込まれていった。入念に解かされたそこは、最早拾う感覚全て快感に置き換えてしまい、動く度にキュンキュンと締め付けてくるのが愛おしい。
『はっ♡あっ♡あぁ”…っ♡』
緩く突くようにすると緋八は佐伯の胸元に顔をうずめて悶える。
『あ”ぅっ♡んっ♡んぅ…っ♡』
「ま、マナくん…痛い?」
緋八が首を横に振ると、佐伯は安心したのかまた腰を動かす。
『あ”っ♡い…ぃぐ……っ』
「イけそう?よかった…」
『いぐっ…♡い………っ』
体を反らすとビクビクと痙攣し始めた。
『っ~~~~~♡♡♡』
中がうねって締め付けられ、突然の強い刺激に佐伯も達してしまった。
「はぁっ…マナくんっ、片付け俺がやっとくから寝てていいよ」
佐伯が言うと、緋八は弱々しく佐伯を抱き寄せた。
『ええよ…ねよ…っ』
「えっ」
「おねがい…っ」
緋八の可愛さに当てられ、結局そのまま2人は抱き合って寝たのだった。
コメント
3件
テツマナ大好きなのでとても良かったです!また機会がありましたらかいてくださると、とても嬉しいです…😭
うわあああああ ありがとうございます😭😭 解釈一致すぎて口角天井ブッ刺さりですありがとうございます🙇♀️🙇♀️