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【緑色の光】
『おっはー、』
「ぁ”ー!」
私は千空の挨拶を聞きながら席に着く 。
「おい、無気力!」
『なに、てか名前無気力じゃないし、』
「今日化学室来るか?」
『行かないって言っても連れてくでしょ、』
「よく分かってるじゃねーか!」
こいつは幼なじみの石神千空。
科学大好きマンだよ、
「というとこで逃げるんじゃねーぞ」
『はいはい、』
私はため息をつきながら席に座り、授業の準備をする。
〜放課後〜
「無気力行くぞー 」
『はいはい、』
千空に連れられ化学室に行くと、幼なじみの大木大樹が少し遅れて登場した。
「千空!胡桃!今日俺は杠に紅白する ぞぉぉぉぉぉぉ!」
「おぉ、この化学室から応援してるわ!」
『がんば、大木くん、』
「おう!」
「デカブツにいいもんやるよ( -言- )ククク」
「惚れ薬だ、!」
「いらん!」
『だろうね 』
大木くんが走って小川ちゃんの所に行く後ろ姿を見つめたまま、私はいやな予感がした。私は忘れていた、昔見た予知夢のことを。
『また3700年後まってるよ、!』
「あ”ぁ”??」
緑色の光が私たちを覆った。
一瞬にして目の前が真っ暗になり、体が硬直した。
『あぁ、固まっちゃった、』
『この後のことを思い出しながら、どうするか考えよ、』
『まぁ、復活するか危ういけど、』
私はこの後のとこを思い出しながらどう行動するか、など色んなことを考えまくった。考えて考えまくった。
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