めちゃくちゃ頑張った
伏字なしでの小説初めてで不安だけど見てくれたら嬉しい
小説らしい書き方したから疲れたンゴ
とりあえず22日と23日ら辺はみんなの小説みれないかも…
もしかしたら夜見るかもしれない
「晴くん、これもっていってくれる?」
同期が片付けた書類を手に持って言われた部屋へもっていく。言われていた部屋には彼がまとめたであろう神様たちの資料と普段あまり飲まないエナジードリンクが散らばっていた。
彼ががいる部屋へ帰る途中迷子になっているもう1人の同期を回収し、彼の元へ戻る。彼がいる部屋へ戻ると彼だけが切り取られたようにいなくなっていた。
「あれ、弦月どこいった?」
疑問に思っていると同期が十分すぎるぐらいの声量で彼のいる場所の報告をしてくれた。同期の声を頼りに彼の居場所を見つけ出す。やっとの思いで見つけたのは屋根裏部屋。
そこには、疲れていたのか安心しきった顔で眠りについている同期がいた。両手には新しく入った後輩たちや神様たちの特徴が書かれた書類。そして同期の身を守るように囲んでいる様々な書類たち。
無意識に愛らしいなんて言葉が漏れていた。それはもう1人の同期も思っていたらしく共感をしてくれた。
「あ、時間だからもうそろそろ任務行ってくるわ」
じゃ、また。と僕と眠りについている同期を横目に仕事に戻る彼。そんな姿が不意に素敵だと思ってしまう自分が憎たらしい。その感情と同時に彼の姿がいつか線香花火のようにすぐ散ってしまうと思うと少しだが淋しく、切なく感じてしまった。
彼の玄関を閉める音で隣にいた同期が眠りから帰ってきた。起こしてごめん、なんて自分のことではないがとりあえず謝罪の言葉を述べ、共に書類作成や書類確認に戻る。この時間がとても素敵で、哀しくて、時を停めたいぐらい幸せで、けど停められない虚しさが交わりあって、脳が溶けてしまいそうになる。
いつか同期たちが橋を渡り、どこかにパッと消えてしまうと思ったら泣き出しそうになる。手を動かしていないのを叱りながら僕の顔を覗きこみ、顔の水滴をとってくれる。哀しみを零している理由を聞かず、背中合わせをし、書類作成などを進めてくれる彼には感謝してもしきれない。
「何かあったなら愚痴っていいんだよ?」
なんて淡い言葉を投げられる。その言葉で余計哀しみを零してしまう。肩を震わせながら感謝の言葉を述べ、作業にとりかかる。目元が痒く、擦りたい気持ちがあったが彼に止められると思い諦める。すると彼が懐かしい昔話を話し始めた。
それは禍祓でのできごとだった。入学してから共に走り、助け、称えあった日々を鼻歌交じりに話し始めた。その話に夢中になり、手が止まりかけていた頃、玄関から挨拶が聞こえてきた。
同期が仕事から帰ってきたらしく、鉄分の匂いを部屋に振りまきながらこちらに歩み寄り、話に入ってくる。彼は容赦なく体をこちらに擦り寄せ、彼に怒られる。
この時間が永遠に続いてくれればいいのに。
コメント
2件
ぁわ…😭 素の優しさ、って感じですっごく 好きだ… ほんと文章力すごすぎるよ…😇