コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『一章 終わりの始まり』裁判再会
円「氷見かりんと一緒にいたって本当ですの?」
火「…本当だよ。だけど…」
薬「…そういえば、話は変わるけど」
薬「あの打撲跡、プロレス技じゃない?」
柳「え?」
薬「ほら、体についてた無数の傷。あんな風に傷をつけられるのって…」
薬「超高校級のプロレスラーにしか、できないんじゃない?」
火「そんなの…無茶苦茶すぎんだろ!あたしを犯人にしたくてやった可能性も…!」
弓「…確かに、あからさま過ぎるよな」
星「そーだよ!まだ決めつけるには…!」
薬「でも、咄嗟の判断だったらこんなミスをする可能性だってあるじゃない。…被害者と争ったとか」
火「…!」
剣「…たしか、争った跡があったんだよね。パーティーホールに」
円「えぇ、私が見たのですから確実ですわ。」
薬「ほら、打撲跡とアリバイがないこと、もう確実じゃない?」
荒「…本当にほむらが?」
火「でも…」
柳「火ノ川」
火「…」
天「まぁ、もう投票でいいんじゃないか?どーせコイツだろうし」
柳「…」
舞「でも…一応点字についても確認しなくていいんですか?」
天「はぁ?今更点字?」
舞「…点字が読めたら決定打になりますし」
チ「確かに、そうですね。」
柳「確かにな…」
天「まず読めたとしても覚えてねーよ。そんなん」
蛇「…すいません。俺もそんなに覚えてなくって」
飯「…チハヤは覚えてたりしない?その…点字のこと」
チ「データとしては残ってますが」
剣「は?」
円「…言い出すのが遅いですわ」
弓「まぁまぁ、覚えてるだけですごいし…」
天「早くデータ見せろよ。読めるかもだろ」
チ「わかりました」
チハヤのパソコン一面に事件現場にあった点字が映し出された
星「うーん…読めない」
蛇「…」
柳「…読めないな」
薬「私もさっぱり」
火「…」
天「なぁ、AI。なんか解読とかできないの?」
チ「…わかりませんがやってみます。後、俺の名前ぐらいは覚えてください」
天「はいはい」
弓「いくらなんでも使い勝手が良すぎて…」
剣「なんで最初からこうしなかったの?」
円「きっと処理落ちするからですわ。こんな小さなパソコンに入るわけないじゃない」
柳「辛辣だな…」
荒「解読できたか?」
チ「…できました。」
火「!?」
チ「…ほむら。と出ました」
荒「…」
薬「あーあ、もう決まっちゃった。」
火「違うっ!これは正当防衛で…!」
天「はいはい、そういうのは投票の後にしようか」
星「話ぐらい聞いてあげたって…」
剣「モノクマ、投票タイムにして」
火「お願い…!待ってくれ…!」
柳「…火ノ川」
モノクマ「はーい!どきどきの投票タイムでーす!お手元の投票ボタンでクロを選択してください!」
火ノ川の叫びは虚しく、投票タイムになってしまった。
【投票終了】
モノクマ「投票結果が出たようですね!」
モノクマ「結果は、火ノ川ほむらさんに12票で決定!」
裁判終了