コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ほぼ強制と言ってもいい告白から数日……私は今大変困っております
ホークス)凛さん凛さん!一緒に僕とデートしましょ?
相澤)ダメに決まってるだろ、今日も書類の片付けを……
休むところが無くなりました
教室に行けば囲まれ職員室でも囲まれ…私の唯一の癒しである図書室もどこぞの誰かさんが時間の把握をしやがり時間をずらしても直ぐに対応してきやがる…ある意味天才だわある意味天才だけど正直困りますね
凛)……あーもう!凛ちゃん忙しいの!ホークスはひとりで行け!私はまだ片付いてない仕事やらなきゃ行けないの!
ホークス)デートぉ……
凛)しょげないでよォー!なんかゴメンじゃん!
こいつら付き合った途端一気にベタベタに甘えてくるんよね、なんつーか…すげぇなぁとしか……
ホークス)んで、デートは?
凛)あ、相澤くーん…
相澤)そんな助けを求めるような目で見られても……
凛)ミッドちゃーん…
ミッドナイト)ホークスさんはイケメンだし有能だし放ったらかしにしてたら取られるわよ?
凛)(〃⧿⤚⧿))ムッ
ホークス)おやおや?ヤキモチですかい?
凛)んなわけないでしょ、お前らのわがままに付き合ってこういう関係になっただけだし
ホークス)この人もしかして氷河期の真っ最中に産まれました?
凛)私の対応が冷たくて悪かったですね!( ⸝⸝-𐃷-)ヘ゛-
ホークス)……可愛い……
凛)……(もうこいつは何をどうしても治らない馬鹿だと私は学びました!というか学ばさせて頂きました!んだよコイツ!)
相澤)呆れてるな
凛)当たり前だろ、取り敢えずほれ仕事行ってこい
ホークス)報酬……
凛)デートの次は報酬かよ!菓子買っといてやるから…
ホークス)チューは?
凛)せめて私がちゃんと惚れてからにしろよ…
ホークス)(・ε・`)チェッじゃあアーンで妥協します
凛)……そうかそうかあーんで妥協してくれるのか💢(こいつ帰ってきたらハバネロ放り込んでやろ💢)
ホークス)行ってきマース!
ホークス退場
静かが一時的に訪れた……とても平和です
相澤は変に手を出して来ないからな(まぁ多分察してくれているのでしょうね、いやぁ感謝感謝)
凛)はぁ”〜…疲れた……(ホークスが居るだけでなんでこんな疲れなきゃ行けないの…)
書類を片付けたあと私は図書室の鍵を持って図書室にいそいそと向かった
図書室
凛)ん”〜…(疲れた…図書室はいい匂いすんなぁ……)
木で作られた棚…木で作られた床……木の匂いでいっぱいで机に突っ伏し暫く目を瞑って大人しくしていると完全に寝落ち
まぁ、午後からの授業は無いから別にいいけど
おかげで爆睡させてもらいました
自分の部屋は木だけで作られてるわけじゃないから落ち着かないんだよなぁ…木の椅子とか机…木の床に木の棚……全部木で作られている部屋が私は欲しいです…
数時間後
凛)ん”…ふわぁ〜……
次に起きたのは空がすっかりオレンジ色に染まっていた
凛)ん”……(どれくらい寝てたんだ…?)
目を擦って体を起こすと何故か轟くんが机を挟み反対側で寝ていた
凛)…起きろ〜……
轟くんの体を揺さぶると結構直ぐに轟くんは起きた
轟)ん”…おはようございます……
凛)おはよ…
なんでいるのか…と聞きたかったがまぁ、気にせず時計を見ると既に5時半だった
凛)んぅ”〜……轟君はもう帰りな?
轟くんは少し嫌そうな顔をして「嫌です」と言われたがこっちだって勘弁である
だがこのまま帰れと言ってもどうせ嫌と言われるのがオチなので「分かった…寮まで送ってやるから……」と言うと少し目をキラキラとさせながら私の手を掴んで図書室から飛び出した
帰りの支度をしたあと私と轟くんは生徒の寮に向かった
凛)寝起きに散歩しても悪くないな〜夜の散歩も悪くないけど
轟)でも少し前に天喰先輩から怒られてましたよね
凛)ウグッ…ま、まぁ……
目を逸らして呑気に寮への道を歩いていると突然手を握られ驚いて左側を見ると轟くんが知らん振りしていた
ちょっと顔赤くなっていたけど
凛)(まぁ…いいか……好きにしておこ笑)