rdpn要素あり
読み切り
ずっとrd視点
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どうも皆さんこんにちわらっだぁです。
突然なんだけど、俺には好きなやつがいる。
しかも男。昔からよくコラボをさせてもらっている
仲の良い友達。
その男友達は”日常組”っていうグループにいる、
リーダーシップの高いばか、、ん゛ン!…ぺいんと。
全体的に子供っぽくて、すぐにハイテンションになる
まぁそう言うところに惚れたんだけどね。
けど、俺知ってるんだ。
あいつの恋愛対象は女だって、前恋バナしたときに
言ってて何なら気になってる人もいるって言ってた。
この恋、実らなさそうだね。
今日は、日常組とコラボ企画の打ち合わせがあって
俺と日常組からしにがみ、ぺいんと、トラゾーがスタジオに集まった。
クロノアさんは、予定が合わなかったらしい。
早速企画の準備を進めていく。
司会はぺいんと。
それぞれ持ってきた企画をみんなで相談しながら
決めていく形────。
無事に終わった。 それぞれお疲れ様でした。
の合図で一人一人帰っていく。
トラゾーとしにがみが先に帰ったので最後に残ったのは
俺とpn。
あぁ、二人きりになれた。
ただそれだけでも嬉しく感じて、
上機嫌になっちゃう。
pn『ねぇらっだぁー』
rd『なにーぺんちゃん。』
pn『お前も早く好きな人作れよー。』
rd『はぁ?』
急に言ってきた。
好きな人作れと。
お前だよ、と言ってやりたかったが
俺の方が大人なのであえて言わない(言えない)
pn『お前の恋バナも聞きたい、』
rd『じゃあ話してやるよ。』
pn『マジ!?』
rd『フッwまず、単純に可愛いところでしょー。
子供っぽくてー、頭がバカでー、寂しいと懐いてきてー声がガチイケボでー…』
pn『ちょちょ!多いって簡潔にしろ!』
rd『んー、例えるならぺいんとみたいなやつ』
pn『…ハッ!?↑↑』
rd『ってことでじゃねー。コラボ撮影よろー。』
ヤバい。普通に素で言ったわ。まじ、オワタ…
まぁ、いっか。
撮影
pn『はいおはようございます
こんにちわこんばんわぺいんとでございます。』
kr『クロノアでございます。』
sn『#☆◎#!%/!』
tr『………トラゾー…。』
pn『と、言うことでね皆さん。 青いバケモンって
知ってますか?』
tr『さぁ…青いもやしなら知ってますけどね。』
sn『僕はあれですね、青いブスなら…』
rd『って、おーいおいw馬鹿にしすぎだ日常組?』
pn『はい!ってことで 青いブスなもやしらっだぁさんです』
rd『おい、w』
俺らは撮影を楽しんだ。
結構撮影が長引いちゃってトラゾーとしにがみは早めに抜けて
ディスコードにはまた、俺とぺんちゃんが残る。
pn『ねぇ、前の好きな人の話、詳しく聞かせてよ』
rd『んー。やだ。』
pn『えぇ。。。』
俺はそう言ってディスコードを抜けた。
それからしばらくぺいんとから、連絡がこなくなった。
まぁ、目の前で好きな人のタイプが
自分だって言われたらそりゃ気まずいわな。
動画撮影から一週間後
一件の通知が入った。
しにがみからだった。
sn『らっだぁさん。お疲れ様です。
一週間ぐらい前から、うちのぺいんとが
元気ないんですけど なにか心当たりありますか?
動画撮影にも 影響がでちゃってて、
なにか知ってたらご連絡お願いします。』
…
心当たりしかない。
が、なにも知らない体で行く。
rd『んー。ごめんだけど、知らないね。』
そう、メールを送り返せばベットに寝転び
スマホを弄り始める。
さわり始めた瞬間ぺいんとから連絡が来た。
pn『今週の水曜日飯食いにいこ。』
なんだ元気そうじゃん。
rd『いよー。』
なんだか眠くなってきたので電気を消した。
ふと思ってしまった。
おれ、ぺいんとにこの気持ち伝えないままで良いのかな、
中途半端な気持ちのまま人生終わって良いのか…?
水曜日
俺は待ち合わせした時計台でぺいんとを待つ。
遅刻。
一時間待った。
二時間、
三時間
それ以上も待ってみたけどやっぱりぺいんとはこなかった。最初の方は寝坊か?と思っていたが
流石にこれ程遅刻されると怒りよりも心配が勝つ。
プルルルル…
スマホが鳴ってる。
クロノアさんからだ。
rd『…もしもし、何かようかい?』
kr『…』
kr『らっだぁさん…。落ち着いて聞いてください。』
『……ぺいんとは…』
rd『…は?』
kr『連絡するのが遅くなってしまい申し訳ございませんでした。さっきしにがみくんから、らっだぁさんとご飯食べに行く約束してたって聞いて…』
rd『…どこ病院…?』
kr『…○○病院です。…』
rd『今から行く。』
俺は急いだ。
無我夢中で走った。
どうして?
なんでぺいんとが…!
どれくらい走ったんだろう。
気付いたら病院についていた。
急いでぺいんとの病室へと向かう。
病室の前にはトラゾーさんがいて、俺が来たことに吃驚してた
病室に入ると、ぐったりと眠っているぺいんとと、
涙で顔がぐちゃぐちゃなしにがみ。
クロノアさんは、ずっとしたを向いている。
rd『今は…どれぐらい危ない…?』
tr『生きているのが奇跡だって…』
tr『皆に伝えなきゃ行けないことがあります…。
ぺいんと、ほんとは、』
そんな…!
まさか最近元気がなかったのって…
病気のせい?
rd『馬鹿だな…(笑)』
そう言って、俺は泣いてしまった。
気付いたら寝てしまっていた。
ここは?
『起きたんですねらっだぁさん。』
誰?
sn『あれ?起きてます?僕、しにがみです。』
sn『あっ、ここは僕の家です。』
sn『ごめんなさいね汚くて、』
しにがみの家に連れていかれたのか…
ぺいんとが入院、
意識不明の重体、
まだ信じられなくて思わずぼー、としてしまう。
今日もまた会いに行かなくちゃな。(笑)
rd『ありがとうしにがみ。また病院行ってくる。』
sn『…はい…、でも!らっだぁさん。自分のことも
心配してくださいね!』
そういったしにがみに手を振って病院へ行く。
ぺいんとの病室。ぺいんとはまだ意識不明らしい。
けど、意識があると信じて話しかける。
rd『ぺいんと、なんで教えてくれなかったんだ?
あんなに仲良くして動画を撮ったなかじゃん。
まぁ、色々とあったんだろうね。早くよくなってね。
今度こそ一緒に飯食いにいこうな、遅刻すんなよ』
次の日
rd『俺お前が生きてるって信じてるからな、
安心してこっち戻ってこいよ、みんなで待ってるから
またあのかっこいい声聞かせろよ。』
そのまた次の日
rd『俺、飯食い終わったらお前に言いたいことあったんだ、好きだって。その声とか子供っぽいとことかさ…
ポロポロ…いい加減起きろよな…待ってるから…w』
それから毎日、毎月病院に通って
ぺいんとのお見舞いに来た。そのたんびに話しかけて
俺の思いをぶつける。
またいつものように病院へと向かう。
ぺいんとの病室の前に立った瞬間、
いつもとは違う感じがした。もしかしたら…!
ぺいんとが、!
そう期待をもって思いっきり扉を開ける。
rd『ぺいんとッ!………?』
俺が名前を呼び終わると
部屋にはピーーーーと、機械のおとが鳴り響いていて、
そのすぐあとに医師や看護士やらが
ぞろぞろと入ってきた。
俺の目の前は医師や看護士が騒いでいて
ぺいんとが危ない状況にいるんだって思った。
俺は思わず、
rd『死ぬんじゃねぇよお前!!
しにがみが泣き崩れてたの知ってんだろ!!
クロノアさんだって!お前を見ても泣かないように頑張ってたトラゾーは!一番お前を心配してる!それでも行くのか!
…ぺいんとは助からなかった。
俺がどれだけ呼び止めても、どれだけ叫んでも
俺の声はぺいんとには届かなかったみたい。
しにがみはもう、涙なんかでていなくてこの状況がわかっていたかのようにも見えて、ただ疲れていそうだった。
クロノアさんは、しにがみに寄り添いながら静かに泣いてた。
trは、悔しそうに顔を背けていた。
なんでだろうね。
ずっと喋らないぺいんとに話しかけていたからかな。
頭がおかしくなったみたい(笑)
でも、
戻ってきてくれなかったのは悲しかったかな…
日常組は、無期限休止を宣言。
俺も、二ヶ月ほど休止を宣言した。
ぺいんとと仲のいい、赤髪のともは
ぺいんととの思い出を思い出す配信をしてた。
誰もが悲しむ死、。
それを選んだのはぺいんと。
俺もすぐ逝くかな。
しかも俺の恋は実りそうにないし、来世に期待かな。
待っててねぺいんと。一緒に天国で飯食おうな。