10年前。 小我太。 組織。
「、、、、」「小我太、、採血の時間だ」そう阿蚋は牢屋のドアを開けた。「、、、、」何でコイツは俺のこと名前で呼ぶんだろ、、名前で呼ばれるより、クズとかゴミとかで呼ばれた方がまだいい、、「、、ん、、」、、あー、、何だかな、、「、、、、」、、本当に怖いな、、阿蚋は。
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現在。 flower cafe。 2階。
「、、ん、、」、、あ、、夢か、、「、、、、」俺は首だけ横に向けた。そこには椅子に座ったままうとうとしている風磨が居た。「、、ん、、」「、、、、」、、背筋がゾクゾクする、、体が凍りそう、、「、、ま、、風磨ぁ、、」俺は風磨の袖を引っ張った。「ん、、あ、小我太!!大丈夫か!?」「、、、、」「、、ん、どした、え、泣いてる??え、どうした」風磨は俺の頬に触った。「、、ん、、ん」「お〜、どした」俺は風磨の胸の中に顔を沈めた。「ん〜、どうした??怖い夢でも見た??」「、、ぅん、、ごめん、、今日はもう家に帰りたぃ、、」「、、、、」
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組織。 加四六。
「、、!!焚矢!!」俺は急いで医務室のドアを開けた。「、、ただの打撲です、、」焚矢はそう言った。「、、橘幹部、、」横には才子ちゃんもいた。「、、何があった、、」「、、ものっちが、、」
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4時間前。 組織橘団室。 才子。
「ムッー!!計算ミスぐらい許して〜!!」私はそうヤッキーに怒鳴った。「そうしてやりたいけど上司がそれを許さないんだよ」「ハハ、、僕も手伝うよ」ものっちは私の隣に座った。「、、えっと、、ここの計算は、、」
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30分後。
「あ〜!!!!終わった〜!!!!」「ハハ、お疲れ様」「お疲れ」ものっちとヤッキーは私にそう言った。「よし!!みんなで夜ご飯食べに行こう〜!!!!」私はそう立ち上がった。「うぉ!!お前危なっ、、!!わぁ!!」するとヤッキーが私が急に立ち上がったのに驚き、ヤッキーのひじがものっちの胸あたりに当たった。「うぉ、ご、ごめん、、物宮、、」「、、、、」「、、??物宮??」「え、いや、大丈夫だよ!!焚矢君こそ大丈夫??」「、、あぁ、、」「、、、、」、、あ、、これそろそろ頃合いなのか、、「、、ものっちはさ、、」「、、、、」「、、な、何で、、男を名乗って生きてるの、、??」私はそうものっちに聞いた。「、、あ、、これは、、」「、、、、」「、、、、」「、、や、やっぱりみんな気づいてるよね、、無理あるもんね、、」ものっちはそう俯いた。「、、別に否定してるわけじゃない、、ただ、、お前はいつも自分に無頓着だろ、、少しはお前のこと、俺らにも教えて欲しいと思って、、同じ団員なんだから」ヤッキーはそうものっちの顔を見た。「、、ハハ、、嬉しい、、ありがと」「、、ま!!生きたいように生きるのが1番だよね〜」私はそう言った。「、、うん、、僕も、、本当にそう思う」そうものっちが言った次の瞬間、ヤッキーに殴りかかった。
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現在。 組織。 加四六。
「、、そっから、、あんまり覚えてない、、」「、、そっか、、物宮はやっぱり女性だったか、、」、、それに加えて元々梵側だったってわけか、、「、、、、」「、、幹部、、」「、、??どうした、才子ちゃん??」「、、私、、これ以上仲間が敵になるのはやだよ、、」「、、大丈夫、、何が何でも物宮は俺等の仲間だ」
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