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コメント
2件
この話めっちゃお久やね〜 大先生面白いわw
ut視点
え〜?みんな敵襲とか言ってどっか行っちゃった〜
今日休暇で部屋でゴロゴロしてよ〜とか思ったのに、やけに外がうるさい。
rb『こちらロボロ。さっきの爆発音聞こえた?侵入者っぽいわ。』
ut「聞こえたんやけどね?うるさすぎたわw」
rb『大先生休暇やったんやろ?注意しながら部屋におる?それとも街行ってるん?』
ut「部屋やで。ゆっくり寝させて欲しいわ〜」
わざと眠たそうな声を出す。
rb『じゃああんま部屋出んほうがええかも。それか情報室俺全力で向かってるんやけど、来る?話聞くところにも侵入者は2人らしいで。』
これって遠回しに来いって言うてますん?
え〜?めんどくさいなぁ。
shp『こちらショッピ。西門付近で拘束中なんですけど助けてくれません?』
rb『え?ショッピくんが?』
ut「え、ほんまなんそれ!?やば!!」
ここの中でもショッピくんはかなりの手練だ。そんな彼が捕まるなんて…
あれ、今回の侵入者かなりやばいのでは?
shp『クソ先輩も一緒に無能のように捕まってます。』
遠くでシッマの叫んでる声がしてる。
shp『2人動けないので、侵入者は付近にいると思います。』
rb『とりあえず捕獲優先で、誰か助けれる人、というか、西門付近に言った人で、2人を助ける。というわけでええか?』
tn『了解』
rb『大先生すまん。たぶん今回の侵入者は、捕まえるのに苦労するやろうから、手伝って?』
え〜痛いの嫌やし………ここは、
rb『あっ………は………やから………聞いてる?………』
ロボロが何か言っているが、なんか聞きたくないのか、右から左に抜け落ちていく。まぁ、ええやろ。
そして、僕は、部屋から出て食堂の所へ一直線に走り出す。
食堂は、みんなが集まりやすいように幹部塔の真ん中、そしてこの軍全体の真ん中に位置している。(総統室、情報室は真ん中より少し奥側に位置している。)
しかも、食料しかない食堂にわざわざ向かってくるバカはいない。他にも食料庫はあるし。
だから、幹部は侵入者が来るわけないと思ってるし、侵入者も来ない。
つまり、1番サボっているのがバレなくて、侵入者が来ない場所なのだ!!
ut「よし、着いた………」
どうしよかな。ご飯食うでもええし、煙草嫌いのあいつのために作られた食堂の中の喫煙所で煙草を吸ってもええし。
まぁ、ゆっくりしようか。
一応インカムもつけておこう。万が一侵入者がいた時に助けてもらわなあかんからね。
あ〜みんな色々喋ってるな〜
大人数の声を聞き取ろうとして辞める。自分の名前が出てきた時だけ聞けばええんやし。きっと俺の関係の無いこと言ってそうやね。
よし。ドア開けよ。
警戒、というか、戦いから逃げたのが悪かったのかもしれない。
ut『え、なんでこんなとこにおるn………』
shp視点
やられた。
あの華麗な身のこなし。
身軽で、動きが早すぎて、正直ナイフの動きだけで精一杯で、ナイフまで意識が持っていけなかった。
でも、そこには「殺意」なんてものは存在しないかのように、無邪気な、好奇心が渦巻いていた。
まぁ、自分はそんな相手に負けて、縄に着いているんだが。
kn「ガ〜ハッハッハ」
高らかに笑う先輩。正直うるさい。
kn「ロボロ〜聞こえとるんやろ?笑」
rb『やっとこちらの声聞いたな。』
kn「久しぶりすぎて楽しくなってしまったんや!!しょうがないやろ!!」
shp「なんの話なんですか?」
先輩は当たり前かのように俺のインカムに縄に縛られた姿で近づき、満足そうな顔で何故かつけっぱなしだったインカムに話しかける。
rb『あぁ、ショッピくん、全体インカム使わずに西門向かったやろ?』
shp「そうっすね。」
rb『その相手な?たぶんショッピくんとやって1体1じゃ勝てないくらい強い相手やから、みんな集まってから、交戦しようなとか言ってたんやけど……』
shp「そんなに強いんすか……」
rb『んでな?そこのバカは、その言葉を聞いてもなお、全体のインカム切って向かったんやで?』
shp「なるほど。バカですね。」
kn「馬鹿やあらへん!!ただ、ショッピくんいるなら行けるかな〜って思っただけやで!!後なんか勘が行ける言うてた!!」
rb『で、結果は?』
kn「めちゃくちゃ強かった!!」
rb『やから言うたんに(呆)』
kn「でも、ショッピくんとの交戦みて気づいたで?あれ、あいつやろ?」
rb『知っとったんか。だいたい話聞いてなさそうやったし。』
kn「昔話したくない主義のロボロやもんな!!だいたいなんも言っとらんかったしな。」
rb『まぁ……そうやな。』
kn「その証拠に何故かショッピくんの全体インカム繋がってるやろ?」
確かに、自分のつけた覚えのないのに、繋がっている。
さっき切った気がしていたのに。
kn「あいつなら助け呼べるようにインカムつけるかなっておもたんやけど、まじなんかい!!」
shp「つまり……?」
kn「あいつは、俺たちと遊ぶためにここに来たんやろ!!」