こちらの界隈では初めまして。
どうも、主です。
コメントといいね、フォローすごく喜びます!!誤字や口調が変だったら教えてください!修正します!よろしくお願いします!
注意書き入ります!
⚠️注意⚠️
・CPはMr.コンプレス(迫圧紘)×荼毘 です
・荼毘が誘い受け感あります
・口調変かもです
・戦線結成 ヴィランアカデミア後くらいの設定です
・キスします。深めのも
センシティブな内容に見えるようでしたら変更します
・オチ意味わかんないです すーぐ場面飛ばします
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「荼毘」
名前を呼ばれた彼はじとりと綺麗な碧眼をこちらに向けた。
「なんだよ」
低い落ち着いた声を出した荼毘はそのままベットを占領する。
「ここ、俺の部屋だよね?」
「ああ、そうだな」
なんだ、ここにいちゃダメか?と言いながらこちらを見上げる。
「荼毘も部屋持ってるんだし、休むならここより自分の部屋のほうがいいでしょ?おじさんは気にしないけどさ…」
連合が戦線を結成しても尚、まだ心を開こうとしない。そんな荼毘が人の部屋に入るのは随分と珍しいものだ。なにかしてしまったのかと考えてしまう。
「…部屋近く氷野郎によく会ってうるせぇから嫌だ」
それはよく会議サボるからでしょうよ…と思いながらもあえて口に出さない。
「それに、アンタと居ると少し落ち着く」
これはさすがに驚いた。本人の口からそんな言葉を聞けるとは。淡々と表情を変えずに答えた彼はそのままこちらを見る。
「んー…荼毘そんな風に思ってたんだ…おじさん驚いたよ」
「…だからここに居てもいいだろ」
少し目を逸らして言う彼が何故か少し可愛くて義手ではない方の手で少し傷んだ黒髪の上に手を乗せ撫でた。
「なんのつもりだよ」
嫌そうに少し顔を顰めながらも大人しく撫でられる姿は猫みたいで面白いなと思った。
あれからしばらくして荼毘はよく部屋に訪れるようになった。これはある日のことだ。荼毘がいつもと違った行動をとったのは。
いつも通り荼毘がベットを占領している隣に座り仮面を外すと痛々しいほど視線が刺さる。
「…なんか変?」
尋ねても無言のままこちらを見ている。無視しないでよおじさん傷付く… そんな内情など知らずに火傷で爛れた皮膚の腕をこちらへ伸ばした。
いきなり手を出されるとは思わず身構えたら、荼毘は目出し帽を外した。
「…え?」
「ハッ、案外いい顔してんじゃねぇか」
驚いた俺の顔を見てにやりと笑うと取ったそれをベット上に置いた。
それだけでは終わらなかった。唖然としている俺の右手に荼毘が指を絡ませる。火傷との境目の留め具代わりのピアスがひんやりと冷たく、荼毘の手は熱かった。
「荼毘、どうしたの?」
なるべく焦っているのに気付かれないように薄く笑うと荼毘は愉快そうに笑う。
「別に?」
…本当によく分からないな。この男は… と頭を抱えてしまいそうな気持ちになる。
もう目出し帽を外されるのも手を繋ぐのも慣れてきた頃だ。
「なあ、ミスター」
何、と返そうとした時に荼毘がぐいと身をこちらへ寄せてきた。
「…荼毘___っ」
顔が近付いていく。あと少しで唇が触れそうな距離だ。
「ミスター、お前は男とキスしたことはあるか?」
「…ないけど」
女とはあるがさすがに男はない。答えると荼毘はそうかと一言呟いた。
すると唇に荼毘は己の唇を重ねた。それはすぐに終わり顔が離れる。意味が分からない。思考が停止されたような気持ちだ。
「俺もだ」
荼毘は目を細めて薄く笑った。ぽかーんとしていると荼毘は続けた。
「ミスターは俺を抱けるか?」
先程と変わらない表情のまま可愛らしく首を傾げてこちらに問う。思わず固唾を飲み込みその綺麗なアイスブルーの瞳に入り込んでしまいそうなほど見つめた。
「…おじさんは同性を抱いたことないから分かんないよ」
相手は同性でましてや8歳年下、火傷だらけだ。興奮するのだろうか。
「へぇ、じゃあ試そうぜ」
楽しそうに笑いまた顔を近付けた。今度は多少は驚いたものの先程よりは驚かなかった。荼毘に驚かされてばっかりも嫌なので薄く開いた唇に舌を入れる。歯列をなぞると俺の肩に置いた荼毘の手が少しびくっと震えた。
「ん…っ」
荼毘の舌を追いかけるように絡めると荼毘の口から低く艶っぽい声が零れる。
「…っふ、ぁ」
自分から誘っておいて慣れていないのか少しの刺激で肩に置いている手の力が少し強くなっているのが分かり、不覚にも可愛いなと思ってしまう。
「…っ」
荼毘の後頭部に逃がさないように手を回し、もう片方の手を頬に添えた。荼毘の頭を優しく撫でるとぎゅうっと押しのけようと肩を押そうとする。
「…っんぅ」
荼毘は身を離そうとしていたが、離れないように後頭部回している手をこちらに引き寄せる。荼毘はこちらを少し睨みながらも燃やしたりせず大人しくされるがままにされている。
目を瞑った荼毘を見ると目から血が流れていてぎょっとしてしまった。唇を離したら頬に触れている手の親指の腹でそれを拭ってやる。荼毘はすり、とその手に継ぎ接ぎの頬を擦り付けた。ひんやりとする留め具とちくちくとさす髪が擽ったい。
「…なんだ、大丈夫そうじゃねえか」
宝石のように綺麗な色の目をとろんとさせ、こちらを見ながら言った。
この先のことをしたら荼毘はどんな顔をするのだろうか。
そんなことを考えている俺は既にもう荼毘の罠にはまってしまったようだ。
「…そうだね」
もう意地張っても仕方がないなと諦め半分答えた。
柔らかくもないしすべすべとした肌もない、男の彼は厭らしく口角をあげて笑った。
コメント
6件
ぎゃ ー す 神
いや神すぎます︎💕︎︎︎荼毘受け少ないからめっちゃ好きです!
ありがとうございます大好き愛してる (リア友が投稿したいと言ったので代わりに)