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ボクの名前は西園寺華音!ボクのいっちばんの親友からはイルキミって呼ばれてるよ!
イルキミ「虎英ー野球しよーぜー!」
虎英「あなた運動音痴では?」
イルキミ「剣道文治?」
虎英「私も運動音痴なので無理ですね、すいません」
イルキミ「まぁいいや!放課後カラオケ行こ!」
ボクの特技はカラオケ!時々100点取れるんだ!
虎英「歌声を聞いて欲しいのですね、わかりましたよ」
イルキミ「キミもいっしょに歌ってもらうよ?」
虎英「えー…」
イルキミ「到着-!招き犬!」
虎英「それじゃあ、部屋に入りますか」
イルキミ「やっぱ歌うのは楽しいなー!」
虎英なんで声良いのに歌はないんだろう
虎英「そうですね…あ、帰る時間だ。さようなら」
イルキミ「バイナラー」
はぁ、今日も生きるの辛かった。またヤろっかな
イルキミ「カッターカッター♪」
虎英「忘れ物、え…イルキミ…?」
イルキミ「あっははははは…バレちゃった?」
虎英「なんで、なんで自分で手首を切ってるんですか?!」
イルキミ「…」
虎英「なんか困ってるのですか?辛いのですか?!それなら自分に言ってくだ…」
イルキミ「言えないんだよ!」
虎英ごめん!
虎英「イルキミ…?」
イルキミ「言って嫌われるかもしれないし、ひかれるかもだし、怖いの!」
虎英「自分のこと、信用してくれてないのですか…?(すすり泣き)」
イルキミ「っ…!」
虎英「私は、イルキミともっと仲良くなりたいですし分かち合いたいです」
(筆箱からカッターを取り出す)
え、嘘
イルキミ「え、虎英?」
(リスカをする)
虎英「これで…分かち合えますかね?」
「虎英…」
次の日
先生「えー…クラスメイトの虎英が亡くなりました」
イルキミ「え…虎英が…?」
先生「自殺のようです、みんなは自分の命を大切にしましょうね」
嘘…なんで?先生の話によると、親からの虐待が原因らしい。
イルキミ「なんで先に逝っちゃうの…ボクは独りぼっちだよ…」
先生「西園寺さん、葬式に行ってみてはいかがですか?きっと虎英君もよろこびます」
イルキミ「虎英…」
虎英母「知り合い?」
イルキミ「ボクは…虎英君の一番の親友です」
虎英母「友達が出来てたなんて…」
この世界なんてつまらない、虎英も居ないこんな世界つまらない
イルキミ「お母さん、お父さん、そして虎英のお母さん」
虎英母「ん?」
イルキミ「さようなら、行ってきます」
(ナイフを取り出す)
あぁ、もしも虎英がいるところなら、地獄にでも行ってやる
虎英母「キャー!?」
イルキミ「…んー?」
リルト母「さぁ、行ってらっしゃい「イルキミ・リルト」。」
イルキミ「?!どこここ?!」
ボクって転成しちゃった?!
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第11話
洗脳の操り人形