この世の中が嫌いだ。
みんなみんな嫌いだ。
小さなときから虐待されひどい仕打ちを受け。
こんな世の中はごめんだ。
中学3年生、中学卒業の時。
誰も彼も味方をしてくれはしない。
高校も行かず、中卒で働くのみ。
憎い憎い親のために
あいつらのために
そう、あいつらの、ために…
ミンナキライダ
こちらの物語はR-18G、R-18です。
エロやグロが無理なお方や純枠の人はお引き取りください。
他の読者の邪魔になるのでネタバレや迷惑なコメントはお辞めください。
コメント内での喧嘩などは一切責任を取りません。各自で解決してください。
「お前はだただた働くのだ。高校なんて行かなくていい。」
この一言。俺は言うと思っていた。
人生みんな操られている。
誰からも操られている。
「どーせ、こーゆーのってトラックかなんかに轢かれて転生していい感じの人生歩むやつっしょwホンマにそうなるんかな…俺ホンマ十分なれるよwあー、なんかいい感じに転生しねぇかな…、なんつってwそんなもんねぇよな…w」
そう言って俺は交差点の横を見た。
え、た、タクシー…?
あ、転生するんだ…。
え、タクシー?
と、トラックじゃないの…!?
な、何この謎展開。
俺死なないよそんなんで。
ドーン
「だ、大丈夫ですか!?きゅ、救急車!誰か!救急車!!!」
あ、俺死ぬんだ…。こんなボロいちっせータクシーに轢かれて…。
はッwしょーもな…。
俺の人生これで幕閉じるん…?w
あー、なんか白いの見える…。か、川…?
い、いやホンマに三途の川なんてあんねんな。
「おーい、見えてる…?」
え、誰…?
か、神なんだろうけどチャラくないか…?
水色の髪色に黒い紙に白い文字で”神”って
「…君、俺のこと神と信じてへんやろ。」
え、読める?心を ?
ま、まぁ神だし当然よね…
え、神?このチャラいのが?
「ちょっと、チャラいって酷いよ君〜w」
え、やっぱ読めてるね。
神だね、もう。
もはや神。
「で、俺は君を転生させるために此処にいる。そんで、希望ある?」
「…へ?」
「いや、君を転生させるためにいるから希望ある?」
ん?希望?
転生モノにそんなものは聞いたことない。マジで。
「あ、ないなら適当に飛ばしておくね〜♪」
「え!?」
ピュー
ドサッ
「あぇッ、此処は…?」
「え、…うえ」
「…え?」
「いや、あなた上から落ちてきたのに何で平気なんです…?」
見た感じ大学の教授っぽいな…拳銃さえなかったら普通の人と思えたのに…。
それよりも…上?空から落ちてきたの…?
あのチャラい神め…やってくれたな…。
「見た感じ外傷はなさそうですけど…一回、僕についてきてくれますか?治療をしましょう。」
「え、あ、ハイ…。」
何処へ行くんだ…?
悪いが世界線すらわからない身だ。
最悪その人の家…?らしきとこへ住まわしてもらおう。
「此処ですよ、」
「え、あなた何者ですか…?」
「私は、エーミールというものです。我々組の幹部ですよ?」
しくったぁ〜ッ、あの神めッ。
希望聞いたってこうゆうことかよ。
言っとけばよかったな…。
もっかい人生やりなおしたかったなぁ〜。
もう取り返しつかないけど…
「…どうぞ。」
「おじゃましまーす。」
もうひと目でわかった。
これはほんとにマフィアの家だ。
とてもきれいな装飾とマットな感じ。
釣り合っていないようで釣り合っている。
不思議な感覚…。
「来客かね?」
「えぇ、死の崖で有名な自殺スポットに空から降ってきた少女です。」
「…えらく情報過多だな…」(苦笑)
ホント不思議だ。
とてもきれいな金髪でとてもきれいなブルーの目。
このマットな感じにマッチしている。…不思議。
そんなとても低く、耳に不思議と残るその声が特徴的だ。
「私の名はグルッペン、グルッペン・フューラーと言う。適当に読んでくれ。」
「は、はひ…」
「しばらくは此処で暮らすと良い。歓迎しよう。」
そう言って彼はにっこり笑った。
不思議と怖くなかった。
結構重圧感のある人なのに、笑うととても可愛く感じられる。
本当にこの世界は不思議だらけ。
頭がパンクしそうになる…。
フラッ
「ッあ!」
(グルッペンが支える)
「大丈夫かお前」
なんで?いまなんでたおれたの?
わからない…わからない…
「う”ぁ…」(涙目)
「こ、これは…特定の記憶を思い出すと鬱になってしまう症状か…?エーミール!ベットの準備!!」
「はいッ!」
まま、ぱぱ、たたかないで
おねがいだから。わたしちゃんとするから。
いたいよ、いたいよ。
こわいこわいこわいこわい
「…こわいよ、」(震えるような小声で)
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