テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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もう一度チャンスが降りてくるなら君と最後のキスを

第1話 - 🍣🐤♀

232

2025年01月18日

#🍣🐤♀好きのゲストｻﾝ

#しむちゃんこれ見て

#irxs

#桃赤

ゲストさん

しむねｻﾏのコンテスト参加します😖♡

お前好き部門です‼️👀💞

友情部門も描きたいところです✏💭

では、すたーと😽♡

もう一度チャンスが降りてくるなら君と最後のキスを

赤♀「…ないくん！」

桃「……りうら…？！」

季節は冬

冬といえばカップルの季節と言っても過言ではないくらい街はカップルで溢れかえってる

そんな中の1人がりうらたちだ

赤♀「今日クリスマスじゃん…やっぱ会いたいなー…って…。」

桃「……んふっwそーかー…わざわざこっちまで来てくれたの？」

りうらたちはもともといわゆる遠距離恋愛をしていた

りうらは東京で過ごしていてないくんは地方の方で過ごしてる

赤♀「迷惑だった…？」

桃「いや別に…大丈夫っ！」

赤♀「そか、ねえ部屋に上がってもいい？」

桃「……散らかってるしまた今度じゃだめ？」

桃「今から泊まれるホテルとか探すよ。」

赤♀「……じゃあお願いする」

やっぱり遠距離恋愛だと心の距離も離れていっちゃうんだろうな

なんて考えながら一生懸命スマホとにらめっこをしている彼の姿を見つめる

でもこうやってりうらに尽くしてくれる彼が1番大好きだ

桃「…！」

桃「見つかったよ、結構おっきめの部屋になりそう！」

赤♀「じゃあ向かう？」

桃「そうしよ~♪」

いつか終わりが来るのは知っている

遠距離恋愛なんて尚更だったら今ある幸せな時間を名一杯噛みしめることにしよう

赤♀「…うん、広い♪」

桃「スイートルームとかじゃないのにすんごいね…w」

赤♀「クリスマスだから家で過ごしたい！っていう人が多いのかな…？」

桃「確かに…w」

なんて他愛もない会話をしている間にあっという間に数時間と時が過ぎていった

その数時間は一瞬で全部が笑いに満ちていた

赤♀「…そろそろりうら帰らないとだめかも…w」

赤♀「仕事もあるっちゃあるし。」

桃「仕事あるのに来たの？！w」

赤♀「んまぁ…年末のために働かないといけないのよ…w」

桃「ひぇ……」

彼の仕事は在宅のため会社に出勤することがすごいことのように捉えているらしい

在宅だと年末も働かされるから絶対にないくんのほうが大変そうなのに…

と考えたことは何回あるのだろうか…笑

桃「じゃ、…ばいばい！」

赤♀「うん！またね~！！」

と言ってお別れにした

りうらが「またね」と言ったときに彼の顔が曇ったのはなぜだろうか

なぜかわからないままりうらは新幹線に乗り込んだ

次の日いつも通り出勤し、pcをいじりこく1日

赤♀「……」

しばらく休憩してるとスマホから一通の通知が届いた

どうやらないくんのようだ

＿＿＿

りうらさんへ

いつもないこがお世話になっております。

ないこの妹〇〇です。

突然ですがりうらさんにはこちらに来てもらえると嬉しいです。

事情等全ていらっしゃってからお話いたします。

赤♀「……妹さん…かぁ…」

赤♀「……有給取るか。」

＿別日＿

新幹線に乗り込みないくんの家の方へと向かう

硬い文章で送られてきたそのメッセージ一点を見つめながら何があったのか考えてみる

どうも妹さんからメッセージが送られてきたことが不思議でずっと考えた

考えている間も新幹線に乗ったときの心のざわつきは落ち着きを見せなかった

彼の家へ着くとそこには黒服の人たち、警察がたくさん集まっていた

その光景を見た時1つの嫌な予感がピンッと頭に遮った

赤♀「まさ…か…ｯ！」

急いで彼の家へ入り込む

周りの大人から何を言われようと無視して。

「…！」

「りうらさんですか…？」

赤♀「は…い……。」

「来てくれてありがとうございます。」

「……要件ですが…。」

妹さんから話された内容はこうだ

ないくんはストレスを抱えODをしていた

それに体が耐えられず薬で亡くなってしまった。

赤♀「………」

「葬式の日程ですが〜〜〜」

赤♀「はい。…はい…はいｯ…。」

声が震えるのが自分でもわかる

世の中全部を知った感情に追い込まれる

大切な人が亡くなったって考えると胸が締め付けられて逃げ出したくなる

「……本当にごめんなさい。」

赤♀「…妹さんは謝ることないですよ。」

赤♀「それに、……ｯ…」

続きを言おうとすると口が固まる

ないくんが居なくなってしまったことがまだ実感湧かない…

いや、実感したくなくて喋りたくないってなる

「……？」

赤♀「ないくん…は…自分のやるべきことは…成したと思いますよ((ﾆｺｯ…」

「……ｯ…本当にありがとうございました…ｯｯ…」

もうやだなぁ…妹さんが泣いちゃったら泣いてないりうらが大切じゃないみたいじゃん

なんで…泣けないんだろうなぁ…。

葬儀の日当日

あの日からはずっと気持ちが暗いまま

今日を最後に目を開くことのなくなったないくんを見てお別れとする

自分の番が来た

最期に挨拶を交わさないとってわかってる

平常心を保とうとずっと誓ってきた

なのにいざ目の当たりにすると頭が狂いそうになる

赤♀「ねぇ…ないくん…。」

赤♀「どうして…？どうしてなの…？なんで…」

赤♀「……………ありがとう、ないくんの分も生きるからね。」

赤♀「ギネス記録更新しちゃうくらい長生きしてやるもんね。」

赤♀「愛してるよ…ないくん。」

と言って自分の番は終わった

短かったけどそれで十分だった

でもまだ話したいことはあった

みたいな矛盾する考えばかりが浮かび上がってきた

でも今は葬儀に集中しよう

お別れ、ありがとうっていうことを全部伝えるんだ

葬儀も終わり家に帰った

そうすると葬儀のために準備してた疲れがぶわぁっと体に押し寄せてくる

それと同時に込み上げてくるものがあった

赤♀「……なんでぇｯｯ……泣」

赤♀「なんで居なくなっちゃうの…ｯｯ？泣」

赤♀「まだいっしょに居たかったのにｯｯ……””泣」

ここ数日流れなかった涙が全部流れてきて

でも辛くないもう最後の段階の涙

赤♀「ぅうｯ”…も…ｯ”泣…やだよぉ…ｯ”泣」

しばらく泣いた

おそらく明日は頭はガンガンに痛んで目はぷっくり腫れ上がるだろう

それくらい泣いた

そうしたらどこからか優しくて落ち着く男性の声が聞こえた

その声は聞いた瞬間今1番聞きたかった声の主だったこともわかった

赤♀「ない…くんｯ…”泣」

桃「……りうら。」

赤♀「……もう…ｯ泣…勝手に逝かないでよｯｯ…”泣」

桃「……うん、ごめんね。」

赤♀「…戻ってきてよぉｯｯ…”泣」

桃「……あははー…w」

赤♀「……好き…ｯ”泣…好きらよ…ｯｯ”泣」

桃「俺は愛してるよ。」

赤♀「……んｯ…((ｸﾞｽｯ…」

桃「りうら、こっち見て？」

赤♀「なぁに……？」

そう言って彼の声を頼りに彼の方へ向く

しばらくしたら口の中が甘くとろけるような感覚に浸った

赤♀「っ…！」

桃「んふ…♪」

桃「俺からの最期のキス♪」

赤♀「……ぅあ…ｯｯ”泣」

そう言われるとやはりまた込み上げてくるものがたくさんある

そしてまた号泣

桃「も~…w泣き虫だなぁ…w」

赤♀「……だって…ｯ”泣…だってぇ…ｯｯ！泣」

桃「……ごめんね、勝手に居なくなって。」

桃「俺、ずぅっと見守ってるから。」

桃「まだ、こっち来ちゃだめだよ？」

赤♀「わかった…わかったｯ”！泣」

桃「……じゃあ、また100年後？笑」

赤♀「……ばーか122歳も生きられないよ…w」

桃「ギネス更新するって言ったのは誰だよ…w」

赤♀「……まぁ…それくらいの勢いで生きる…」

桃「うん。そうしてくれると嬉しい。」

赤♀「………じゃあ、さようなら」

桃「…………またね。」

そう言って彼の声は聞こえなくなった

end

わーﾀﾋネタすみませんんん😭😭

とてつもなくﾀﾋネタが好きなんですよゲストさんは‼️👀 ⬅️

しむねｻﾏに気に入ってもらえますように！🤗🌟

この作品はいかがでしたか？

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9件

待って私もﾀﾋネタ大好きなんですよ😭❤️ 天国にいる彼の声が聞こえるってもうほんとに神です🥲💖

ちょっと、まって… ゲストちゃん天才…😭✨ がち、感動した…✨😭 紫夢音様に、届きますように！！

ゲストさん

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