コメント
4件
どぅっはぁぁ!神すぎて発狂しそうです ci彡がsypくんに苦しみながらしがみついてるの想像したらたまんないですね
マジ好き!(*´ω`*) 続き楽しみです!
やっぱりこの作品最高過ぎです…!!!!もう大好きです…‼️✨✨
※学パロ
※キャラクター崩壊、捏造、解釈不一致
※嘔吐表現
※syp×ci
⚠️嘔吐
空は夕焼けだった。ほとんどの生徒が家路につき、校内に見られる人の数は少ない。
そんな中、別棟の廊下を渡る者など、俺を省いているはずも無かった。
学校に隣接された別棟。現在は少子化や過疎化により子供の数が少ないものの、昔もそうであったとは言い難い。現在はあの校舎だけで足りるようだが、昔はそうでなかったのだろう。今も高頻度で使われているというわけではないが、形として別棟という名の旧校舎は残っていた。
何か特別に劣ったようにも見えない、ただの一般的な木製の校舎。木製なせいか、所々ギシギシと音を立てる。俺の足音以外、それこそ風の音でさえ聞こえない空間。
俺は1つの教室の前に立ち、迷いも無く扉を開ける。教室の隅には窓の外をぼんやりと見つめる、男子生徒がいた。扉の開く音で、こちらを振り向く。
あちらこちらに跳ねる白髪、橙色の瞳に覆い被さるぐるぐる眼鏡。
syp「お待たせ、チーノ」
怯えたような、どこか気力のない笑みを浮かべるその男は、中学からの友達のチーノだった。
ci「うん、」
syp「待った?」
ci「全然」
俺は鞄を置いて、チーノに近づいていく。
syp「座って、床」
何も言わずに座ったチーノの上に乗れば、橙色の瞳はこちらを朧げに見上げる。
可愛い、けど……
ci「……ぁう゛ッ!?」
チーノの腹部を、軽く押す。顔は一瞬で青くなって、瞳孔は小さく縮んで、口を手で抑える。上目遣いの瞳は、少しばかり滲んでいる。
ci「はっ、はっ、はっ、ショッ……ピっ、」
syp「んは、wかわええ、チーノ♡」
もっと強く、ぐりぐりとチーノの腹を押す。焦りの混じった顔は、更に青くなる。
ci「ゃ゛……ッッ、」
syp「大丈夫大丈夫、怖くない怖くない」
チーノは俺の袖を掴む。虚な瞳は、さらに歪みを見せる。
可愛い……可愛い、可愛い……ッ♡♡♡
ci「しょ゛……っ゛ぴ、ッ」
syp「ん、ええよ♡」
ci「げほっ……ゔえ゛ッ……んぅ゛ッッ……、」
ボタボタボタ、と。塩酸混じりの嘔吐物があたりに散らばる。
チーノはさっきから浅い呼吸を繰り返して、もう目は死んでいると言っても過言では無かった。だらだらと流れる汗を拭って、ぎゅっと抱きしめる。
syp「……かわええよ、チーノ♡」
余裕なさげなその顔は、俺だけを見つめていた。
……可愛い、
もっと、もっと、
苦しんで欲しいんやけどなぁ……♡
安心させるように抱きついて背中を撫でれば、弱い力で俺の背中を掴む。浅い呼吸音が耳元で響く。今にも死んでしまいそうな体温が服を伝って流れてくる。
その動きが、存在が、何よりも愛しくて、愛らしくて。
チャイムが1つ、鳴り響く。
俺は、背後で動いた影に気づくことはできなかった。
解釈一致あったらすみません
これくらいで発狂する方は逃げてください(?
閲覧ありがとうございましたー!