コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
5年前、世界を瞬く間に壊滅まで追い込んだ「第一次惑星間大戦」が終戦を迎えた。この戦争により、人類は敵性惑星B-346が送り込んだ新戦力「ドール」の持つ圧倒的戦力に戦慄し、世界は敵性惑星との戦争への対策として修好同盟を結び、ある兵器を開発した。それは汎用人型兵器「アクター」である。
アクターとは:修好同盟がAC2150年に立案した計画「プロジェクト・アクトレス」にもとづいて開発された対ドール専用汎用人型兵器である。アクターは主に2つのフレームのタイプに分けられており、陸戦特化型のワイルドフレーム、空戦特化型のソニックフレームに分けられている。ソニックフレームは高速巡航形態、ワイルドフレームは車両形態への可変機構を備えている。しかし基本的にフレームの構造は酷似しているため、部品の交換も容易に行える。主に陸軍にはワイルドフレームが、空軍にはソニックフレームが配備されている。全高は約9mと比較的小柄である。アクターの操縦系統はワイルドフレーム、ソニックフレーム共に共通規格となっており、部品の交換が容易に行える。
パイロットはまずフレームの可変動作によって発生する強烈なショックに耐えるほどの肉体を持っていることが前提となっており、このショックに耐えられたものは、次に脳での情報処理を機体が半分出来るように脊髄に情報処理用コネクターを手術によって取り付ける。この手術でパイロットになれる毎年の候補160人のうちたった60名ほどしか慣れないと言われている。この手術を耐えることが出来れば、正式にアクターのパイロットとして各方面へと配備される。
ドールとは:敵性惑星B-346が送り込んだ人型兵器。未知のテクノロジーを使用しているため、現在でも人類軍の研究班が血眼になりつつ研究している。ドールは出現する際、上空にワープゲート「ホール」が発生する。これにより地球上の衛星軌道上にある防衛ライン「ゴリアテ」のレーダーに発見されずに地球を攻撃することが可能である。
防衛ライン「ゴリアテ」とは:第一次惑星間大戦が終戦した際、敵性惑星B-346の侵略による被害を最小限に抑えようという考えのもと生まれた破ることは理論上不可能な防衛ライン。しかしドールはホールを使って地球にワープをして攻撃を仕掛けるためこの防衛ラインは「形だけの鉄くず」や「無能」と揶揄される。