リクエスト 👻🔪×🐙🌟
ご本人様には一切関係ありません。
フル捏造です。本編伏せ字なし。
前編
「星導」『小柳』
罰ゲームが懸かった最後の一戦、張り詰めた空気の中、遂にスタートの合図が出される。ぶつかり合い引き留め合い、追い越し引き離し、かなりの接戦を繰り広げている。長いと思われた勝負は意外にもあっという間に決まってしまった。
「『うおあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!』」
一人からは歓喜の、もう一人からは屈辱の雄叫びがあがる。リングの中は互いをぶつけ合った2人の選手の情感で満たされた。
というのが、罰ゲームをかけて熱い勝負を繰り広げたマリオカートでの一幕である。リング(リビング)の中は勝敗が決まるとひとしきり騒ぎ、すぐに冷めた雰囲気になった。
「はいはい、自腹でアイスでも買ってきますよ」
星導はソファから立ちあがると財布を手に取った。
『はぁ?なに甘ったれたこと言ってんの、お前この間勝ったとき俺に3日も敬語使わせたよな?』
小柳はソファから手を伸ばし星導の腕を掴むと、ジトっとした目で見つめた。一方星導は負けた割に余裕そうだ。
「あの時はいい気味でしたね」
『あ”?お前泣かされてぇのか』
「出来もしないこと言わないでくれる?」
星導の嘲るような含み笑いに、小柳は自分がどう思われているのか理解した。
『出来ないと思ってんの?どうせヘタレって?』
「そこまで言ってな…うわぁっ!」
星導の視界がぐるんと回り、気づくと押し倒されていた。
「やめてよ…なにすんの…」
星導は動揺し起き上がろうとするが、小柳の力には到底敵わない。仕方なく話を聞こうと問いかけると、馬乗りになった小柳は心底楽しそうに言った。
『罰ゲーム決めたわw』
「きっしょ」
これは中々めんどくさいスイッチを入れてしまったらしい。
『ベッド行こ、床だと体痛いでしょ』
「ちょ…っ」
自分より大きな体をよくこうも軽々と持ち上げるものだ。呑気にも流石剣士は鍛え方が違うななんて考えてしまう。
ベッドの下のプラスチックかごをごそごそを漁ると、一番小さなローターを取り出した。星導の手足をひもで固定するとそれを見せつける。
『俺優しいから弱にしといてやるよ』
「え…それ…っ」
一度使ったものの中々達せずに苦しくなってしまったので、その時は前戯もそこそこに本番に移行したのだ。それきり一度も使っていない。
「待って小柳くん、それやだ…」
『安心しろ、2時間で勘弁しといてやるから』
そう言いながら容赦なくそれを挿入した。
「やだ!あっ…や…だぁ…っ」
『罰ゲームだから我慢しろ、焦れったいの嫌いか?』
「嫌い…!」
『そーかそーか、精々耐えろ』
「ざっけんなガキ!」
『おーそうだな』
小柳は表情一つ変えずにベッド横のアラームを操作した。
「ねぇ!今時間増やしたでしょ!無理だからね?!」
『知らねぇよ、取り敢えずこれが鳴るまで我慢しろ』
小柳はぶつくさ悪態をつく星導を無視してスイッチを入れると、弱に設定する。
「やだあっ♡まって”…あ…♡これむ”りっ♡」
『気持ち良さそうじゃん、意外とすぐイけんじゃね?』
小柳は適当こいて部屋を出てしまった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!