白「ふわぁ…、、ん…」
白「すーっ… 、はぁ……」
今日もいつもどうり目覚ましの音で目が覚める。…訳じゃ無かった
今日は目覚ましがならなかった
白「え 、目覚ましなってへん … !?」
白「もしや、寝坊してもーた、!!?」
と 焦り時計をみる。
でも 時計は8時を指している
いつもどうり。
でも何がおかしい
白「…時計、動いてへん、、」
白「え、なんでや…?」
白「壊れたんかっ、…?」
と、思い時計をみる
どうやら壊れて無さそうだ
白「壊れてへん、なんでや…?」
白「それに、外静かすぎんか、?」
いつものバイクの音も、下から聞こえる足音も 全部聞こえない。
白「えっ…と、とりま学校行くか、」
このままぼーっとしていると遅刻すると思い、俺は学校へ向かった
白「…ほんまに静かやなぁ、」
自分以外の声が聞こえない
ほんとにどうしたんだろうか。
白「…え、?」
学校の通り道の道路沿いを通る。
車があった。
でも、全部動いていなかった
信号が青なのにも関わらず
人も、全く動いてない
白「へ、…」
白「……も、もしかして、…時間が止まっとる……?」
やっと状況が把握出来た。
でも、なんでこんなことに、
アニメみたいな白黒ではなく、いつもみたいに、いやいつもより綺麗だった
白「…今日はなんでもし放題やー!!」
白「よぉーっし!!学校行きますかー!!」
白「ほんまに誰もおらんのかなぁ、?」
白「ほんまはおったりして、?w」
なんてな
どーせいないやろ。
ちょっと、寂しいなんて。
白「はぁ……、行こ。」
そうして自分の教室に入る
白「……、1人や、w」
白「なんでも出来るな、笑」
白「……、あれ、窓空いとる、…」
窓が全開に開けてあった。
そこから風が吹いてカーテンが靡いている。
普段あんまり見ないけどこんなに教室って綺麗やったんや、と思ったのもつかの間
俺は気づいた
白「時間って、止まっとったら風も吹いてないはずやんな、……?」
白「意味わからへん、……」
白「…席座ろ、」
白「……ふー、、」
白「まぁ、案外1人もええかも……、?w」
白「…、うわっ 、?!!」
突然強風が吹いて、俺の視界をカーテンが遮る
カーテンが目に入って痛い。
そして目を開ける
白「……え、っ…?」
すると前に赤髪の男の子がいた。
風に靡くサラっとした髪に 後ろ姿でも分かる美少年感。
綺麗、と思った。
だけど、今は時が止まっている。
俺以外、誰も動かない。動けないはず。
でも、さっきはいなかった
僕と同じ動けるやつだと思う
俺は思い切って話しかける。
白「なぁ、君誰や?」
すると赤髪君は 振り向く。
思った通りの美少年で、目にかかる長い睫毛。クリっとした赤い目 小さい鼻、ぷるっとした口。
一言で言うならかわいい。
僕は目を奪われた
すると君が口を開く。
赤「俺はりうら。」
赤「君は?」
白「え、ぁー……僕は初兎、です…」
緊張して上手く言葉が出ない
赤「… しょう、…んー、あ!」
赤「初兎ちゃん!」
赤「よろしくね?」
そう言ってりうらくんは顔を傾けて俺の手を握る
あざとい
ドキドキして爆発しそう
白「よっ、よろしくな……!/」
赤「うん、よろしく、笑」
白「り、りうらくんはなんでここおるん?」
白「見た感じ 時間止まっとるっぽいけど、」
赤「んー、わかんない…」
赤「なんか歩いてたら急にここに飛ばされちゃって、笑」
赤「てか、時間とまってるとか凄くない!?」
赤「かっこいー!!」
と目を輝かせる
それはちょっとぼくも思う
白「え、やんな!!」
白「かっこいーよな!!」
赤「ね!笑」
そこから僕らは色んな話をした
意外に気があって、凄く楽しかった
白「なぁ、そーいえばさ、りうちゃんってこのクラスなん?」
そう言い放つと少しの間が空く
りうちゃんが髪を耳にかけて言う
赤「……そーだよ?」
白「へぇー、そーなんや!」
するとまた強風が吹いて、カーテンが俺の視界を覆う。
見えない
少しして目を開けた
白「…うぇ、?」
俺が見たのはいつものガヤガヤ騒いでる賑やかな教室だった。
どういうことや
どれだけ見渡してもりうちゃんはいない
水「しょーちゃん、そんなきょろきょろしてどーしたの?」
前に座っていたのはりうちゃんでは無くいむくんだった
白「りうちゃんはどこやっ、?」
咄嗟に口に出してしまう
水「…りうちゃん、…りうらくんのこと?」
白「…!知っとるん?」
水「うん、りうらくんってあれでしょ?」
水「10年前虐めで殺されたここの生徒の子!」
白「……は、?」
意味がわからない
りうちゃんはもう居ない?
いや、そんなはずない
さっきまでそこに、…
あれは、ゆめ?
でも、凄くリアルだった
水「そーいえば、その子もこのクラスだったらしーよ!」
水「まぁ、流石に今は虐めなんかない気がするけどねー!」
白「そやね、笑」
白「あれは、夢やったんかなぁ…(ボソ」
水「さ、次移動教室だよ!」
水「早く行こっ!笑」
そう笑う君の目には赤色が揺らいでいた
まじ伸びてお願い
はーと沢山下さい
コメント
5件
えええええええええ!? めちゃ好きなんだけど!!!!!! 天才さん見つけちゃった...✨️
ぇ 、 待って ... ちょ ー 好き