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《アテンション》
・武道/タケミチ愛され
・武道が武道じゃない
・原作無視・全部捏造
・口調迷子・キャラ崩壊
⬇なんでも大丈夫な方だけどうぞ
「武道が女王になった?」
どんなエイプリルフールかとカレンダーを見ればエイプリルフールはちょうど2ヶ月前に終わっている。伝えてきた山岸は冷や汗ダラダラで、 走って来たのかゼーハーと息切れをしている。
「マジマジ!ヤバかった。雰囲気だけで近づいちゃダメだって分かった。あと…、なんて言うか。」
「エロかった」
山岸が言葉づまりをしていれば痺れを切らしたマコトが馬鹿正直に口をだした。
「こんのクソ野郎!!」
マコトの口出しにキレたタクヤ。どうやら幼なじみが性的に見られるのが気に食わないのだろう。
この人も幼なじみに激重感情を向けているのに人のことを言えない。
「はあ、嘘もいい加減に…っ」
“いい加減にしろ”そう伝えようと口を開いたが、直ぐに閉じることになる。
バンッ!!!
スライド式ドアが乱雑に開かれた。その開けた本人はいつも音を極力出さないように優しく開けるはずの花垣武道だった。いつものタレ目とは違い、目つきは悪くどこか眠そうで、確かに…その…。
…危ない雰囲気を纏っている。
「たけ…みち…?」
タクヤが目をこれでもかと開いた。武道は声の主に気がついてタクヤに目を向けた。
その瞬間、砂糖を煮詰めたかのようにドロっとした目で微笑んだ。
その目はいつもの快晴を当てはめたような目とは違い深海のような深い藍だった。
「たくやぁ…」
「ヒャイ」
はあ…と色っぽく言い、タクヤの肩に抱きついた。思春期の男には刺激が強く、基本何しても動じないタクヤでも困惑して硬直してしまうようだ。
「どどどどどうしたんだ武道」
「いや登校してる時さ、 お母さんから貰った飲み物飲んだの。ゲロ不味かったわ、最悪…。」
おえ゛〜と舌を出す武道に4人は目を奪われる。
あ、お母様のせいだ
普段意見が揃うことの無い4人。この時だけは見事に揃ったのだ。
それに気づいたが最後、1人は冷や汗をかき、1人は虚無顔になり、1人はアルカイックスマイルをキメ、1人は明後日の方向を見た。
これ、マイキーくんに会ったら終わるくね?
そう、天上天我唯我独尊我最強男こと佐野万次郎はヤバい。欲しい物があればどんな手を使っても自分のモノにする。
そんなマイキーは最近武道に目をつけたのだ。
そこからはアプローチにアプローチを仕掛けた。マイキーの大好物である和菓子を半分こ+あーんしたのだ。普段俺の和菓子に手ェ出したらぶっ殺☆とか言うあのマイキーが、だ。
そこまでしてでも欲しいモノ。
否、この花垣武道を欲する者は五万といる。もうフェロモンでも出してんじゃねぇのと思うほどに人たらしで魔性の男で老若男女から好かれるヤツ。
見られたら終わり
見られたら最後。
バンッッッ!!!!!!
「あ、タケミっち〜♡」
終
制作・著作
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Ⓝ●Ⓚ