赤「アニキは”最後で最後”の願い事は何にする?」
こう言ったのはまだ元気だった君が、
冬が春になりそうになった時期に君が言った言葉
黒「急にどしたんw」
赤「いやぁw?何にするのかな~って、思っただけ!」
無邪気で可愛いキミが俺は好きやった
黒「そやな~….死ぬ直前にウマ○すめの単ガチャ引いたら新スタの推しが出て欲しいわぁ….」
願望を更に超えた願望を俺の願い事をキラキラと知りたい顔押してた赤に告げた
赤「ははっw。アニキ、推しのガチャしか考えてないじゃんw」
笑いに包まれた顔が俺の胸をドキドキさせた
ずる賢い最年少やな
桃「アニキも、りうらに恋抱えたんだねぇーw♡」
黒「なんか悪いかよッ///」
青「ずる~い//りぃら…まろはあにきっずなのにぃ….//」
桃「こ~らっ。アニキもまろが好きとか限らないでしょ?//」
桃「だからわがまま言わないのッ//」
黒「飲み会+カップルの前だと存在意識無くなるねんから辞めろよな!//」
桃「ごめんね~」
青「ごれん~♡」
桃「じゃあ…本題入ろうか~♡」
黒「どうしたら素直に告れるかな~ッ//」
自分でも恥ずかしいけど、男やから..躓いてじゃあかんから…
青「まろはないこたんから告られてきたで//」
桃「ん~…//じゃあ、アニキはりうらの何処が好きなの//?」
黒「うえっ?//」
いやっ…無理無理無理っ!好きなところとか、絶対言えんッ!
桃「好きなところ言えないと….100%のうち、50じゃない?//」
青「そうやね..//好きなところ言われないと、自分の何処が好きなのかが分からんもんなー//」
桃「じゃあ、今から好きな所。言っちゃってぇ~!//」
黒「えぇ~…//」
可愛い所…笑顔が可愛い所…優しい所….とかかな….//
青「まろも可愛い~し~///」
青「まぁでもいいんやない~?///」
桃「いいじゃん。いいじゃん~//」
ペチペチ
青「ほな、告ってこ~いっ///」
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それから俺はまろやないこの応援でりうらに告った
りうらの返事は
赤「嬉しいポロポログスッはいっポロ一生、一緒にいよ?ポロポロ」
黒「ありがとうな?ポロポロ」
….と、告白が成功した。
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ずっと、一緒に居た
赤「あにきっ!大好きだよ!」
黒「俺もやで!」
チュ
赤「えへへ//♡」
黒「ふはっw」
パンパンパンパン
赤「お”っ♡あにきっ♡//あ”っ♡」
黒「りうら♡?どしたん?♡」
赤「あにき”っ♡しゅきだよぉ?♡//いや…だいしゅき♡/」
ビュルルル
コテッ
黒「俺も大好きやで♡」
チュ
赤「…♡」
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でもこのまま幸せに、暮らしていくことは出来なかった
ある日、りうらは
救急搬送された
理由不明の吐血。
しかもかなり量が多い
医者の人からは
医者「りうらさんは….残念ですが…あと10分で天国に行くと思います…」
聴いた時は崩れ落ちそうだった
黒「そう….ですか….ポロポロ」
医者「…りうらさん自身があなたに会いたいと、仰っております。」
黒「…りうらの部屋を教えてください。」
医者「はい。りうらさんは061にいます。」
ガラガラ
赤「あっ…にきっポロ」
黒「グスッ…りうら…?」
悲しそうな目をして、目が赤くなっている君が居た
現実か夢か分からなくなっている
赤「あにきっポロポロ!」
黒「?!…どしたんポロポロポロ」
赤「一緒にいて…ポロポロポロポロ」
手骨が丸見えで震えている手を強く握った。
赤「あにきっポロポログスッりうらの…最後で最後の願い…聴いてくれる?ポロポロ」
10
黒「なんや?ポロポログスッ」
9
赤「りうらのね、最後で最後の願いはね…ポロ」
8
7
6
5
4
3
赤「りうらが死ぬ前に、あにきの顔を見てから空に行きたかったんだポロポロポロ」
赤「理由はね…ポロポロポロ」
2
赤「あにきが大好きだったからポロポログスッポロ」
1
ピー
りうらの心拍数が一気に直線になり、りうらはそこから目を閉じた
黒「う”うっポロポロポロあ”っああっポロポログスッ」
医者「3月16日。午後1時16分。りうらさん….ご臨終です..」
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それから俺は毎日りうらのお墓にいってりうらの好きな物を置いた
黒「ーーーw」
黒「今すぐりうらの所に行きたいで….」
赤「まだ、やり残すことが沢山あるからダメっw」
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あなたなら”最後で最後”の願い事は何にしますか?
好きな人が先に死んでしまっても。着いて行ってはだめです。
好きな人もあなたが死んで欲しくないと願ってるはずです。
最後で最後の願い事は、あとから後悔しない願い事にしてみませんか?
最後で最後の願い事
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
3件
実はうち、「胡蝶之夢」が好きで その中の「最後で最後」の歌詞から、作品書きました!