「お母さんがね、買い物に行ったっきり、かえって来ないの」
俺は、頭が真っ白になっていた。
俺の妻は心臓発作だった。
何か嫌な予感がした
子供達は不思議な顔をして俺を見つめる
「絶対見つけるから待っててくれ」
子供達は静かに頷いた
察してくれたのだろうか。
俺は急いで家を出た
(無事であってくれ…!)
見つけた。
急いで救急車に電話して
付き添った
気づいたら俺は
葬式場に居た。
こどもたちになんて伝えたら良いのだろうか
家に行って子供たちに声をかけた。
「みんな聞いてほしいことがある」
「お母さんはね、」
「手の届かないところに行ってしまったんだ」
正直に言う勇気は俺には無かった。
長男は涙を流しながら
長女は涙目で
次男は不思議そうな顔をしていた
「ごめんな。」
俺は謝りながら、
子供たちと一緒に涙した
俺の願いがひとつ叶うとしたら
もう一度君に会いたい。
〜I want to see you again〜
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