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『 人生に幕を 』

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『 人生に幕を 』

1 - 『 人生に幕を 』

♥

1,425

2023年09月11日

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注意事項

・この作品はwrwrd様の二次創作です。

・本人様とは関係ありません。

・検索避けに協力してください。

・ciくん病み表現があります。

わんくっしょん




























────────────

もう、全部が嫌で。


もう、こんな人生が辛くて。


もう、消えちゃいたくて。




俺は、そう思いながら、敵陣へと突っ込んだ。

1人で。

持っているのは、銃だけ。


予想通り、一気に襲われる。



これで死ねる…と、心の片隅でそう思う。


もういいかなと、銃を手から落とした。



俺、もう頑張ったし。












頑張ったのに…。



俺は、生きているようだ。

今は、病室かどこかのベッドで、包帯ぐるぐる

状態のまま、寝かされている。


せっかく解放されたと思ったのに。



俺は、意地悪…いや、虐めを受けている。

俺自身が弱いことは俺が1番分かっている。


殴るのは日常茶飯事。

そのせいで、傷だらけだわ、吐くのが癖だわ、

自傷癖になるわで、最悪だよ。


幹部の人達は、知らないと思うけど。


もう、そのまま前の戦争でちゃちゃっと、

消えちゃうつもりだったし。


それで、俺はばいばいって…。



なのに。


助けられちゃった。




情けないよ、俺。










数ヶ月経って、怪我がだいぶ治ってきた。

shp達が、よく迎えに来てくれた。



でも、皆いつもとは違った。


どこだか、嘘をついているような顔して、

俺と話すから。


少し、嫌な予感はしてたよ。





完全復活した俺は、shpにこの事を話そうと決めた。

この事は勿論、虐めの事だ。



俺の部屋にshpを呼び出し、待つ。









shpは、少し怒ったような顔で俺の部屋に

入ってきた。


俺の前でピタッと止まることなく、

ズカズカと前に進んでいく。



そのまま、流れるように、俺の服を掴んで、

壁に叩きつけられた。




俺の話、聞いてよ。















───────────

上から、凄い音がした。

再現すれば、“ど”か”ッッッ” って感じ。


上には、ciと、shpが居るはずだ。



何があったのだろうと、皆足を急がせている。


ciに関しては、あいつ病み上がりだし。




でも、皆はciに言いたいこともあった。

だから、ちょうど良いと思った。




ciはこの前の戦争で、ほぼ丸腰の状態で

敵陣へと突っ込んだ。

あれは、自殺行為と言っても、いい行為だ。


皆、その行動に怒っていた。


ciは才能だってあるし、日々の癒しみたいなものだから、居なくなっては悲しいと。







ciの部屋の扉を開けると、


壁に押し付けられたciと、怒りの表情を浮かべたshpがいた。



ut「shp、落ち着こうな、」

ゆっくりと肩に手をかける。


shp「…落ち着けるわけないじゃないすか」



shp「こんな馬鹿がッ…許せないッ、!!!」

shpは、手を上げて振り下ろした。

ciを叩くつもりだろうか。


ciはビクッと震え、目を閉じた。



tn「なあ、それはちゃうよ、」

tnは、そっとshpを止めた。



shp「はぁ…じゃあどうしろ言うんすか」

ci「ま、前の戦争の事で、怒ってるの、?」

shp「当たり前やろッ!!」

shpはciを怒鳴りつける。


でも、shpの行動も悪くは無いと思う。


だって、親友とも言える人が、

死ぬ直前だったんだから。



ci「ち、ちがッ…」

shp「違うって何がや!!もう信用ならんわッ、」


shpは勢い良く、ciから手を離した。


ciはへたんっと座り込んだ。



そして、どんどんと涙が溢れ出ていた。



ci「ひぐッ…う”ぁぁぁッッッ、、(( ポロポロッ」


shp「泣きたいのはこっちやぞッ…(( ポロポロッ」



kn「…なぁ、確かに怒りたいのは分かるけど、もうやめとこうや?」

zm「ci、話はいくらでも聞いたる」


knは、そっとshpの手を引きながら、部屋を

出ていった。


shpも泣いていた。





ci「ふ”ッ…ぁ”、、ぁぁぁッ (( ポロポロッ」

ciは、ずっと泣いている。


ut「大丈夫やぞ、ほら、」

俺はciの背中をさすった。

背中からとても分かるほどの震えだった。


sho「…shpもな、それだけ心配してたんや」

em「…勿論、私達もです」



ciはなぜだか首を振っている。


ci「ちがッ…ちがぅの”ッ、、(( ポロポロッ」


ut「どうした、何が違うんや?」




ciは、ゆっくりと口を開いてこう伝えた。



ci「た”すッ…けて、ほし、かっ…」




ciは、ぱたんと俺にもたれかかって倒れた。


ut「…ci、!?」


急いで、起こし、声をかけたが、

意識を失っているようだ。


泣き疲れてしまったのだろうか。



sho「…助けて欲しい…、??」


em「…それは、どういう、」




ut「…ci、、お前に何が起きてるんや」



俺たちには、まだ分からない。















───────────

俺は、shpに助けを求めたかった。


なのに。


話を聞いてもくれないし、なんなら怒られるし。




俺…、なんなんだよ、笑


まあ、心配して怒ってるんだよね、分かるよ。


でも、違うの。




俺は、心配させたくてああした訳でもないし、

怒られるために今日呼び出した訳でもない。



きっと、俺に何が起きてるのかなんて

お前らは知らないんだろうな。





俺、せめて生きてたなら、

頑張ったねって…褒めてもらいたかったよ。





こんなんじゃ、生きてる心地もしない。






泣きたくないのに、涙があふれる。



誰もいない部屋で1人。



きっと、気を利かせて、俺を1人にしてくれてるんだろうか。




逆効果だよ、今の俺には。





お前らが居ないと…俺は。




窓を開けて、外を眺める。


暗いが、目を凝らせば遠くまで見える。



空は雲ひとつもないが、夜のため暗い。




窓から足を出す。


風が、俺の足を押す。

プラプラと足が揺れて、力が抜ける。


窓の縁に手をかける。





ci「……、気づけよ、ばーか、」





それだけ呟いた。





そのあとは知らない。


















ただ、頬に冷たい何かが落ちたのを、

俺は覚えているよ。


誰かが、俺の手を握って、なんか言ってた。





俺は幕を閉じたんだ。

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コメント

4

ユーザー

周りが、、、すごいことになってる

ユーザー

いやもう大好きです🫶🫶🫶 みんなから愛されてたねciくん😭💕 まじでなんか神すぎてすごいです

ユーザー

いややっばいよ。これもう小説出版するレベルやろ。怖いよ語彙力がレベチすぎるて 大好き。愛してる。

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