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レンたちタイムパトロール隊が関ヶ原に到着したとき、
そこに戦の気配はなかった。
「おい……マジかよ。」
戦場にあるのは、ずらりと並んだラーメン屋台。
東軍(徳川家康)と西軍(石田三成)が向かい合って、巨大な鍋を準備していた。
「関ヶ原の戦いって……ラーメン大食い決戦だったのかよ!!!」
レオンが頭を抱える。
その横でジョニーがめっちゃ楽しそうにしている。
「これはこれでアツい展開だな!」
📍 ルール
✅ 東軍・徳川家康:「家系ラーメン」軍団
✅ 西軍・石田三成:「魚介つけ麺」軍団
✅ どちらのラーメンをより多くの兵士が食べるかで勝敗が決まる
「戦いじゃない……これ、ラーメンフェスだろ……。」
レンのツッコミもむなしく、大会は進んでいく。
「家系ラーメンの濃厚スープが胃にくる! だが、それがいい!!」
「魚介つけ麺の風味ともちもち麺、無限に食える!!」
兵士たちは戦うどころか、ひたすらラーメンを食いまくっていた。
「さて、最後の一杯を食べたら勝負は決する……!」
家康と三成が向かい合う。
しかし――
「うっ……く、苦しい……」
三成の動きが止まった。
「胃が……限界……!!」
「ならば、ワシが……!」
そこへ現れたのは、豊臣秀吉だった。
なぜか二郎系ラーメン(爆盛り)を手に持っている。
「関ヶ原など、ワシのラーメンで決着をつける!!!」
「なんでお前が出てくるんだよ!!!!」
📍 結果
✅ 関ヶ原の戦い、ラーメンフェスとして平和に終結
✅ 東軍の勝利、しかし戦後処理は「ラーメンメニュー開発合戦」へ
✅ 幕末、新選組が「ラーメン道場」として活動
「いや、これもう修正無理じゃね?」
レンの絶望が、関ヶ原の空に響いた。
――第三話『関ヶ原、ラーメン大食い決戦』 完