コメント
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なんだろ … 、凄く世界観が切なくてすきです …
⚠️注意⚠️
・旧国
・死ネタや戦争ネタ有り
・江戸は父親、陸空海は兄弟で、上から陸、海、空になっています(作品によって違うかも)。
原爆が落とされる数日前に陸が過去の思い出を思い出してるだけのお話になっています。設定ガバガバ(汗)
初投稿ですし、小説初めて書くので下手だと思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
燦々と降り注ぐ太陽、蝉が五月蝿く鳴くそんな真夏日の中
俺は、昔よく家族と共に遊びに来た花畑の中で立っていた。
「父さん、見てみて!」
そう言って空は父上にシロツメクサやハルジオンを使った花冠を被ってみせた。
「おお!とても上手に作られた冠だな!似合っているぞ、空。」
空は嬉しそうに笑った。その爽やかな笑顔は、涼しさを感じさせる真っ白い冠とよく似合っていた。
「父上、私は腕輪をつくてみました。」
「海もとても器用だな!凄いぞ。」
少し心配そうだった海の顔はパッと笑顔に変わった。海のつくった花の腕輪は空のとは対照に、様々な花が使われているため、色鮮やかだった。
そんな様子を少し遠くから見ていると、父上が此方に近づいてきた。
「陸は何をつくったんだ?」
「えっと、指輪をつくりました。空と海と父上の分もお揃いで///」
思わず恥ずかしくなって、頬を赤らめる。父上は嬉しそうにふふっと微笑んだ。
「それではその陸がつくった指輪をつけても良いか?」
「僕もつける!」
「私も、」
自分が作った花の指輪を父上たちに一つずつ渡すと、みんなそれを指に通した。
「やったー!陸にぃにがつくってくれた指輪だーっ!」
「、、綺麗(ボソッ)」
「陸もすごいなぁ✨ありがとうな、つくってくれて。父さん、とっても嬉しいぞ!」
褒められて、さらに恥ずかしくなりながらも、自分も指輪をつける。お揃いの指輪。花の指輪。近いうちに花は萎れてしまうけれど、ずっと大切にしたいって思った。その日は一日中指輪を外さなかった。
こんな風に家族で何気ない時間を過ごすのが楽しくて幸せだった。
けれど、無常な世界。どんなものもずっと続くわけではない。この「幸せ」もその一つだった。
「幸せ」なんて永遠に続かない。
「そろそろ仕事に戻らねば、、」
今は戦争の真っ只中。父上も、空も海ももう居ない。
状況は悪化していく一方で、勝ち筋なんてもう見えない。仲間だって、頼れる人すらほぼ居ない。
それでも結果が少しでも、少しでもいいからより良い方にする為に、最善を尽くす。最後まで諦めない。最後まで俺は進み続ける。
そして、俺は基地に戻った。
終
え、どの台詞が誰が言っているのかがわかりずらいって?ソレナー
ちょっとそうした方が雰囲気出るかなーって思ってわざとそうしました。
読みにくかったら本当に申し訳ございませんm(_ _)m
誤字脱字等ございましたらご指摘お願い致します。
初めてにしては頑張ったんですからねっっ!
最後まで読んでいただき有難う御座いました!!