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最高です!!廉君格好いいし、 ラウはちょっと怖いけど、本心じゃない気がする……
村上 「 ウザいんだって! 」
村上 「 お前が妹だなんて最悪だ! 」
『 お、兄ちゃん、、? 』
村上 「 しかも、同じグループって、 」
村上 「 はっ、笑 」
村上 「 笑わせんなよ。 」
『 待ってよ、 』
『 なんで、 』
村上 「 全部全部、 」
村上 「 ずっと前からお前のことなんて嫌いだったんだよ! 」
『 …、 』
『 な、で…、 』
村上 「 全部だって言ってんだろ。 」
村上 「 本当に、もう限界だ。 」
『 ごめ、なさい、… 』
村上 「 消えろよ…、笑 」
村上 「 消えてくれよ! 」
『 っ、 』
その場から走って逃げた。
周りにいるメンバーの視線も、お兄ちゃんの声も全部が怖くて怖くて、仕方がなかった。
『 ひっく、泣 』
『 な、で…、泣 』
永瀬 「 あゆ? 」
私の名前をこう呼ぶのは彼だけだ。
『 れ、く…、っ泣 』
永瀬 「 どうしたんっ、 」
『 ひっく、泣 』
『 ぅあ、泣 』
永瀬 「 歩、? 」
『 うわぁあん、泣 』
暖かくて安心する彼の声で、涙が止まらなくなってしまった。
彼に頭を撫でられて、泣いて、外にいることも忘れていた。
カメラが私たちを捉えていただなんて、気づきもしなかったんだ。
私のせいで、SnowManにもKing & Princeにも、お兄ちゃんにも廉くんにも、迷惑がかかることは、後数日後。
村上 「 …これなんだよ。 」
『 …え、? 』
久しぶりに話しかけてもらったときの一声はそれだった。
村上 「 もう、本当いい加減にしろよ…、 」
『 え、? 』
『 何が、? 』
村上 「 これだよ! 」
『 ……え、? 』
机にバンッと置かれたスマホを除くと、私と廉くんの熱愛疑惑がネットに書き込まれていた。
『 ちが、 』
村上 「 カメラに撮られてんじゃん 」
村上 「 何してんだよ本当、 」
村上 「 バカじゃねぇの、 」
『 ちが、これは、 』
村上 「 お前だけじゃないんだって! 」
村上 「 皆に迷惑掛かるんだよ! 」
顔を上げると、眉を八の字にしたふっかさん達。
深澤 「 歩、これ、外だからさ、 」
深澤 「 せめて、場所は考えよ、? 」
『 ……はい、 』
違う、本当に違うのに、
誰か、信じてよ……
もう、何を信じたらいいか分からなくなった。
実の兄に嫌われて見捨てられて、メンバーからも信じて貰えない。
他のグループに迷惑ももう掛けられない。
あれ、、私って、何なんだろう、
『 ごめん…なさい、…… 』
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