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いつまでも、聴けたらいいなぁ…
shk視点
俺はぶるーくと友達になってからぶるーくの演奏を聴くために音楽室に通い詰めた。
とある日、ぶるーくは俺に提案を持ちかけてきた。
『シャークんさ、ピアノ弾いてみない?』
「えっ?」
『いや興味あるのかな〜?って』
「え、逆にいいの?」
『え!いいよいいよ!一緒に弾こう!』
そう言ってぶるーくは俺を足の間に座らせ、手を重ねながら一緒に弾いてくれた。
ぶるーくほど上手くはないがメロディーと簡単な伴奏をなぞるくらいはできた。
「…!弾けた、弾けたぞ!」
『うんっ!メロディー弾けたじゃん!すごいよ!』
ヨシヨシ
「うぇっ!?//ちょ…ッ?」
『あっごめん…頭撫でやすいしさ…』
「どういう意味だよそれ💢」
『ごめんってシャークーん!』
「俺もピアノ始めてみようかな…」
『ふふっ、楽しかった?』
「うん……」
『これからが楽しみだな〜!』
「ww…頑張ろっかな!」
ぶるーくが嬉しそうな顔が俺も嬉しくって、その日はぶるーくと一緒にピアノを弾いていた。
それから少し経ったとある日、ぶるーくは
『コンクールに出るんだよね』
と言った。どうやら観に来てほしいらしい。ちょうどその日は特に予定がなかったので観に行くことにした。
今日からはその練習をするらしい。もっと真剣なぶるーくが見れそうで楽しみ〜!
〜♪
安らぎの時間は下校のチャイムで終わりを告げた。
『ふー!ねねっ、僕の演奏どうだった?アドバイスとか欲しくってさ…』
『どんな感じに聞こえたー!とかここもっと強くしたら感情入るかも、とか?なんかない…?』
「ん〜…。俺は結構安定した感じだなって思って___」
『…おけ!参考になる〜!ありがと!』
「こちらこそ!演奏聴けてアドバイス欲しいとかめっちゃ嬉しい…!」
「俺も最近頑張ってみてるし、お互い頑張ろーぜ!」
『うん!』
〜shk宅〜
「ふーっ」
最近元々家にあった母のピアノを触ってみているがとても難しい…当たり前なんだけど。
俺はただコンクールとかじゃなくて“ぶるーくに褒めてもらいたい”ってだけでやってるからな〜
ぶるーくは凄いな、いつか俺もあんな風になれたらな。
今はとりあえず簡単なものが弾けるようになるまでだな…
br視点
もっと、もっと、もっと。
彼が来るんだ。
アドバイスを正確に、丁寧に、落とし込んで…ギギッ
もっと
聴きたいって思ってもらえるように!