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数日後。組織本部。 狂唖
「、、まさか、、組織に戻って来るとは、、狂唖も此処(組織)が好きだな〜」梵はそう言い、ベットで寝転んでいる阿蚋の顔を除いた。「、、一言コイツに言わねぇと気が済まない、、」「ハハ、、いっぱい酷いことされたんだね、、」「、、、、」「、、本当!!阿蚋って信じられない、、狂唖みたいにこんなに可愛い子傷つけるかな〜普通、、」「、、、、」「まぁ!!話し相手ができて俺も楽しいし!!」「、、思ってないようなことよく言えるね」「、、えぇ〜、嘘ついてる顔に見える??」そう言い梵は俺に近づいた。「、、近い、、」「えぇ〜、冷たいな、、ん」「あ、、ああ、、」「、、!?」阿蚋が目覚ましてる、、「魅司後木、、」「生きて、、る、、」「良かった〜、、生きてて、、でも痛そうだな、、」「そりゃ、、アレだけ虐められちゃ「辛そうだな〜、今楽にしてやるよ、、」は、、、、すると梵は阿蚋の首筋に勢い良くナイフを滑らした。「血が、、」「、、魅司後木加皎専務は次期専務を礫街梵幹部を任命した、、お前が承認だよ、、狂唖」「、、、、」コイツ、、「そんな怖がるなよ〜、お前が怖いのは血じゃなくて火だろ??」「、、孤児院の子供を燃やしたのは、、お前なの、、」「、、それは違う、、でも阿蚋は多分小我太に殺されるだろうな〜っと思ってさ、、狂唖には阿蚋以外のトラウマを植え付けたかったんだよ、、ハハ、、良かった〜ちゃんとトラウマになってくれて〜!!」そう言い梵は再度俺に近づいた。「お前毒薬自分で取ったんだってな」「、、!!」痛っ、、首筋に注射のような痛みが走った。「、、っ、、何して、!!!」「暴れるなって〜毒薬よりこっちの方が小型で良いしょ、、」「、、っ、、痛っ、、」「、、よし、、終わった終わった〜!!いやぁ〜脅せる方法がもう一つできて良かった〜、、」「、、っ、、本当気持ち悪い」「、、能魔を使われたくなかったら、、口の聞き方は気を付ける事だな、、俺はもう専務なんだから、、」「、、ハ、、イ、、」「、、ん??何、この噛み跡??」「、、!?」俺は首から梵の手を振り払った。「、、阿蚋のじゃないよね、、他の誰かにやられたんだ、、」「、、、、」「、、コレあげる、、チョーカー、、俺とお揃い!!」「、、、、」嬉しくない、、。俺はチョーカーを受け取り、部屋を出た。
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「、、見齧幹部、、」「ん、、何だお前か、、」「魅司後木専務は、、」鮎民はそう俺に聞いた。「、、次期専務を礫街幹部を任命した、、死んだよ、、」「、、た、大変になるな、、」「大丈夫〜、団員の奴もいるし!!、、まぁ、期待はできないけど、、」「、、先ほど、、」「、、??」「、、朱峰奏斗の死亡が確認されました、、成琴光は意識不明中です、、」「、、そっか、、よく頑張ったな、、奏斗は、、」「、、あ、あの、、後この子、、」「、、墻音、、」「、、、、」そこには俺との身長差はなくなった墻音がいた。「、、話を聞いたらその、、組織の一員になると、、」鮎民はそう言った。「、、本当に着いて来るのか、、」「、、組織の奴に復讐できるなら何だってしてやるよ、、」墻音はそう言った。「、、で、でも、、じゃあ、、親代わりにはなるから組織に入るのは、、お前は何も普通に学校行って、普通に大人になって、、「じゃあ、何で狂唖はそうしねぇんだよ」「、、、え、、「普通って何だよ、、俺の人生は元々普通じゃない、、親に殴られて、、まずそこから可笑しいだろ、、やっと幸せを掴んだと思ったら、、壊されて」「、、俺が、、組織を辞めないのは、、」「お前も復讐の為じゃん、、」「、、、、」「もう、懲りたら」鮎民はそう肩を下ろした。「、、ハァ、、わかったよ、、」俺も肩を下ろした。「、、見齧幹部に育ててもらいなよ〜、、まぁ、50人は逃げたけど」「おい」「、、逃げないよ、、どんだけ辛くても」「、、うん、、ありがと、、」そう言い俺は墻音の頭を撫でた。すると「狂唖」「、、、、」そう俺を飲んだのは遊馬翠(あすま すい)だった。「、、!?遊馬主幹!!」「、、久しいな、、鮎民、、」「今更何しにきたの、、」俺はそう翠に聞いた。「、、、、」「、、狂唖、、??」「、、すまない、、本当にすまない、、謝ったら済む問題じゃないことも承知してる」「、、、、」「今、この瞬間から全身全霊かけてお前(狂唖)を守る、、」翠はそう言った。俺は翠の顔を見ることができなかった。「、、、、」、、子供だ、、俺も墻音と一緒だな、、
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奏斗の家。 優
「、、ゔっ、、ゔわぁぁん、、」奏斗の妹たちは玄関で泣き叫んだ。「ごめんなさい、、」「兄ちゃんなしで、、俺達どうやって、、」「そ、それなら俺達がお金を出す」「、、!?」「、、君達みんなが成人するまで」「え、、」「、、俺達は、、何もできなかったから、、」
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総合病院。 千鶴
「い、良いのに、、」「いや〜、どうしても心配になって体の調子は」俺はあの日、逃げ遅れて怪我を煽った女性。耦(かなえ)さんにそう聞いた。「大丈夫です、、」「そっか」「、、でも、、千鶴さんは凄いな、、あんな事があったのに、、大丈夫なんて、、」「、、、、」「あ、ご、御免なさい!!気の悪い事言って、、!!」「いやいや、もう終わった事ですし、、」「、、でも、、早く皆さんにお礼言いたいな、、」
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月橋の家。 月橋
「あの事件後、最近はbloodを差別しない人達が増えてるようですね、、」神原はそう言い、私にお茶を出した。「、、、、」「愛様、、少しはお口に、、」「、、お願いだ、、1人にしてくれ神原、、」「、、、、」
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風磨の家。 風磨
「、、なぁ、、いつ起きるんだよ、、お前が起きねぇと俺も暇だよ、、」俺はそう布団にくるまっている小我太に聞いた。「、、こっち来て、、」「、、ん??うわぁ!!」「んん、、ハァ、、」俺はされるがまま小我太に布団に引き摺り込まれた。「、、ど、どうした、、」「、、風磨居るから、、嬉しい、、もう風磨だけで良いよ、、」「、、は、ハハ、、照れるな、、」「、、ずっとこうしてたい、、」そう言い小我太は俺に抱きついた。「、、ダメだよ、、ずっとこうしてちゃ、、幸せな事も幸せに感じなくなっちゃうから、、」「、、、、」「まず部屋から出よ、、それから外にも出る、、ずっと家に居ちゃ、、優達にも会えないだろ、、」「、、ん、、」「みんなもお前に会いたがってたし、、」「俺も、、会いたい、、」「、、そっかそっか」「、、まず、、引っ越そっか、、」「ん??」「引っ越して、、大学行って、、店建てて、、そこでまた料理作って、、みんなの帰りを待つの、、」「、、そうだな、、やり直せるよ、、何度でも」俺はそう小我太の頬を撫でた。
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8年後 組織。
「遅いな、、」スーツを着た男はそう声を漏らした。「もう少しで来ますので、、あ」鮎民麗華がそう話すと、勢い良くドアが開いた。「す、すみません!!遅れました!!」「、、5分遅刻だ、、名前を伺おうか、、」「は、ハイ!!鮎民団所属、加内要です!!」そう、加内要(くわうち かなめ)と名乗った男は、自分の本当の名前が魅司後木加四六であることは知らなかった。