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初心に戻ります

病み⚔️

o,+:。☆.*・+。始まりo,+:。☆.*・+。

⚔️(あーあ。もう学校か。)

⚔️母「?大丈夫?顔が暗いわよ」

⚔️「ぇ?…大丈夫、何にもないから(ニコッ」

⚔️母「そう、何かあったらちゃんと言いな          さい」

僕は剣持刀也。🌈🕒所属の、バーチャルライバー。最近ろふまおというバラエティグループに所属したり、100万人手前だったり、色々と忙しい。配信では元気で面白い男子高校生を演じているが、実際そんなもんではない。

⚔️(学校着いちゃった…。)

上履きには、毎日画鋲が置かれている。

⚔️「おはよ」

🏫「…(フル無視)」

挨拶しても返事は返ってこないし。

⚔️(…)

机には罵詈雑言の嵐。もう、学校なんて行きたくない。最近は唯一の救いである配信にまで、荒らしが来てるし。

休憩時間は、殴られ蹴られ。放課後もそうだ。剣道部の人だけが、学校での僕の味方だ。

━━━━、やっと帰れた。今日は色んな人とコラボしないと行けないので、早く事務所に行かないといけない。鞄だけ置いて走って事務所に向かった。

🥂「お、もちさん!こんちゃー」

⚔️「ふわっち!こんにちはー」

🌈🕒のライバーさん達は、向こうから挨拶してくれる。あいつらと違って。なんか、泣きそうになってくる。

🥂「もちさん、大丈夫すか?」

⚔️「はい…大丈夫ですよ…フーッフーッ」

泣かないように、呼吸を整える。

🦊「とーやさん!こんにちはー」

⚔️「こんにちはぁ」

自分でも分かるくらい声が震えていた。

⚔️「僕ちょっとお手洗い行ってきますね」

🦊「いってらっしゃーい」

🥂「いってらー」

o,+:。☆.*・+。トイレo,+:。☆.*・+。

⚔️「グスッうぅっヒグッハーッ」

僕は今トイレの個室で泣いている。あの人達のやさしさと、クラスメイトの冷たさ。いじめを思い出すと涙が出てきた。嗚呼、もう、死にたいなぁ。まぶたは少し腫れてしまったが、涙を拭いて楽屋に向かうことにした。

🌶「剣持さん、こんにちはー!グヘヘ」

⚔️「こんにちはー!」

🌞「もちさん、危機感持ちな…」

🥂「にゃははー(乾いた笑い)」

⚔️「今日は3Dで何かするんでしたよね?」

🦊「はい!」

🏢「確か、~~~とかするんでしたよね」

🎲「そうそう、なぁ叶」

🔫「そうだねー」

心の底から楽しいと思える。この人たちと一緒にいるから思える。

S「ライブ準備始めますよー」

皆「はーい」

o,+:。☆.*・+。ライブ終わりo,+:。☆.*・+。

🏢「今日打ち上げ行きません?」

🥂「いこーぜ!なあ晴!」

🌞「行きましょうアニキ!」

🌶「俺もいくぅー」

🦊「おれもー」

🎲「俺も行くけど、叶は?」

🔫「行くー、もちさんは?」

⚔️「僕も行く!!ニコッ」

皆(めっちゃキラキラした年相応の笑顔          だ… いつもの笑顔とはちょっと違う)

社長行きつけの居酒屋に連れて行って貰った。食べてる時も、いつもと変わらず雑談したりした。打ち上げが終わる時は、もう終わるのかと少し寂しくなった。社長が奢ってくれると聞き、とても嬉しくなった。やはり、僕はこの空間がとても好きだ。

ーー、いや、僕は🌈🕒がとても好きだ。


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