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涼ちゃん……帰ってきてよ……
今日もまたひとりで寂しいと思ってしまう
いつもは隣にあるものが
もうないの思うと心が痛い
「元貴大丈夫?」
そう僕を癒してくれた君はもう居ない
「元貴愛してるよ」
そう言って僕を愛してくれた君はもう居ない
その優しい愛は僕には美しすぎたんだ
「涼ちゃんなんかもう嫌い」
喧嘩した時言った言葉
君は悲しい顔だった
許してくれなくていいから
帰ってきてよ
僕が愚かなのはいいから
寂しいんだ
心が凍えそうなんだ
その優しい笑顔で
僕の心を温めてくれるだけでいいんだ
「元貴ありがとう!嬉しい!」
君の喜ぶ顔も
「元貴寂しいよ……」
泣きそうな瞳も
「元貴ぃ!」
僕を呼ぶ声も生きているんだ
なのになのに
君は僕を置いていくんだ
僕を歳をとらないみたいにさ
今日もただひとりで寂しいと
君のいつもの場所で思ってしまう
なんで僕にそんな優しかったんだよ……
貴方のその優しさでも
僕は傷を思ってしまう
でもこんなに愛せていたと思ったのに
僕は君を愛していたのか?
神様どうか、答えてください
君を愛していたか分からないんだ
「若井はすごいね!」
「ホントすごい僕とは違う……」
名誉じゃなくていい
「若井、財布忘れた……ごめん」
「家来て!払うから!」
お金なんて後でいい
「若井こっち向いて」
「んムッ」
「あめ……笑」
君が上手なままでいい
「2人がやめてさ寂しくて」
「孤独で……そばにいて欲しい」
孤独を分かち合えばいい
「頑張ったね!チュッ」
「あはは……笑」
ぎこちないキスも
「もう嫌だ死にたい……」
「ごめんね若井」
涙したわけも
「バイバイ!」
ホントのバイバイは聞いてないよ……
僕はサヨナラに慣れすぎた
「若井大丈夫……大丈夫!」
「おいで?」
心のハグも
「プレゼントあげる!」
「いつものお礼!」
プレゼントも
何一つ返せなかった
今日もただひとりで寂しいと
きみの写真を見て思ってしまう
貴方のその優しさは
僕には美しすぎた
神様、涼架に伝えてください
君に愛されていた事に気づいたんだ
金が鳴り響いた
魂は知っているんだ
本当の愛は
こんなんじゃないんだろうかって
出会った意味も
数えればキリがないけれど
君はもう居ない
「元貴!、若井!」
「バイバイ!」
今日もただひとりで寂しいと
ベットの中で思ってしまう
「元貴さん涼架さんが亡くなって悲しい」
「でしょう……気を休めてくださいね」
「若井さん……元気出してください……」
誰かのその優しさだけで
僕は傷を負ってしまうんだ
今頃、僕は、僕は
君を愛していたことに気づいたんだ
全てが昨日のように感じるんだ