いつもの目覚ましで目を覚ます
今日は仕事が終わったあとに飲み会がある
楽しみでもないし別に嫌でもない…。嫌じゃないのはきっとコネシマ先輩が俺の隣に着いてくれると言ってくれたからだ。先輩には凄く感謝している…と思う。
ネクタイをきゅっと締めると会社の方へ足を進める。朝ごはんは食べない派だ。朝は本能が固形物を拒否しているので、朝ごはんを食べることなんて滅多にない。
…やっぱりスーツって慣れないなぁ。
未だに着慣れないスーツは動きにくい上に汚れが着いてしまうと全然取れない。そのくせに値段は気を張っている…。私服出勤とかパジャマ出勤でもOKにしてほしいものだ。文句を心の中で並べているといつの間にか会社に着いていた。オフィスに入ってすぐにタイムカードを切ると自分のデスクに座る。もうコネシマ先輩は来ていたようだった。
sy「おはようございます。」
kn「おお、 ショッピおはよう」
俺も朝早い方なのにコネシマ先輩の机には既に資料や書類などが溜まっている
sy「…いつから来てたんですか?」
kn「ん〜そやなぁ、ショッピが来る1時間前くらい?」
sy「6時半から来てたんですか…!?」
kn「んーせやで」
sy「仕事、そんなに好きなんですか」
kn「別に好きとかやないけど早く終わらせなって資料とかが多いだけ」
sy「その資料ってあとどんくらいなんすか」
kn「あとこんくらい」
山積みになった紙の束を俺の前にぼんと置く
sy「うわッ、めっちゃ多いやないすか…」
kn「せやねん、終わる気配せえへんし…」
sy「俺手伝いますよ」
kn「でもショッピにはショッピの仕事があるやろ?」
sy「まだ業務開始の時間じゃないですよ」
kn「…それもそうやな。じゃあ、手伝ってもらってええか…?」
sy「もちろん」
書類の山を半分にすると作業を分担して次々と書類を終わらせていく。にしても、なんでこんな大量の仕事を引き受けたのか…。
sy「なんでこんなに仕事引き受けたんですか…??」
kn「頼まれたから?」
sy「そんな単純な理由で?まぁ無理しないでくださいね、体壊したら…俺嫌なんで。」
kn「…?そぉ?じゃあ気をつけるわ」
…
一言二言ちまちま会話を交わしながら書類の山を片付けていくと1時間もすればあっという間に終わってしまった
kn「ぁー、疲れたぁーッ!!
ショッピありがとなほんまに助かったわ」
syp「…いえ。」
kn「昼飯奢ってやるよ」
syp「そんなのいらな……」
kn「後輩は遠慮せんでええねん!!奢ってやるから、な!?」
肩をバシッと叩かれると強引にご飯に行くことになる
仕事が始まる前に煙草でも吸おうかな…
そう思うと、デスクに置いておいたライターとshortpeaceと書かれた箱を取り出す。
syp「俺タバコ吸ってきます」
一言そう告げると一人で喫煙所に向かう
喫煙所に着くとカチッとライターで葉巻に火をつける
syp「ふー…」
仕事が一区切りした後に吸うタバコは最高に美味い…。しかしコネシマ先輩があんなにも仕事熱心とは意外だったなぁ…。
ぼーっと考えてると喫煙所のドアが開く
kn「俺も煙草吸いたなって来てもうたわ」
なんだ、先輩かよ…
kn「今日の飲み会、緊張しとる?」
syp「緊張はしてないけどただ行きたないなって思ってます…」
kn「んふ、まあまあ、俺が横に着いてやるからそんな思い詰めんなや」
そう言ってまたバシッと肩を叩かれる
syp「痛いっす…」
kn「あー、すまんすまん」
と、ニコッと笑う。
やっぱり先輩顔は整ってるよなぁ…
2度見してしまうほどの先輩の顔はどんな人でも惹き付けるような美貌だった
kn「どうしたん、俺の顔ばっか見て」
syp「…別に何にもないです。それより早く行かないと仕事始まっちゃいますよ」
kn「あーそれもそうやな」
煙草を談笑しながら吸い終わると吸殻を捨てて喫煙所を出た
…
syp「先輩、あのここって…。」
kn「これはな、これをこうしてこうすると見やすくなるで」
画面を指さして分かり易く教えてくれる
syp「…なるほど、ありがとうございます」
kn「それにしてもお前レポートの作り方上手いなぁ…!この技術俺にもできへんで」
syp「え、そうすか?あざす…」
面と向かって褒められるのはなんだか照れ
くさい…
kn「もぉ昼やなあ、しょっぴくんあとそれどれくらいで終わりそう?」
syp「あとはまとめるだけなので5分くらいで終わります」
kn「じゃあそれが終わったら昼飯行こか、しょっぴくん何食べたい?」
syp「えぇーと、俺は基本何でも食えるんで先輩に任せますよ」
カチカチとキーボードを打ちながら応える
kn「ん〜せやなあ…中華とかどうや?」
syp「いいですね」
kn「じゃあ決定やな!!」
ちょうど食べるものが決まったところでレポートが仕上がる
syp「レポート終わりました」
kn「ほな行こか〜」
ノートPCを閉じ財布やらスマホやらを持って外へ出る
…
「ご注文がお決まりになりましたらお呼びください〜」
店に着くと空いてる席へ案内される
kn「ここ俺の知り合いが経営しててな、
行きつけの店やねん」
syp「へぇーそうなんすね…俺、この中華セットにします」
kn「俺もそれにしようと思っとったわ」
syp「気ぃ合いますねw」
kn「せやなw」
中華セットふたつを頼むと、すぐに商品が届く
ut「おーシッマまた来てくれたんか」
親しげに話す男は青みがかった黒の髪で眼鏡をしている
kn「大先生やないか!!大先生がテーブルに回るって珍しないか?」
…大先生?コネシマさんと親しい人なのか??
ut「せやねん、人手が足りひんくてなぁ…
ん?今日後輩も連れてきたんか?」
俺に気づくと目線をこっちに移す
kn「今年会社に入社してきた俺の後輩や」
syp「ショッピと申します」
ペコッと会釈する
ut「えらいかわいい後輩やなぁ、シッマうるさいやろ?」
syp「いえ、俺は尊敬してます…!!」
ut「んふ、尊敬してるだってシッマ。お前もええ後輩持ったなあ」
kn「せやろぉ!!無口だけど覚え早くてなぁええ奴やでほんまに」
ut「可愛がったれよ、じゃあ僕もう行くからじゃあな」
ひらひらと手を振るとまた厨房へ戻って行った
syp「…あの人が先輩が言ってた知り合いですか?」
kn「せや、元々あいつもここの会社やったんやけどな親父の中華店引き継ぐことになってやめてんまぁその中華店がここなんやけどな」
syp「へぇー、働いてる姿心做しか楽しそう…」
kn「確かにこっちにおった時よりもここで働いてる時の方がいきいきしとるなぁ…
…あ!!ラーメン伸びてまうはよ食べな!!」
もう湯気が経っていないラーメンを啜る
syp「…おいしぃ」
kn「せやねん!ここのラーメン絶品でな、ここら辺でいちばん美味いと思うわ!」
自慢気にここの店主のことを話す先輩はとても楽しそうだった。
友達って言うより親友なんやろなぁ、俺も久しぶりに地元帰りたいわぁ…
昔の思い出にふけながら餃子を一口齧った
…
空の色がオレンジ色に染まり出した頃ぐぐっと背伸びしてノートPCを閉じる
今日の仕事はこれで終わりにしよう…
kn「おおショッピぃ〜仕事終わったか?」
喫煙所から戻ってきたらしいコネシマ先輩が声をかける
sy「はい今ちょうど終わったところです」
kn「この後の飲み会の会場俺と一緒に行こや 」
sy「ああ、いいですよ」
…
コネシマ先輩の車の助手席に乗り込む
車内からはムワッと煙草の香りがする
kn「ごめんな、煙草臭いやろ?」
sy「いえ、俺は慣れてるんで…」
kn「そら良かったわ…」
そう言って葉巻に火をつける
煙草片手にハンドルを握って車を運転す る
信号を右に曲がって真っ直ぐな道に出ると車のナビを弄り出した
sy「…道分からないんですか?」
kn「ここまではわかるんやけどなぁ…」
そう言ってコンビニの駐車場に車を停める
sy「俺が道言うんで先輩は車進めてくださいね」
kn「ありがとうなホンマに」
スマホで飲み屋を検索にかけてマップを開くと先輩に指示していく
sy「ここの信号を左に曲がってください、それでこの道を真っ直ぐ…」
飲み屋自体が大きな店で道もそれほど複雑じゃなかったので案外すぐに着いた
sy「あ、ここのお店です」
kn「ここやな!!」
ウインカーを出して飲み屋の駐車場に車を停める
kn「しょっぴくんほんまにありがとうな助かったわぁ…」
sy「いえ」
車を出て飲み屋に入る
「いらっしゃいませー!!!!!」
威勢のいい声が俺たちを出迎える
「あ、コネシマさんじゃない!?」
会社の女はコネシマを見ると大袈裟な反応を見せる。コネシマさんは少し嫌そうな顔をしている
kn「…はよ行こ」
どうやら飲み屋は貸切のようで俺たちの飲み会のためにセッティングされたであろう長机に座った
「入社おめでとう〜!!!!!かんぱーい!!!!!!」
席に座ると直ぐにこの飲み会の幹部らしき人が乾杯のコールをした
kn「しょっぴくんが無理やり飲まされそうになったら俺が止めるから安心してな」
sy「ありがとうございます」
乾杯のコールが終わるとわらわらとコネシマ先輩の周りに女達が集まりだす
「あの、コネシマさんっ!!あたし達と一緒に飲みませんか!」
kn「…あぁ、ごめんな遠慮しとくわ」
「えっでもぉ…!!」
sy「コネシマさんこの前の資料なんですけどっ!!」
困っているコネシマ先輩の顔を見兼ねた俺は女子達の誘いを遮るように無理やり仕事の話を切り出した
kn「…!!…あぁ、それがなんや?」
一瞬驚いたような顔をしたがこの船を逃す訳にはいかない、とこの話に乗ってくれた
女子共はちぇ、という顔をして自分の位置に戻り始めた
kn「しょっぴありがとな〜…ほんまに困ってたから助かったわぁ…」
sy「いえ」
kn「今日は俺が運転だからいっぱい飲んどきや 」
sy「ありがとうございます、じゃあ俺日本酒頼もうかな…」
kn「俺もノンアル飲もうかな」
各々酒を頼むと焼き鳥や枝豆などを片手に談笑する
酒が届くとコップに注いでグビっと飲む
kn「しょっぴ〜この飲み会終わったら俺の家で飲まんか?」
sy「え、いいんすか?」
kn「お互い積もる話あるやろ、明日も休みだしゆっくり話そや」
sy「じゃあ、お言葉に甘えて…」
…
kn「俺ちょっとトイレ行ってくるわ」
sy「うす」
少し時間が経てば酔ってフラフラな人も泣きながら何かの話をしておかしくなっている人も増えてきた
俺は飲む量を調整していたし何より酒には強い方なのですぐには酔わない
「おいしょっぴー!!!飲んでんのかァ!?」
sy「ぉわっ」
酔ってフラフラの上司に肩を組まれる
「なんだお前全然飲んでねぇじゃねえか!!
オラ飲めよぉ!!!」
そう言われると俺のコップに手に持ってきた謎の酒をトクトクと注がれる
「ほら、飲め!!」
強引に口元に持ってこられると飲む以外の選択肢が無くなった。
sy「…ぁ、頂きます…」
ちまちま飲むとどうせごちゃごちゃ言われるのはわかっていたため一気に口に流し込む。…アルコール度数が高い酒だったのか、飲み慣れていない種類だったのか分からないが、とてつもない不快感が口の中を覆う
「おっ!!お前やるなあ!!!」
sy「…あはは…」
愛想笑いを上司に向ける。と、ちょうどその先に見えたのはトイレから帰ってきたコネシマ先輩だ。必死に助けてくれの目線を送ると早足でこっちに向かってきてくれた
kn「お疲れ様です、**先輩。」
「おおコネシマ!!お前の後輩度胸あるやつだなぁ、この酒濃度高い種類なのに一気に飲んだぞ!!」
kn「ぁ…sypくんってこれから用事あるんだったよな??俺送ってやるからはよ出よや、用事間に合わんくなるで。」
sy「え、ぁぁ!!そうでしたね、早く行かないと間に合わない!!」
咄嗟に思いついた演技で何とかこの場を逃れて飲み屋を抜け出す
kn「…しょっぴくん大丈夫やったか?すまんな、俺が席外したせいで…」
sy「いえ…全然気にしてないです」
kn「よぉし俺らだけで二次会するかぁ!!」
車に乗りこみ、コンビニでツマミと酒を買いコネシマ先輩の自宅へ向かった
住宅街から抜けるとビルやタワーマンションが並ぶ街に入る。
sy「…もしかしてここら辺に家があるとか言わないっすよね…」
kn「よおわかったな、ここのマンションや」
コネシマさんが指さしたマンションはタワーマンションの中でも高いタワマンだった。
sy「エッ…」
kn「あ”ーっはは!!何やその顔!!ショッピ感情に起伏無いからお前のその顔新鮮でおもろいわぁ」
sy「…うるさいです」
車から降りてエレベーターに乗り込むと、30階のボタンを押す
sy「先輩こんな高いとこ住んでるんすね…」
kn「まあ、そやね。」
sy「ええなあ、俺も出世したらこんなとこ住んでみたいわァ…」
長い廊下を渡ると1番奥の角部屋の鍵を開ける
kn「ん、ここ俺の部屋。どうぞ〜」
sy「お邪魔します…」
玄関から入ってすぐに見えるリビングから見える都会の景色は絶景そのものだった
sy「うわっ、すげぇ……」
kn「んふふそうかー?」
sy「すごいっすよ、コネシマさんがこんなとこ住んでることもこの景色も。」
kn「あーそれより今日本当に飲まされた酒大丈夫だったか?」
sy「全然、俺ほんとに酒強いんで。」
……
そう言いながらも彼の頬は少し火照っていた。
kn「そう、ならいいんやけど。」
リビングにあるテーブルにコンビニで買ったツマミと酒が入ったレジ袋をドシッと置くと、まず酒の缶を開けた。
sy「コネシマさんって普段どんな酒飲むんすか?」
kn「あぁそやなあ…日本酒とビールが多いかな。」
sy「俺も日本酒結構飲みます、最近そこで買った日本酒が美味しくて〜……」
俺より細くて白い腕は今にも折れてしまいそうだ。
kn「なあショッピちゃんと食っとるか?」
sy「基本栄養補助食品が多いかもっす」
さもそれが当たり前かのように淡々と話
kn「ちゃんと食わなあかんで、そんなガリガリの体じゃいつかぶっ倒れるぞ」
sy「…そうすね、じゃあ今日はぱあっと飲んじゃおうかな、」
kn「せやな!!」
「「乾杯!!」」
ビール缶をカツンと合わせるとグビっとひとくち飲む
kn「あ”ぁ〜!!ビールうめぇ!!
そういやしょっぴってなんでこの会社にきたん?」
sy「ん〜、地元離れたくてたまたま見つけたこの会社の面接受けたら受かったから来たって感じですね」
ビール缶をあおりながらそう言う
kn「おま、ここ一流企業やぞ!?そんな流れで受けるもんちゃうやろ……!!」
sy「まあ結果的には受かりましたし…。」
kn「お前おもろいな、最初からおもろいやつだとは思っとったけど」
どんな人もここの会社を受ける時は本気で受けて真面目に仕事をやっていたろうにsypは東京に来る理由としてこの会社に入社したのがなんとも適当で笑ってしまう
kn「それで受かるのもすげえよな、まあ俺もしょっぴと同じような理由でここに来たんやけど」
sy「結局コネシマ先輩も一緒やないすか!!」
…
2時間もすれば流石のしょっぴくんでも酔っていた
kn「しょっぴくーん、大丈夫か…?」
うつ伏せになっている彼の肩を揺すって聞く
sy「んん、全然ほんとに、だいじょぶ、です…」
半分呂律が回っていない口で話す
この調子じゃ外に連れ出すのも危険だろう
kn「…もう今日は俺ん家泊まりぃやこのままで外に行くのは危なすぎるわ…」
sy「んぇぇ…いいんすか、あざーす…」
そう言いながらまたビール缶を煽る
kn「ほら、もうベッド行くぞ…このままじゃお前明日動けへんで」
sy「ん…せんぱぁい、運んでください…」
kn「はいはい…」
珍しく甘えるしょっぴに驚きながら姫抱きをして俺の寝室まで運ぶ。ぼふっと寝室のベッドに寝かせると、じたばたとはしゃぐ
sy「んわぁ…!!なんやこのベッドふっかふかやぁ…気持ちぃ〜…」
次第に声が小さくなると小さな寝息を立てて寝始めた。何となく、その顔を観察してみる。まつ毛も長いし肌も白い…おまけにくっきりとした二重幅が見える。
その白くて透明な肌にそっと手を添える
kn「きれー…」
酔っていた勢いなのか、この顔を見て思ったのか、顔をゆっくりちかづけて唇を重ねる。
…まあ、起きるわけないか。
寝たい気持ちをぐっと抑えてリビングの机にちらかった酒缶やツマミを片付ける。
食器を洗うとしょっぴが寝ている寝室へ向かってやっと眠りにつく。
3:52
…眠りについたのはもう四時近くで朝になりかけていた。明日が休みでよかった、隣で寝ているしょっぴの横で俺も横になって寝る
…
syp「…んぁ…??」
目が覚めると知らない天井が見えて一瞬戸惑う。昨日の出来事を思い出そうとするが
どうも頭が痛くて考える気になれない。ふと横を見るとコネシマ先輩が小さないびきをかいて寝ていた。…あぁ、昨日宅飲みして酔ってそのまま寝かせられたんか。何となくこの状況を察する。ポケットに入っていたスマホで時間を見るともう昼過ぎ
…コネシマさん起こすかぁ。
sy「コネシマさーん…もうお昼ですよ」
優しく肩を揺すって起こす
kn「んん…」
ぱち、と目を開くと俺の方を見た。
kn「ぁ、ああしょっぴくんおはよ…二日酔いしとらんか?俺頭痛くて仕方ないんやけど」
sy「俺もまぁちょっとだけ」
kn「じゃあもう今日は寝よや」
寝起きと二日酔いで頭が回ってなかったのか上半身を起こしていた俺の身体をそっと自分の胸に埋め込むようにして寝る
sy「ぇ、あのコネシマさ…///」
kn「俺抱き枕ないと安心して寝れへんねん、ちょっと抱き締めさせてや…」
そう言ってまたいびきをかいて寝始める
ま、まあ…俺も抱き枕ないと寝れへんし…ちょうどええか…
これ以上考えてしまっては頭痛がもっと酷くなると思ってこの状況を無理やり飲み込ませた。そしてそっとコネシマさんを抱きしめて寝た。
…
sy「…ん」
次に起きた時にはすっかり夕方になっていてコネシマさんは既に起きてリビングに来ていたようだ。
sy「おはよぉございます」
kn「お、起きたか」
キッチンからひょこっと俺の顔を除く
sy「…何作ってるんすか」
kn「夕飯!しょっぴくん食べて帰りや」
sy「…じゃあお言葉に甘えて」
ダラダラ書きました😗
他の作品も今書いてる途中だから首長くして待ってください‼️変なとこできる‼️‼️‼️‼️‼️
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