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寮の玄関
凛)ほら着いたよ、私ももう帰るから
握られた手を少し振り払い帰ろうとしたら轟くんに服を掴まれ「ん〜?」と聞くと轟くんは少し黙ったあと「お、おやすみなさい…」と言ってから寮に引きこもった
凛)??(何がしたかったんだあの子)
まぁいいやと思い歩き始めると突然寮の方から声が聞こえた
上鳴)凛先生〜!!!!
凛)ビクッ
大きな声で私の名前を呼ばれ後ろを見ると上鳴君が窓から身を乗り出して手をブンブンと振っていた
凛)あ、あはは…笑
軽く手を振り返してあげると上鳴くんの隣から尾白君がひょこっと顔を出して「おやすみなさいです!」と声を掛けてくれた
凛)〜〜♥(やっば息子ができた気分だわ)
息子ができた気分…息子と付き合っている(?)
いやいや、気分的に息子がってだからね?マジの息子と付き合うわけねぇだろ、まずそうならないように人間作られてるから
全く舐めないで欲しいわ
凛)…しっぽ動いてるな……(まぁいいか)
ヒール特有のコツッコツッとした音を立てながら私は自分の部屋と言うなの学校に向かった
学校
凛)さっむ…
学校に戻ってくるなり職員室に直行しココアを入れ椅子に座り縮こまりココアを飲み始めた
凛)はぁ〜…
職員室には私しか居らず凄い静かなのを改めて認識した(?)
凛)……(すげぇ静か…誰も居ないのがこんなにも静かなのか…)
ココアをのみ終わったあとコップを洗い自分の部屋に向かいお風呂に入ったあと私は液体みたいに溶けて寝た
翌朝
凛)ふわぁ〜…ん”ん”……(よく寝たぁ…)
目を覚ますためにお風呂に入りついでに着替えご飯を食べてからのんびりスマホタイム
スマホをいじり倒し気付けば職員室に向かう時間になっていた
凛)もう時間かぁ…
チャイナドレスの上に軽く上着をはおり部屋の扉を閉め鍵を掛けて目の前の階段を上り上に進む
職員室
凛)おはざまーす
挨拶をしながら職員室に入ると何故か教師の皆さんが電話対応をしていた
凛)??なになに?
オールマイト)!!凛さん!
凛)え、なになに…
オールマイト)ヴィランが凛さんを出せって電話かけて来たりして…一般人もそれに感化されて凛さんを出せって文句言ってるんです
凛)へぁ!?しゃーねぇなぁ
オールマイトから何処にいるのか聞くと中々な距離に居るらしく渋々ゲートを開きくぐってヴィランが居る場所に向かった
ちなみに、プロやヒーロー達は全員待機
まぁ、巻き込みたくないからね待ってもらいます
凛)っと…ここか
弔)お、やっと来てくれた
凛)んね〜…お前なの?
帽子を外し羽織っていた上着を脱ぎ「なんの用なの」と聞くと相も変わらず私を攫いに来たとのこと
凛)しつけぇなぁ…
弔)来てくれる迄何回も来させてもらうからよ
凛)いやウザァ…
指を鳴らし魔法陣を現しヴィランの足元に貼り付け拘束
凛)ねぇ弔〜なんであたしを捕まえようとすんの?
弔達に近づくと噛み付いて来ようとしたがパチンとまた指を鳴らし猿轡を口に着けてやった
凛)騒がないでよ、つーか、私がお前らを殺さないのは生徒とプロたちの教育の為だよ、私を呼び出してとっ捕まえる為じゃねぇんだよ
目を細めにこぉっと殺意の籠った笑みを見せると凄い縮こまった
凛)次からは私を呼び出すな
ヒミコ)わ、私たちは貴方が欲しいのです!そんじょそこらのヒーローなんて要らないんですよ!
凛)……ならこう言った方がいい?【私から見ればあなた達は強化クエストのただのザコモンスターでヒーロー達はゲームキャラクター】って
パッと扇子を取りだし畳んだまま口に当て「雑魚は雑魚らしく倒されておくたばり下さいませ?」と笑って言うとヒミコは噛み付くのをやめて大人しくなった
凛)ったく、私だって好きで生かしてる訳じゃないんだよ、雑魚が嫌いってわけじゃねぇよ?でもさ、弱いやつを強化しなきゃ使えないのはこの世の中の鉄則だろ?んでなんならゲームの鉄則でもあるだろ?いきなり雑魚がラスボスに挑んだって…ねぇ?笑
ヒミコ)う”〜……
凛)オールフォーワンにまともに鍛えられず自分の個性が強いと過信し自分の個性がどこまでできるか知らない人達に凄まれたってねぇ?
散々煽ったあとは皆さんをお家に返してアイツらが置き土産と言わんばかりに壊していった建物を修復し上着と帽子を回収して私も学校へ戻った