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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ワンクッション

・iris二次創作である。

・キャラ崩壊である。

・blである。

・青桃である。

・あなたの好みではない可能性が大いにある。

ーーーーーーー

ないこ「どーらえーもんー」

いふ「…」

俺の大好きな恋人。

しっかり者で、時々抜けてて、頭はいいけど「面白いこと」になると途端にアホになってしまう愛くるしさ満載の彼。

そんな彼は本当に意味のわからない人だ。

それはもうどれくらい一緒に居たか思い出せないほど常に彼のそばに居た俺ですら意味がわからない程に。

いふ「…なんでドラえもん歌ってんねん、…」

ないこ「え?なんか頭の中で流れてて…」

頭の中で流れても歌わんやろ、普通…

そんなことを彼に伝えたら、

ないこ「いや、歌うから!まろだって歌ってんじゃん!おっきな声で!!いむだって歌ってるし、!」

こういうだろう。

おっきな声って…可愛い。

…確かに俺と2番は歌っている。

けど、俺は完全に酔っ払っている時にしかほぼ歌わないし、2番に関してはあいつもないこと似ている部分はあるし、ノーカンノーカン。

ていうか、恋人と2人でいる時にソファで寝っ転がりながらドラえもん歌う人っておるんか!? 俺は歌わんからな!

…まぁええんやけどさ、そういう所も可愛いし。慣れてるし。ノリノリで頭左右に振りながら「どーらえーもんー」とか可愛すぎて喉はち切れそうだったけど。

いふ「…いや、なんで選曲ドラえもんやねん。」

ないこ「今日の朝聴いてきた👍」

いふ「なんで聴いてくんねん!?」

ないこ「え〜?いや、だって、なんか唐突に聴きたくなったんだもん…」

いふ「なんでドラえもんやねん…」


ーある日ー

ないこ「まろぉ…あたま、痛い……泣」

いふ「あ、ないこたん、ベットから出ちゃダメってあんだけ言ったのに…」

ないこ「だって、頭痛い、…」

いふ「はいはい。とりあえずベット行こ?さっきお薬飲んだばっかだし、飲み合わせ悪いかもだし、」

ないこ「ぅん…分かった…」

俺の恋人は意味が分からない人だ。

人が向けてくれる好意にも、自分のことにも鈍感で、そのくせメンバーが体調を崩して居たりしたら誰よりも先に気がつく。

そんな能力があるんだったら自分が体調不良な時にも誰よりも先に気づいて欲しい。

今だってそうだ。

今朝から頭が痛いなら俺に連絡をして欲しい。

今日は低気圧のせいになんて出来ないくらいの晴天。

なのに、窓の外になんて一切目もくれず、起きたその瞬間から作業。

朝ごはんもほぼ食べていないのと同じ。

本当にやめて欲しい。

いふ「……ないこたんは頑張り過ぎちゃうね」

ないこ「…みんな、頑張ってるから、頑張んなきゃなって…思っちゃうの」

いふ「でも、ないこも十分頑張ってるじゃん?」

ないこ「全然がんばれてない。今日だって、全く仕事に集中出来なかった…」

そりゃ体調悪いからでしょ。

変なとこでアホなんだから…

いふ「…自分の事、認めてあげなよ…」

ないこ「…だって…」

いふ「…ないこたん」

ないこ「ん…?」

いふ「よっ…こら…」

ないこ「へ、」

いふ「一緒に寝よっか」

ないこ「え、いや、ちょ、う、移る…!」

いふ「大丈夫大丈夫👍」

ないこ「大丈夫じゃないから言ってんの、!」

いふ「あ、こら暴れない。」 

ないこ「で、出て、!」

いふ「もう…そんなに暴れるとまた辛くなっちゃうよ〜?」

ないこ「う”…」

いふ「はーい♡よく出来ました〜♡」

ないこ「くそが…」

いふ「あー!それチクチク言葉だよ!!」

ないこ「チクチク言葉なんて久しぶりに聞いたな…」

いふ「懐かしいね…」

ないこ「若かりし頃を思い出すね…」

ないこ「…ねぇまろ、?」

いふ「ん?」

ないこ「……だいすき」

いふ「え」

ないこ「…おやすみ」

いふ「ちょ!!!まって!!」

ないこ「うるさい、!頭に響く!//」

いふ「あ、ごめん…」

ないこ「もう!///」

いふ(…ないこたん、顔真っ赤…wそっぽ向いててもわかる…ww)

本当に意味が分からない人。

それでも、体調を崩したら俺が看病するし、突然口ずさむ歌だって俺が聴くし、嬉しかった話も楽しかった話も辛かった話も、全部俺が聞く。

己の全てを尽くしたいと思ってしまうくらい、大好きな人。

意味が分からないけど、そんなのも気にならないくらい魅力的な人。

まぁ、頑張りすぎて時々こうやって体調を崩すけど。

そういう所もひっくるめて大好きなんだとこういう時、思い知らされる。

思い知らされなくても愛してるんだけどね。


いふ「…」

ないこ「ん…」

いふ「寝てる。可愛い。寝顔可愛い。好き。大好き愛してる。」

…キモオタとか言わないで。

〜end〜

最後まで読んで下さってありがとうございました。

そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事、とても嬉しく思います。

これからもどうぞご贔屓に。

ご自愛ください。

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