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「ふぅ、」
授業をサボって本を読んでいる。
この男の名前は鳴海弦。
「ふー新刊何とか買えたな!」
「あーたまらん」
鳴海は腐男子だ。
前まで普通の男子高校生って感じだったが、ゲームをしていたとき、たまたまBLの広告がながれてきたのが始まりだった。
先生の話は聞かないし髪も勝手に染めているためサボっていてももう飽きられていて相手にされなかったのだ
でも、友達なんかいらない
「ボクにはBLがあるから大丈夫…」
はじめてみた時は興味本位だった。
男同士の恋愛なんて現実ではそうそうなかったから
あんなにハマるとは自分でも思っても見なかったのだ。
「あれ、何してるん」
「……へ?」
もう昼だった
BLに夢中で気が付かなかった
とっさに本を隠す
「それ何見てるん?」
「ウルサイ!お前に関係ないだろッ!」
「あれ、もしかして、鳴海くん、?」
「あ、お前誰だ」
まじめに授業なんて受けないしクラスのやつなんて興味がない、だから誰も覚えていなかった。
「あ、君と同じ3年の…保科」
「ふーん、」
「なんか、いつもおらへんから、こんなんなんや、」
「……」
なんだコイツ……
そう思ったもしかして自分が怖いのだろうか
「それ、何見てんの?」
「は、いやお前に関係ないだろ!」
「見してや」
そう言って本を見ようとしてくる
ちゃんと学校の人と話したのは久しぶりだしそれにBLを読んでいるなんて知られたら終わりだ
「そんな隠すことないやん、かッ」
「あ、」
本を取られてしまった、もう終わりだそう思ったのに…
「BL…?」
「…いやそれは、」
「僕も腐男子やで!」
「…は?」
予想外すぎて間抜けな声を出してしまった。
「腐男子珍しいから、なんか嬉しいわぁ、」
「僕もそれ読んだことある!」
「ほ、ほんとか?」
まさかのこいつも腐男子だったとは
「僕このシーンめっちゃ好きなんや」
「ボクもそこ1番好き、」
それからたまに2人で授業をサボってBLを一緒に見に来た。
「あ、鳴海クーン!」
「保科、」
「じゃーん!見てや!」
「…!!それは新刊じゃないかッ!」
「ゲットしたんやで?2人で読みたいから」
「、そうか、」
そんなこと言われたのははじめてで嬉しかった
"2人で"
特別みたいに思えた
鳴海はその言葉が好きになった
「うわぁぁ、キュンキュンしたわ、」
「あぁ、次はボクが、"2人で"読めるように、持ってくる、」
「ふふ、なんか鳴海くん嬉しそうやな」
「は、そんなことない」
「鳴海くんってサボり魔で人の話聞かないヤバい奴って聞いてたから怖かったんよ僕、」
「うん」
昔からそうだった
めんどくさいことは嫌いだし嫌なことがあったらひとりでいた。
だから1人ぼっちはもう慣れていた
「でもな、全然違うし話してて楽しい!」
「、!」
「やからまた一緒に読もうな?」
「うん、」
「僕が腐男子なの鳴海くんにはじめて言った、」
何だかちょっと嬉しそうな保科の顔がちょっと、ちょっとだけ可愛く見えた。
鳴海はたまに来てくれる保科とBLを読むのが楽しみになった
だから学校もよく来るようになった。
この時間が1番好きだった
「ずっと"2人で"読んでたい」
思い切って言ってみた
「そうやな、"2人で"大学も同じとこ行っちゃう?笑」
「……!!」
冗談ぽく保科が言った
嬉しかった
こんなの全てが初めてで1人が嫌いになった。
「僕が腐男子なのは秘密やで?」
「うん、2人の秘密にするからな、」
BLを見てるみたいなトキメキがした
絶対守るよ2人だけの秘密
コメント
4件
くぅっ!しみるぅっ!ようぶぅぅぅん!