「なー、ゆり。きいてる?」
「…」
「ゆーりっ!!!!」
「ふぁ、っ!? 」
「ふぁってなに笑笑」
「びっくりした。紫苑くん。どしたの」
「ずーっと呼んでんだけど?おれ笑」
「ごめん、ぼーっとしてた。」
「またーー、?笑笑」
「で、!!なんだっけ?笑」
「あ、そうそう!なんか ~~~~。」
白山(シラヤマ)ゆり。17歳。
紫苑くんはわたしの好きな人、です。
13歳のときに出会いました。
ずーっとすきです。
わたしの初恋をかっさらったひと。
今日もかっこいい。
女子に噂もされてるぐらいなのに。
明るくてともだちもいっぱいいる。
なんでわたしに構ってくれるんだろう。
まあ、うれしいからいいけどっ。
「紫苑〜。」
「でさ、そんとき~~が─、 」
「紫苑くんっ、?^^」
「うおっ、岳じゃん。なにしてんの。」
「なにしてんのじゃねーよ。次移動だろ。」
「うっそ、わっすれてた。」
「わすれんなよ笑」
「ごめんゆり!行ってくるわ。」
「うん!またね」
「あ、白山サン。はよ」
「瀬名くんおはよ!」
「おう。^^」
紫苑くんのおともだち。
瀬名岳(セナガク)くん。
「なー。岳さー、髪きったー?」
「え。今気づいたの?──~~~~。」
遠ざかる声。
「はぁ〜。今日も紫苑くんかっこいい、」
「ゆり笑笑」
「ぅわ、びっっ、くりしたあぁ、」
「声にでてますよー。紫苑くんかっこいいーきゃー!って。笑」
「ちょ、ばかにしてるでしょ、藍」
「してないですうううぅ笑笑」
「あ、もう。しーらない。今日サンドイッチつくってきたのにいぃ。」
「は?いる。ごめんなさい。いります。」
桐生藍(キリュウラン)
わたしのともだち。
1番仲がいいといっても過言じゃない。
大親友だ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
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