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僕がまだ6歳だった頃くらいの話。
🎤「ぉかぁ、さん、?」
どこを探し回っても
僕のお母さんは居なかった。
🎤「ぇほッ” けほッ…」
前の日から喉が、話せないくらい痛くて
🎤「ぉ”かぁ、さ “ ん ッ!!」
どんなに叫んでも
お母さんはいない
🎤「ッ”はぁ、はぁ、」
どうしよう、?w
僕このまま何も食べれずに、
死 んじゃうかな、?
🎤「ッぐ 、はぁッ、(ぽろぽろ」
喉が痛い、寒い、お腹が空いた
3つ同時にそんな事を考えて
涙が出てくる 。
🎤「だれか …ぁ、ッ、(かひゅ、っ」
息を吸おうとしてももう変な音しか出ないし
すごく、ものすごい小さい声しかでない。
その時
?「ちょ、ッ!?涼ちゃん、あそこに人が居る!」
?「へぁ、?……あああほんとだ!?」
…なんだ、?
🎸「大丈夫ッ!?」
🎹「っ、しょ、」
まだ慣れていないのか、
すごくゆっくりの速度で、髪の長い子は
車椅子を動かしていた。
🎤「なんで…ッ、車椅子……乗ってる、の?」
今出る最大の声で、そういった。
🎹「へッ、?あぁ、、」
🎹「事故で……」
🎤「事故、?」
🎹「居眠り運転で、足轢かれちゃって、」
🎤「え…」
🎹「て、てか!」
🎸「大丈夫!?」
🎹「ちょいちょい、w
僕のセリフ取らないでよww」
🎸「あ御免」
🎤「ぁはは…、ッ w」
🎹「ぁッ、で、どうしたの!?」
🎤「僕、ッ
喘息、なんだけど ッ 」
🎸「ぁ…成程!!」
🎤「え、?」
🎸「僕に任せて!(手 引 張」
🎸「涼ちゃんも!行くよ!」
🎹「へ!?ちょ、待ってよ!!」
🎤「へ、?ぇ、?」
───────────────
若井 宅
───────────────
🎸「入って!」
🎤「え、お母さんとかお父さんは、?」
🎸「” 居ない “ !」
🎤「え、?出張とか…、?」
🎸「ううん、!” 居ない ”
ただ普通に ” 居ない ”」
🎹「……、(俯」
🎤「…、?そっか」
🎸「…………、( 無言 ( 顔 暗
…まぁ!!(にぱっ
ちょっとまっててね!!」
🎤「へっ、?ぁ、うん、」
🎹「…僕(ぼそっ」
🎤「…、?」
🎹「僕のせいなの、
若井の親が亡くなっちゃったの」
🎤「ぇ………………、?」
🎹「僕が轢かれそうになった時
若井のお母さんとお父さんが守ってくれた
僕が轢かれたのは足だけで済んだ
けど 若井のお母さんとお父さんは
即 死 だったんだって。」
🎤「…じゃあなんであの子は…君と仲良くしてるの?」
🎹「『悪いのは涼ちゃんじゃない
しかも涼ちゃんのこと守った僕の親も、死ぬって分かってたかもしれないのに可笑しいでしょ?』って… 」
🎤「…そう、」
🎸「持ってきたよ!」
🎤「え、喘息の薬…、」
🎸「咳喘息…だったら、市販?の薬だけど家にあったんだ」
🎤「咳喘息、だよ」
🎸「良かった、これ飲める?」
🎤「飲んだこと、ある、
飲める」
🎸「あぁ、良かったー!」
ふたりとの出会いは
こうだった。
「みんな ッ、!!
起きて、お願い、やばいから!!」
羽月希さんの声が聞こえて
ぱちっと目が覚める
🎤「ん…、何…」
「” 滉斗くんが倒れた ” !!」
🎤「…へ、」
🎹「ぇ、?」
丁度部屋から出てきていた涼ちゃんも
車椅子を動かす手を止めた。
今、僕も涼ちゃんも若井も、体に異変は無かったから
病院からは出て、羽月希さんの家で過ごしているんだが、
若井、もしかして 、
🎤「 何処にいるの、?」
「滉斗くんの部屋…、」
🎤「ありがとう、 (だっ」
🎹「あ、待って!!」
がちゃっっ、
🎤「若井ッ!!」
🎸「うわッ、!?はぁ……びっくりした」
🎤「ぁ…ッ、ごめッ 、」
🎸「 ” 心臓 ” に悪いよ本当…、w
僕倒れたばっかりなんですよ ~ だ、
大事に扱って!」
あぁ、良かった
いつもの若井だ。
🎤「……痛い?」
僕は知ってる
若井が無意識にすること
心臓が痛いと、服を強くギュッと掴む癖がある
🎸「え、なんで」
🎹「元貴は全てお見通しなんだよ、?w」
🎸「…ふは、wバレた」
🎤「痛いなら寝てなさい!(ぷんぷん」
🎸「嫌だよーだ、w」
🎤「むかつくぅ…、」
若井は心臓病っていうのを患ってて
小さい頃かららしい。
僕と出会った頃のずっと前から、とか言っていたような気がする。
🎤「なんで…倒れちゃったの?」
🎸「説明しようか?(にやにや」
🎤「説明したいだけでしょッッ!」
🎹「あはははっw」
🎸「まぁね、でも教えてあげよう(どやっ」
🎤「病人の癖に…!!」
🎸「あははっw…えっとねぇ」
🎸目線
何処かが痛くて、夜中、目が覚める
🎸「…、」
起きると、横で元貴と涼ちゃんが眠っている。
ちゃんと3人の部屋は、お姉(羽月希さん)が作ってくれたんだけど
元貴が「ひとりで寝るのは怖い」って言ってから
3人で寝ている。
🎸「ぃ “ … ッ たぁ… ッ” 、」
ふらふらしながら、お姉に助け求めないと、と思い、2人を置いて行ってお姉の部屋まで行く。
🎸「お姉 … ッ “、」
「ん…何、?」
🎸「…え、起きてたの?」
「寝れないんだ ~ …w
…で、どうしたの、?」
🎸「ここらへん っ … 痛い 、」
「え…寝れないくらい?」
🎸「ぅ ん 、ッ、」
「薬飲もうか」
🎸「…………うん、」
いつもは嫌がるけど
今日はどうしても痛かった。
薬を飲んで少しでも落ち着くなら
逆に、早く薬を飲みたかった。
「はい、どうぞ」
🎸「ありが … ッ “ぐ 、」
「大丈夫、!?」
🎸「( 首 横 振 」
「取り敢えず薬飲もう、?」
🎸「ぅ、ん …、 」
薬を飲んで、大きい薬だったから
喉に少し違和感があるけど
これで楽になれるなら、と、気にしなかった。
🎸「 ッ… 」
「ソファー座ろっか」
🎸「…(こくこく」
頷いて、ソファーに向かおうとしたら
急に視界がグラッ て傾いて。
気づいた頃には床に倒れてて
ほぼ意識は無かった
最後に聞こえたのは
🎹「滉斗…、?」
🎤「…え……、?」
少し 前に立っていた、2人の声だった
🎹目線
🎤「…げ、バレてたのか」
🎹「完全に意識なかった状態かと思った…」
🎸「えっ覚えてたの?w」
滉斗はそう笑うけど
きっと、無理してるんだろうと
元貴も思ってるはずだ。
🎤「もっちろん。
トイレ行きたくて目覚めたら
若井横に居ないんだもん。
まずトイレ行って
涼ちゃんの車椅子押してリビングまで来たら
若井が倒れてて「え?」って訳よ」
🎸「はははw」
🎹「僕は「え?」よりも
「ん ???」って感じだったな…ww」
🎸「「ん??」って何よw」
🎹「「え?」とほぼ同じじゃないの?」
🎤・🎸「へ?」
🎹「ん??」
🎤「あ…」
🎸「そういう事ね理解した。」
えっ、え、なになに?
僕は分からず
🎹「…まぁまぁ!僕朝ごはん食べたい~!
元貴も食べようよ」
そう、部屋に響き渡るように言った。
第3話 : 「大嫌い」