rbr視点
スタスタスタ
「はよ帰ろッ、、///」
(なんでドキドキしちゃってんの、?//)
「ばかみたい、」
「おいおいこんだけしか持ってねぇのかよォw」
そんな声がぽつりと聞こえた。ここら辺では珍しくないから俺は無視した。
「ヒュー、ガホッ、ゲホッゲホッ、」
(血、、吐いてんのかな、可哀想、)
「もうちょっと楽しませてくれよォw」
「やめッ、」
「は、?」
どこかで聞いたことある声。どこかで俺を助けてくれた優しい声。その声が震えてるような苦しんでるような声になっていた。
ダッ
いつの間にか俺は鞄を放り投げて無我夢中に走っていた。
「ゼェー、ハァー、おぃ、ゼェー」
滅多に運動なんてしないからこんな距離でも息切れしてしまった。みっともないな
「あ”?」
「ビクッ」
「ヒグッ、ヒュゴ、、ゲホッ、」
「ッチ」
「ぁ、おいまて!!」
あの後俺はあいつを逃してしまった。申し訳ない。
「、怪我、」
「お前の方が怪我あるだろ」
「これくらい、」
「おいで」
「…」
「ん、これでちょっとはましだと思う。」
「あ、ありがとうございます、」
ヨシヨシ
「うぁ?!///」
「ちょっ///」
可愛いな、
あれ、俺男になに思って、、疲れてんのかな、
「お礼は?」
「捕まえれてなかったやないっすか、」
「おい」
「あ、その、ありがとうございま、す、?」
「よく言えました。ええ子やね」
「あ、それ俺のセリフ、、」
「んふ、それじゃ」
『また明日』
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