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どうぞ♪
水「………」
今日も会社へと出勤する
人がぎゅうぎゅうに詰められた電車内
学生や社会人など沢山の人々が詰め込まれている電車
見覚えのある1人白髪頭が見えた
水「初兎………さん…!」
白「…ん?」
降りる駅も同じだった初兎さんは早速僕に話しかけてくる
白「まさか本当に会えるとはな~…笑」
水「ホントびっくりですよ……」
そう言いながら彼の手元に視線をやる
そこには綺麗なドライフラワーがあった
白「これ、気になる?」
水「え…あぁ…いや…笑」
白「……これな、大好きなお友達からもらったものなんよな♪」
水「…へぇ……」
白「今日、この花を親に見せようかなって…w」
水「……そういえば初兎さんって年齢はいくつなんですか?」
我ながら失礼だ
出会って2日しか経ってないのにも関わらず年齢を聞き出す
白「僕は20歳やで♪」
同い年
まさかの同い年だった
水「へぇ…同い年だぁ…」
白「……そうなんや♪」
水「仕事は?」
白「今日は午後からあるねん!」
白「せやから午前はすぐそこに住んでる両親のもとに行こうかなって♪」
すごく家族思いな人なのだろう
いいな、僕の両親は中学の時居なくなっちゃったし…
白「…君は?」
水「仕事行くところ。」
白「名前は?」
水「ほ、ほとけ………」
白「ほとけかぁ……」
白「イムくんな!!((ニコッ…♪」
そう言われた途端頭がキーンと痛む
水「(また…ッッ)」
僕は元々精神病を患っていた
それは治療したが後遺症としてたまに頭痛がするようになった
水「(微妙に遺体のどうにかしてほしい………)」
白「……ほな、僕は行くな♪」
水「はい!また!」
白「…………っ!」
白「おん、またな!♪」
咄嗟に口から出た「また!」であんなにも嬉しそうな顔をするなんてなんとも変わった人だ
水「初兎さん……ねぇ…♪」
気に入ったかも…♪
仕事も終わり家に着いた
風呂も済ませ夕飯も食べ終わりあとは寝るというだけになった
水「まだ22時か………」
水「時間ある…!」
そう言って自室に戻りスマホをいじる
水「……あ、たくさん通知来てる」
僕は仕事が落ち着いてるときは歌い手活動をすることにした
僕の性格上働いていたほうが落ち着くような体になってしまい休日は歌い手活動をしている
水「……うさぎ……さん…」
どうも初兎さんを連想させるような名前だ
うさぎ「大仏さんの声とてもかわいいですねッ!✨️」
うさぎ「良ければ一緒にコンビ組みたいですッッ………🙏🏻」
水「しかもお誘いだし…笑」
と言いながら「うさぎ」と名乗る歌い手の歌ってみたを聴いてみる
彼の歌声はとても落ち着く声だった
落ち着いた低音なのにラップはバチバチ
のくせにトークはふわふわとして可愛らしい
これがギャップというものなのだろう
水「……引き受けてみようかな…♪」
大仏「うさぎさん!先ほど歌ってみたを拝見させていただきました!」
大仏「とても落ち着く声ですごい好みです♪」
大仏「こちらこそお願いしたいです‼️」
水「送信……っと…」
なんて返事が来るのか楽しみ
水「今日はもう寝よ………!笑」
続く…