妖はじBL短編集
第3話
『僕の物 。』
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恵比寿side
カタカタカタ…
僕は今 、仕事しながら明裙をどう監禁しようか考えてる 。
明くんは勘が鋭いし 、百々目鬼っていう鬼の妖怪だから力も強い 。
僕は非力な方だから 、すぐに逃げられちゃう …
明裙には何が効くのか、?
うーん …
秦中「は?たかはしの弱点?」
赴任したばかりの僕がどれだけ考えても仕方が無いので 、教員に聞いて回ることにした 。
恵比寿「うん」
秦中「そんなん知ってなんになるんだよ」
恵比寿「んー 、さぁ?」
秦中「…そうか 、」
秦中「彼奴の弱点か… 、意外とちょろい所とか?」
恵比寿「へぇーそっか!ありがとう」
ふーん、まぁ確かにチョロそう
神酒「たかはし先生の弱点?」
恵比寿「はい」
神酒「なんで僕が君にそないな事教えなあかんねん」
恵比寿「1ヶ月お酒禁止にするよ」
神酒「分かった分かった教えたるわ」
神酒「弱点…あー、そういえばたかはし先生、感度高い気がするわ」
恵比寿「へー 、ありがとう 。神酒先生のくせにいい情報持ってるね 」
神酒「一言余計やで、チビ」
あれから色んな先生に聞き回って 、まぁまぁ情報が集まった 。
こんだけ作戦あれば 、流石に明裙でも勝てないでしょ 。僕 運良いし 。
恵比寿「明せーんせ」
明「おっ ! 」
明「恵比寿先生じゃん!」
明「どうしたの?もう夜も遅いから 、教員皆帰ったと思ってたのに」
恵比寿「いや 、ちょっと明く …明先生に用事がありまして、」
明「えっ 、僕に用事??」
首をこてっと傾ける明裙 。
これを可愛いと思わない人は居るのだろうか ?
恵比寿「そうなんですよ」
明「なになに〜?」
恵比寿「僕と遊びませんか ?」
明「あそび?」
恵比寿「明先生にとっては遊びみたいな物です」
明「僕にとって?」
明「…もしかして診察させてくれるの!?」
恵比寿「大正解〜」
明「えぇっ、自分から申出て来るモルモ…患者さん初めてだから嬉しいなぁ!❤︎」
食い付いた 。
こんなに安直な作戦でもいけるのか…
チョロすぎて心配になる 。
明「何処でさせてくれるの ?」
恵比寿「そうですね …」
恵比寿「僕の家とかどうでしょうか」
明「先生のお家 !良いじゃん !」
明「そうと決まったら早く行こ !」
明裙は帰る手段が今日は偶々歩きしかないらしいので 、僕の車に乗せて行く事になった 。
車を運転し始めてから数分経つと 、明裙は眠りについてしまった 。
いや 、警戒心無さすぎでしょ 。
僕 赴任してきてまもないのに 、此処まで信用しちゃっていいのかな
…まぁそんな所も可愛いけど 。
明「んー…、ッ」
家に到着して 、声をかけようとした所、明裙が起きた 。
明「ふぁあ…あれ、もう着いたの?」
恵比寿「今着きましたよ」
明「ん〜…そっかぁ、」
まだ眠いのか 、言葉がぽわぽわしている 。
こんな姿 、眺められるの僕くらいじゃない ?
恵比寿「僕が運びましょうか ?」
明「んー…御願い、…」
ひょい 、と明裙を持ち上げる 。
…何これ軽ッ 、内臓ちゃんと入ってる?
誰かに見られる訳にも行かないので 、手早に家に入り 、ベッドに寝かせる 。
明「ん、…」
実は此処まで明裙がぽわぽわしているのには 、理由がある 。
僕が睡眠薬を飲ませたからだ 。
普通に喉乾いたでしょ 、って言って渡したら全部飲んじゃって …
そりゃ効くよ
でも 、明裙も鬼妖怪だから 、薬への耐性は若干あるみたいだ
まぁ入ってたのはソレだけじゃないんだけど 、❤︎
明「… 、」
((起き上がる
明「せんせ … 、」
恵比寿「なーに?」
明「なんか…躰がむずむずするの…」
恵比寿「そっかそっか …」
効くの遅かったな 、
そう 、皆様ご察しの通り 、もう1つの薬は媚薬 だ 。
明「ッふ、/」
どんどん効いてきた 、
明「ひぅ 、う 、ぁ//」
明「しぇんしぇ 、ぇ?//僕、おかしくなっちゃったよぉ、/ 」
赤面×涙目×萌え袖で抱き着いてきたから 、理性がぶっ飛びそうになったが何とか耐えた 。
恵比寿「僕ならソレ、直せますよ」
つーッ 、と 、明裙の首をなぞる 。
明「ッう、❤︎」
明「せんせ、ッ、//僕の事治して、?/」
恵比寿「仰せのままに、❤︎」
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
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一応、この🦐×💉は終わりです!
見てくれてありがとうございました!
次はリクエストのやつを書きます!
ばいばい!
コメント
3件
続きのシーンも書いてほしぃぃぃ!!!!!!!