注意事項
・cishp
・エセ関西弁、地雷注意⚠️
・ご本人様と一切関係がございません。
・こちらwrwrd!様の二次創作、nmmn、腐向け作品となっております。ご理解のある方のみご覧下さい。
「はぁ、しつこ」
一週間ほど前
ポストにストーカーらしき奴からの手紙が毎日届くようになった。
俺の盗撮やら好きなどのいわゆるラブレター。
もちろん捨てている。持っていても面倒なだけだ。
以前から誰かから見られているような視線が感じられたが思い込みだろうと無視をしていたのだが手紙が届くとなってからは思い込みではないと自覚されられた。
面倒だからスルーを決め込んでいるがそろそろ苛立ちを覚えてきた。
こっちが無視を決め込んでいるのにあちらは飽きぬものなのか。
送ってきてもなにも意味がないし迷惑かけるだけなのに。
それでもまだ被害が出ていないので残念ながら警察に突き出すことができないので行動に移せない。
(ciにも言わんくていいか)
恋人のci、手紙のことを言うと絶対過保護みたいなことになる。
面倒だ。
(飽きてくれへんかな)
今日もまた手紙を捨てた。
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夜、
ベランダに出ていつものようにタバコを吸う。
「はぁー、」
「うま」
一本目を吸い終わり2本目を吸おうと取り出した。
(あ、もうなくなるやん)
中身があと数本しかないことに気づいた。
実はもう一箱あるのだが買い忘れて気分が悪くなるのも嫌だった。
(コンビニ行くかー…)
2本目も吸い終わり、スマホと財布だけ持ち外に出た。
タバコと一本コーヒーを買いコンビニを後にした。
ベランダに出た時は気づかなかったが春に近づいている少し肌寒いがあったかさを感じられる
温度がもうすぐ春と感じられる夜になっていた。
なにも考えず帰り道を歩く。
何気なく後ろを振り返ってみた。
「…っ!?」
忘れていた、ストーカーがいたんだった。
後数十歩後ろに姿は薄暗くあまり見えなかったがストーカーが、いたのだ。
普段走ることをしないため、遅いだろうが全力で走った。
家に着き鍵を閉めドアチェーンをかけた。
冷や汗が止まらない。手足が小刻みに震える。
手の震えを抑えながらciに電話をかけた。
(お願い、出て…)
『shp?どうしたん?』
「ci、助けて…」
『すぐ行く、ごめん待ってて』
数分後、ciが息を切らしながらきてくれた。
「ごめん、お待たせ」
ciが来るまで気を張っていたからかciが来てくれたおかげか涙がポロポロと溢れ出た。
ciは慌てながらも泣いてる俺を抱きしめてくれた。
安心する腕の中で深呼吸をし、涙を止めた。
「どうしたん、話聞かせて?」
俺はciにストーカーのことをあらいざらい全部話した。
「shp、怖かったね。俺おるから安心し」
「…うん」
「でも、なんで俺に言ってくれなかったん。
めんどくさがって言ってなかったやろ」
「ごめんて、」
これは俺が悪い。
すぐciに愚痴っていればよかったが遅かった。
でも遅い時間ながらもこうやってすぐ駆けつけてくれたのはすごく嬉しかった。
恐怖心が一気に晴れるようにciの腕の中は安心した。
「あのさ、shpがよければなんだけど、うちにしばらく泊りに来ん?避難みたいな。」
「え、いいん?」
「もちろん」
二週間ほどありがたく泊まらせてもらった。
泊まっている間はなにも被害がなく、外にもタバコ以外は出なかった。
家にciがいる安心感が好きだったが、そろそろ1人の時間が寂しくなったし、落ち着いてきたので帰ろうと決めたのだった。
「またなんかあったら絶対に俺に連絡して 」
「さすがにな」
「また電話する気をつけてね」
家に戻ってから数日、手紙や視線がすっかりなくなった。
等々飽きてくれたか。 思い出したくもない。
トラウマを植え付けられたのだ。
もうあんな思いは懲り懲り。
夜、またタバコを吸いにベランダに出た。
今日はいつもより寒い。
この頃寒くなったりあったかくなったり温度差が激しいので困ったものだ。
タバコは変わらず美味しい。
煙が宙を浮く。
(今日は一本でいいか)
ベランダの扉を開けあったかい部屋に入った。
入った時、気づいてしまった。
いつも使っている机の裏、気づかない場所に小型カメラが隠されていたのだ。
パタリとあの行動がなくなったのはこのせいだったのか。
外で姿が見れなくなっても家の中が見れるから。
怖い、あの時の倍冷や汗が止まらない。
早く、ciのところに行かなくちゃ。早く早く早く。
助けて…
日が落ちた頃、チャイムが慌ただしく鳴り響いた。
びっくりし、焦りながら玄関に行きドアを開けると、顔を真っ青にしたshpが立っていた。
あ、来てくれたんだ。嬉しい。
あの時のように俺を見て安心したのか涙がポロポロと目から溢れ出た。
shpを優しく抱きしめ中に入れた。
震えながらも事情を話してくれるshpはとても愛らしかった。
あのカメラ気づいたんだ。
「大丈夫やよshp。
俺はここにおるからね。」
効果があってよかった。
shpのことだから警察には相談しないと考えていたが、的中。
俺のとこに来てくれた。
このまま順調に事が進めばshpはずっと俺の所にいてくれるはず。
このまま俺に依存して。
他の人に寄りつかず俺のとこに真っ先に来てくれるに違いない。
ほんと上手くいってよかった。
コメント
1件
やばい神ですか…!? 死ぬほど良かったです、ありがとうございます